キャッシュレス決済アンケートの結果は?
今回の記事では、『経済の健康』につながるお話しをお届けいたします。
なぜキャッシュレスを活用しないのかというアンケートが目についたのですが、アンケートは「キャッシュレス決済を利用する時に感じる不便や懸念」についてという内容でした。
最も多かったのは、個人情報流出や不正利用などで、次に多かったのはお金を使い過ぎてしまうこと。3番目は紛失や盗難、4番目は利用できる範囲が分かりづらい、5番目はサービスが乱立分かりにくいという内容です。皆さんが選ぶとしたら、どの理由にあたるでしょうか。
このアンケートは消費者庁から出ているものとなります。
今回は、個人情報の流出という点が一番多いのですが、個人情報はすでに流出しているものだという大前提で私はネットやスマホのサービスを活用しているので、この点は皆さんがどう思うかだけだと思います。しかし、現実と認識には大分ずれが生じているのではないかと感じました。
お金を使いすぎてしまうというのは、物質としてのお金が減っているという事を実感しにくいので、意識していなければ使いすぎてしまうのでしょうね。
紛失盗難については、スマートフォンをなくした時ですね。これについては暗証番号やスマホのロック解除の設定をきちっとしていれば問題ないでしょう。利用できる範囲が分かりづらいという内容は、これも少し調べればわかることだと思います。
サービスが乱立し分かりにくい事については、キャッシュレスを使おうと思った時に迷ってしまう要素だなと感じます。私も数名から直接お話を聞いていますと、不正利用という点を気にしている方が多いなと感じてました。
2018年末の PayPay や2019年夏のセブンペイなどの不正利用ニュースから、そう感じる方は多くなったのだと思います。しかしながら、キャッシュレス決済は不正利用があったとしても、私たち自身に重大な過失がなければクレジットカードと同様に返金されます。
注意しなければならないのが、「重大な過失」という点です。
例えばスマートフォンを落としてしまい、暗証番号の設定や指紋認証などの設定をせずに使われてしまったりすると、これは返金の対象にならないことが考えられます。
また、クレジットカードなどは最近 IC チップが埋め込まれているため暗証番号4桁を押せばサインが不要なのですが、暗証番号を覚えるのが面倒だということで、カードの裏面に暗証番号を書く方がいるのだと、カード会社が発表していました。
これでは財布を落としてしまったり、カードを落とした時に全く意味がありませんね。
キャッシュレスも現金決済もケースバイケースですが、まずは食わず嫌いにならず新しいサービスを学び使ってみるということは、学習の一環にもなりますので、時間を作って何か一つ、キャッシュレスサービスを活用されてみてはいかがでしょうか。
それでは本日も、誰かの為に、愛あふれる一日をお過ごしください。
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