【ファンが作る】20-21シーズン インテル名鑑 シーズン決定版
こんにちは!TORAです🐯
セリエA20-21シーズン終了!
ということで、Twitterで企画させて頂きました
ファンが作るインテル名鑑-シーズン決定版-
が完成いたしました!
選手紹介文はライターさんを募りました。
・今回ご参加いただいたライターさん一覧(敬称略)
ゆり@interamala_juli
セルペンテ@interserpente
TATSUYA @tatsuya_inter
エト@LBEq2uCpCwvF9v2
くろ@retniblack
サッカー(特にインテル)の話@not_intel_inter
イデっち@TAKAYUKIIDE2
4号@int_jz
サネッティガオラー@sanety4gaoraer
風呂@bro_sio
通りすがりのインテリスタ
皆さまにはこの場をお借りして御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
名鑑のデザインは一部にカルト的な人気があった某カードゲーム風デザインを採用。
MVPなどのカテゴリーも設け、その決定にアンケートも実施させて頂きました。こちらは総勢134名のインテリスタの方にご回答頂きました!
ご協力、誠にありがとうございました!
では、名鑑をアンケート結果とともに見ていきましょう!
●MVP
ロメル・ルカク
ゴール数24+アシスト数11=35
リーグトップの値。今季セリエAで最も得点に直結したプレーが多かったということです。
フォワードとしてこれ以上の成果はないでしょう。
スクデットの原動力であったことは誰にも疑いようがありません。
セリエAオフィシャルMVPも受賞。
文字通り、”インテルの大エース”ですね!!!
・アンケート結果
個人的には「ルカクが9割(90%)くらい、票を集めそうだな!」と、勝手に予想していましたがバレッラを推す声も少なくなかったです。
とは言え、ルカクの受賞は良い意味で予定調和でしょう!ビッグ・ロム、おめでとう!
●BEST FORWARD
ラウタロ・マルティネス
17ゴール、6アシスト。ゴール、アシストともにキャリアハイ。
今シーズンは”10番”がさらに相応しいプレーヤーに成長しましたね。
それでいて敵陣(アタッキングサード)でのプレス回数がリーグ1位。
特にインテルの終盤は重心低めの5-3ブロック守備がウリでしたが、実は前からプレスも積極的でラウタロはシーズン通して、それを牽引してくれたことが分かります。
・アンケート結果
ⅰ)「MVPに選出した選手以外を選んでください」ルール
ⅱ)そのMVPはルカクが大本命
以上を鑑みれば、ここはラウタロ。妥当な結果でしょうね。
ただ、ルカクを推す声も多く、MVPの票と照らし合せると…計算が合わない気がしますがスルーしますw
●BEST CENTRAL MIDFIELDER
ニコロ・バレッラ
ブロゾヴィッチやエリクセンといった強力なライバルたちを抑えての栄冠。
19-20シーズンも素晴らしかったですが、20-21シーズンはさらにステージを上げましたね。
ルカク同様、その存在がチームパフォーマンスへの影響大。スペシャルなプレイヤーでした。
セリエAオフィシャルのベストMFも受賞。
ほんとにすごかった!!!(語彙力)
・アンケート結果
ここも大本命が波乱なく、って感じでしょうか。
出場機会が少なく、選択肢から外れてしまったセンシは当然かもですが、ヴィダルやガリアルディーニが一票も入っていないのは寂しい。
と言っても、僕もバレッラで即答でしたけどw
●BEST SIDE MIDFIELDER
アクラフ・ハキミ
今シーズン加入した超爆速WBが受賞。
データサイトFbrefによると、DF登録の選手でゴール数7+アシスト数8=15の値はキエーザに次ぐリーグ2位、という素晴らしい数字です(WBはDF/MF両面登録)。
・アンケート結果
投票数118、投票率88%が示すようにハキミの独壇場でした。
今シーズンの攻撃を象徴する右サイド。その絶対的なファーストチョイスですからね。当然でしょう。
この選手を手放さなくてはならない可能性が高いのは非常に残念です(6/5現在)。
●BEST DEFENDER
ミラン・シュクリニアル
”昨シーズン、コンテ監督の3バック適応に苦しんだ”インテルの壁”が見事に復活。
ボール保持時の動きが抜群に改善されると、得意の対人守備も復調した!という事象を見るに、サッカーというスポーツは攻撃、守備という片面だけを切り取れないこと。その当たり前を再認識させられます。
・アンケート結果
個人的にBEST DEFENDER枠が最も激戦区かな?と想定していましたが、蓋を開けてみたらシュクリニアルが圧勝。
とある媒体で「インテルの3CBは3人揃ってベスト。個ではなくユニットがベスト」みたいな文言を拝見しました。
非常に頷ける表現ですが、一方で、率直に言えば「上手く置きにいったな」という感想も抱きました。
