黒い画面なしでRTMPサーバーを立ち上げられる「RtmpRelayer」というソフトが配信で便利
RtmpRelayerは本来は配信を複数プラットフォームへ転送するもの
RtmpRelayerは複数の配信サイトへ同時に配信をするためのソフトと説明されいています。
こちらのサイトでダウンロード方法や使い方が丁寧に説明されています。
RTMPサーバーとしても使えるRtmpRelayer
上記のサイトをよく読むと、RTMPサーバーとしての使い道も書かれています。
これまでRTMPサーバーを使うためには、パソコンやラズパイにnginxをインストールして、黒い画面をいじって起動の設定をして…というようなめんどくさい準備をしなければなりませんでした。初心者にはハードルが高いし、設定ミスも起こりそう。
しかしこのソフトを使えば、インストールをして起動して、URL設定を確認するだけ。
何のためにRTMPサーバーを建てたいのか
私はATEM mini Proを使って配信をすることが多いのですが、ATEM mini ProにはLANポートから直接配信する機能があります。USBでのパソコンへの取り込みとは別にプログラムの画面を出力したい場合、HDMI端子を使うことができます。しかしマルチビュー用にモニターを繋ぎたい場合、塞がってしまって困ります。そこでATEM mini Proの配信機能の出番です。
ATEM mini Pro(とルーター)、パソコンをLANケーブルで繋ぎ、ATEM Software Controlで配信先の設定をします。もしかしたら、この際にパソコン側でポート解放が必要かもしれません。
ここまでくればほぼ完成です。あとは同じネットワーク内にパソコンなどを繋ぎ、OBSやVLCで読み込めるようになります。スマホやタブレットのアプリでRTMP配信を視聴するアプリもあります。
OBSから外部モニターに出力すればHDMIに変換することも可能です。
注意点として、RTMP配信は数秒から30秒くらいの遅延が発生します。
まとめ
RTMPサーバーとしても使えるRtmpRelayerというソフトの紹介でした。個人的にGUIでサーバーを立ち上げられると、すばやく、設定ミスを減らせるのでとても重宝しています。
RTMPサーバーを立ち上げたい時にぜひ試してみてください。
ご覧いただきありがとうございます。まだ記事は少ないですが、サポート頂けましたらこれからの発信に役立てます。