NFTの購入前に学んでおきたい初心者基礎知識
今回のコラムでは、『経済の健康』につながるお話しをお届けいたします。
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昨年から今年にかけて、著名作家の作品がNFTのプラットフォームで販売されたりオークションが開催されています。
結果は皆さんもご存知の通り、数百万円～数十億円の値段で落札されています。
現在も、Opensea や Rarible など、歴史が浅い中でのNFTですが、この世界では有名なマーケットプレイスもあれば、次々と新しいNFTプロジェクトが立ち上がっている状況。
ちなみに、現時点におけるマーケットキャップに掲載されているNFTプロジェクトの数は300件以上ありました。
では、数多く存在するNFTプロジェクトですが、今後リリースされるプロジェクトは、全てにおいて投資対象となり私たちの有限である時間を費やすに値するものなのでしょうか。
答えは、、、CMの後で！
っという冗談はさておき。答えは、「それら全てが有力視されるプロジェクトではない」と言えます。
今年に入ってからのNFTの状況を見ていると、2017年に公開されていたICOに似た流行りを感じてしまいます。
あの頃のICOは、「このプロジェクトが実現すれば、素晴らしい環境が整って、世界がより良い方向に進む！」っと、どのICOを見てもワクワクしたものです。
結果として、リリースされたICOのほとんどが、最初からありもしないプロジェクトだったり、進めていたけれど続かず、発行したトークンが無価値となったプロジェクトなど、残ったのはごく僅かです。
しかしながら、その残ったプロジェクトが、これからの未来を担う存在であることには間違いありませんし、各国の法整備が進み、現段階では、2017年の様な状況は起きにくくなったと言えます。
ここで一つ、暗号通貨の本質を学んだ方ならば、持っていただきたい観点があります。
それは、「人間が想像した物事で実現できないのは、ダイムマシーンくらいなものだ」という観点です。
数多くの詐欺的なICOがリリースされたのですが、その内容に多くの方が期待し、より良い未来を想像したことは事実です。
よって、それらのICOの内容を「出来もしない内容だ」と記憶から消すのではなく、現在の問題、そして今後考えられる問題に対する解決策になるのではないかと言う観点で捉えてみると、数多くのヒントが得られるかもしれません。
「起きた出来事を変える事は出来ませんが、起きた出来事の捉え方を変える事は出来る」
この事を、忘れないようにしたいものです。
この様に、NFTにおいても現段階では、2017年と同様の流れが感じられますから、本物もあれば、多くの偽物もある事になります。
では、どうすればそれを見分ける事が出来るのでしょうか。
それは、暗号通貨システムの本質を学び、その学びを通してNFTの各プロジェクトを見る事です。情報収集を行い、その情報を精査できる人との繋がりを育むことも重要です。
NFTは、2017年ごろの暗号通貨の流行りとは違い、アーティストや芸能人なども発信しだしており、この流れはさらに多くの著名人を巻き込んでいく事でしょう。
そうなると何が起きるのか。
それは、暗号通貨システムの本質を分からない方々が、著名人の情報発信を鵜呑みにし、自分でも取り入れようとしてしまう事です。
しかも、多くの著名人が暗号通貨システムやNFTの本質を理解していないと考えた場合、一部の方を除き、間違った情報が浸透する可能性も考えられます。
しかしながら、NFTには大きな可能性がありますので、多くの方が暗号通貨の本質を学び、上手くご自身のビジネスやプライベートに取り入れ、活かして頂けたら嬉しいです。
それでは本日も、誰かの為に、愛あふれる一日をお過ごしください。
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