バストーニもデ・フライも非常に良かったので、この3人から1人をチョイスするのが心苦しいのも分かりますが、フラットに見ればやっぱりシュクリニアルのパフォーマンスが頭抜けていたと、ぼくは思いますよ。
それはこのアンケート結果が後押しをしてくれるでしょう(傾向の話をしているので、デ・フライとバストーニに票を入れた方を否定しているわけではありません)。
他ならぬ”インテリスタの回答”なのですから。
スクデットを勝ち取ったリーグ最少失点チーム。
堅守を支え傑出したパフォーマンスだった3バック。さらにその中でも頭ひとつ抜き出ていたシュクリニアル。
なぜ今季のセリエAベストDFに選ばれないか、未だ心からの納得はできないですね。まぁ、大人の事情は分かっているつもりですが。
●IMPRESSIVE(印象的な活躍をした選手5選)
ⅰ)CRACK
クリスティアン・エリクセン
今シーズンのスクデットを語る上で彼の名前を挙げない訳にはいきませんね。
1年越しとなる冬の大補強!インテルを一段上のレベルに押し上げた超絶技巧派MFが堂々の選出。
・アンケート結果
エリクセンは2位バレッラと比べ、ダブルスコア以上の票を集めましたが、今までのアンケートと比べると票はバラけましたね。
ただ、僕はクラッキの定義付けをしなかったので、バラけるのは前提でした。そう考えるとエリクセンは票を集めたと考えます。
ⅱ)SURPRISE
マッテオ・ダルミアン
スターティング確立とはいきませんでしたが、左右WBに加え、HV(左右CB)も高いレベルでこなす超ポリバレント性。
チームの隙間をスッと埋めてくれる、パズルのピース感。
シーズン終盤の苦しいゲームでの決勝点。
ここ一番での勝負強さ。
今シーズンのベストサプライスに相応しいですね。
・アンケート結果
ここでもエリクセンが1位でしたが、CRACKカテゴリを優先したので2位のダルミアンを繰り上げにしました。
個人的に最も興味深い結果。
実は僕、この回答は自分の中ではペリシッチ一択だったんですよw
期待値と実パフォーマンスの差異が理由で、シーズン序盤に言及しましたが、僕は「ペリシッチはWGの選手で、コンテ監督のWB像を満たすことはできない」と自信たっぷりに思ってました。
なので、シーズン後半のフィットに関しては「見誤った!本当にごめんなさい!」でして。これが選出理由。
おそらく皆さんも期待値と実パフォーマンスが理由の選出と思いますが、僕はダルミアンは最初からやると思っていましたよ!
(ペリシッチを盛大に外したので、せめてここは強がらせてください)
ⅲ)YOUNG STAR
アレッサンドロ・バスト―ニ
昨シーズン、今シーズンとチームはリーグ最少失点だったわけですが、その最終ラインの一角に23歳の若きDFがポジションを確立しているって改めて凄いことですよね。
ドリブルでボールを運ぶスキルの高さは実際の試合を観ても伝わりますが、スタッツにもしっかり反映されていました。
・アンケート結果
ラウタロもハキミもこのカテゴリーに十分値しますが、察するに「彼らは他に収まるところ(THE BEST)があって、バストーニはここがジャスト!」って感じでしょうか。
63と過半数を超える票を獲得できませんでしたが、それでもバストーニが選ばれることは既定路線だったように感じます。
ⅳ)JOKER
アレクシス・サンチェス
1試合平均で見てみると実はバケモノみたいなスタッツをしているサンチェス。
ゴールに繋がったプレーの1試合平均数はなんと、リーグ1位。圧巻の数字です。
(ゴールやアシストだけでなく、”アシストのアシスト”的なプレーもカウントしたスタッツです)
ただ、スタッツ評価の観点では1試合平均スタッツは、累計スタッツ、そして実績(ゴールなど)に敵うものではありません。
まぁ当然ですね。試合により多く出場して、より多くの結果を残した選手の方が評価されます。
「とはいえ、見栄えはすごいよね!」ということでJOKERというカテゴリを設け、彼をピックしました。
という訳でこちらに関してはアンケート結果とは関係ありません。
Ⅴ)CRAZY
マルセロ・ブロゾヴィッチ
そのエピソードを挙げればキリがありませんが、今シーズンのハイライトはシーズン後半ローマ戦だったように思います。
4thユニフォーム似合いすぎ、タトゥー活用のゴールセレブレーション、とどめにショーツの間違い。
ブロゾ、試合に集中させてくれw
・アンケート結果
「誘導尋問だ!」
とツッコミを頂いた質問ですwww
実は誘導尋問ではなくて、この頃少し話題に挙がっていた
「実はデ・フライもヤバいんじゃない?」疑惑
を、みなさんはどう思ってるんだろう?と確認したかったんですよね。
結果はたったの8票(内、1票はぼく)でしたw
このカテゴリーの絶対的な存在であるブロゾヴィッチには到底敵いませんでしたねw
●BANDIERA(旗手、チームの顔)
サミル・ハンダノヴィッチ
所謂”暗黒期”から現在に至るまでゴールラインを守った、守り続けたキャプテンがついに念願のトロフィーを獲得。
これ以上の言葉は野暮でしょう。おめでとう!ありがとう!
