2021.8.1 小さい頃から自分の好きなものを好きだと言えなかった
23歳 女性 アルバイト
「大学を卒業してから1年半くらいアルバイトをしています。昨日は9時半に起きて、午前中は掃除をしました。午後は資格の勉強。資格は、仕事で使うから。安易に取っておいた方がいいかなと思ったけど、あまりやりたくないです。好きじゃないことはできない。頑張ってやろうと思うことは、絵を描いたり文章を書いたりですかね。内容は・・・どんな文章ですかねえ。自分のことはそんなに考えたことがなかったです。たまに自分が何を考えているのか分からない。絵を描いたり文章を書いたりは、経済的に許せる状況があればずっとやっているかもしれないですね。文章は、電車の中でiPhoneに書いたりが一番多いかも。電車に乗っていると虚しくなるんです。ポジティブなこと(がきっかけ)であまりやろうとは思わないですね。
私はすごい嫉妬したりするんですよ。独占欲が強いんです。割とすぐ人を好きになってしまうから。男性とか女性とか関係なく、友達の友達に嫉妬したりします。
小さい頃から、自分の好きなものを好きって言えなかった。それはなんでだろう。自分以外の人のことがすごく強く見えるから。自分のことを言ってもどうにもならない、という諦め。わかりやすく言うと、裏切られるから期待はしない。予防的な意味で。割とトラウマがいっぱいある。思い出したりします。大学生くらいになると皆距離をはかるから傷つくことはなかったけど…。いじめられてたとかそういうのもあるし。
私、たぶん現実を見てないんですよ。
好きな映画は『エコール』と『ピクニック・アット・ハンギング・ロック』。両方とも結末が分からないで終わるんです。映像が綺麗。管理された場所や閉鎖された場所が好きなんですよ。自分がそこにいるのは嫌だけど。白い制服が好き。なんか、変態みたいですね。綺麗なものが好き。人が突然死を選んだり、話の最後に頭を撃ってしまうような作品に惹かれます。高校生の時はお小遣いを全部映画館と映画のレンタルに使ってました。映画のジャケットに惹かれて見たりして、その後雑誌を見だすようになってだんだん好みが絞られていきました。(サブスクと違って)レンタルも楽しいですよ。人気じゃない作品もあるから。」
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この記事はBE AT TOKYOのプロジェクト、【BE AT TOKYO DIARY】で制作しました。
※感染症等の対策を十分行った上で取材しています。