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中国のP2P金融が破綻に向かっている原因とは!?
今回の記事では、『経済の健康』につながるお話しをお届けいたします。
中国の P2P 金融が破滅に向かってるようです。P2P と聞くとどうしても意識が向いてしまいます今日この頃です。
P2P であることは、個人的には非常に良い結果を作り出すと考えてはいるのですが、現時点、中国においては P2P 金融は、より良い結果に繋がらなかったようです。
結果的には効率を重視し、人工知能とアルゴリズムを組み合わせただけで、貸し手と借り手を繋げていたことが原因ではないかなと感じました。
もちろん借り手については、ソーシャルメディアや電子商取引で活動履歴や購入履歴などを確認できますので、返済能力も比較的簡単に見極められたようです
しかしながら、本人の返済意思までは明確に予測することができませんでした。これは考えてみればその通りだなと思います。
なんと、中国の一部のサイトは氏名公表で返済を迫ったのですが、それが裏目に出てしまい借り手ではなく、貸し手が批判を浴びるという状況になったようです。
もう悲惨としか言いようがありません。
また、P2P 金融はデフォルト率が高いといわれており、結果的に高利貸しの状況になってしまうようです。例えば、期間3ヶ月で5000元(約78000円)を貸し付ける場合、採算を取るには年約100パーの利息が必要になるとのこと。
もう開いた口がふさがりません。
これは結果的に、借り手が3ヶ月後、元本に加えて約1250元の利子を払うことになります。
中国の多くの P2P 融資サイトが悪徳ネズミ講とほとんど変わらないものだったことを認めなければならなかったようです。その結果、大半が破綻してしまい投資家のお金と業界の信用を道連れにしてしまいました。
今後 P2P 融資というものは世界的に広がっていくのでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
ここには、AI やアルゴリズムなどが重要であり、効率的に事を運ぶ必要もありますが、これまでの状態では、より良い P2P 融資を構築することはできないでしょう。
しかし、私たちが知っているブロックチェーンとスマートコントラクトを既存のサービスに導入することで、今までと違う結果を生み出すことができるのではないでしょうか。
何事でもそうですが、素晴らしいシステムや記述が出てきたとしても、最終的にそれを使うのは我々、「人」です。
これは、普遍的な事なのですが、全てのシステムや技術は、「便利な道具」です。道具に使われるのではなく、上手く使いこなす術を学ぶことが、非常に重要なのだと感じます。
それでは本日も、誰かの為に、愛あふれる一日をお過ごしください。
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