・アンケート結果
みなさん、こちらが誘導尋問だったんです!!!!!
「BEST GOALKEEPERは実質一択だからカテゴリー作るのなんか変だな」
「けど、なんとかハンダノヴィッチはカテゴリー儲けたいな、所謂”レア”にしたいな」
と思って捻りだしたのがこの設問です。
ただこれは僕の表現が悪かったですねw反省しています。
今回の問い方だと、個のパフォーマンスや存在感=”チームの顔”として選ばれた感がありますね。
ということで、結果だけを切り取るとルカクが代表的な選手になりましたが、すでにMVPが決定しているし、なによりも僕がハンダノヴィッチにカテゴリーを設けたいので、異論認めずの決定にさせて頂きましたw
さて、ここまでで既に4000字を超えた分量ですw
以降はちょっと早足で駆けますね。
●FIRST TEAM(順不同)
ヨヌーツ・ラドゥ
実は写真がハンダノヴィッチと左右対称(風)なんです。こだわり。
ダニエレ・パデッリ
実は掲載をギリギリまで悩んだ選手。
と言うのも、本企画は最終節前から動いていたのでリストになかったことと、その最終節はセレモニーがメインでパデッリの写真が少なかったのが理由です。
結果、なんかスペシャルなデザインになってしまったw
ダニーロ・ダンブロージオ
彼の存在は本当”プランD”でしたよね。
ステファン・デ・フライ
カテゴリー入りさせてあげたかったけど、キャッチーかつ納得できる冠を見つけられなかった…。納得できないインテリスタの方いますよね。ごめんなさい。
アンドレア・ラノッキア
キャッチコピーが深い。
アレクサンダー・コラロフ
スタッツの傾向がバストーニに似ているというのは、面白い後押しスタッツだと思っています。
アシュリー・ヤング
キャッチコピー、すき。
イヴァン・ペリシッチ
ホントすみませんでした!!!
あと、奥様は学生時代の同級生って知らなかったw
ステファノ・センシ
どうしても諦められない選手。
アルトゥーロ・ヴィダル
これが最もWCCF感あると思います(WCCFって言ってもうた)。
ロベルト・ガリアルディーニ
ちなみにデ・フライも実際に会ってみてシャイボーイ感ありました。
マティアス・ヴェシーノ
スタッツ、20-21シーズンじゃないものを取り上げてすみません。どうしても紹介したかった。
アンドレア・ピナモンティ
ラドゥとピナモンティの執筆はセルペンテさんがいち早く名乗りを上げてくれたんですが、あえてここをチョイスするの凄すぎませんか?
●COACH
最後はコーチ陣。2人に絞りました。
6/5時点ですでに退任していますが、シーズン決定版、振り返りということで、改めて彼らの余韻に浸りましょう。
アントニオ・コンテ
退任が決まった後にこの素晴らしい文章を見ると、こみ上げるものがありますね。
クリスティアン・ステッリーニ
名鑑文?はSNSで流行ったネタですが、これは本当に秀逸。思いついた人は間違いなく天才ですね。
以上!
まさかのステッリーニさん締めですw
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来季21-22シーズンは異なる体制、異なるスカッドでたたかうインテル。
11年ぶりのスクデットを記録した20-21シーズンの思い出として、この名鑑がインテリスタ、他クラブのファンに心に残ってくれたなら、これ以上の嬉しさはありません。
改めまして、執筆にご協力いただいたライターさん、ありがとうございました!
みなさん、知識と文才に優れていて、ジェラシーじゃないリスペクトです!
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TORA🐯
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