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関東の老舗インターが所属するKPASSって何?
こんにちは、インター受験カウンセラーの中島です。
突然ですが皆さんは、KPASSをご存じでしょうか。
KPASSとは
KPASSは、「Kanto Plain Association of Secondary Schools」の頭文字を取った名称で、直訳すると関東平野中等教育学校協会、となります。
簡単に言うと、関東の中高インターが所属する協会のようなものです。
KPASSに所属している学校は、
ASIJ、CAJ、ISSH、St Mary's、Kinnick、St Maur、Zama、Yokota、Seisen、YIS、BST、KIS
の12校です。(Kinnick、Zama、Yokotaは米軍基地内の学校です)
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KPASSに所属をしている学校の生徒は、生徒同士での交流が盛んにあり、非常に多くの教育機会に恵まれます。
逆に言うと、KPASSに所属していないインターと名乗る学校は、近年ビジネスの旨みを感じてこぞって作られたなんちゃってインターの可能性が高いです。
※なお、KPASSは中学・高校の団体なので、西町やTISなど高校がないインターは所属していません。
なぜ今回KPASSについて書こうかと思ったかというと、近年なんちゃってインターが驚くほど増え、「インターナショナルスクール」と書いてあればそれだけで良い学校と勘違いしていしまう人もいるので、本当に良いインターはKPASSに所属しているということをお伝えしたかったからです。
もちろんKPASSに所属していなくても素晴らしい学校はあるかもしれません。しかし、特に中学・高校にもなると、カリキュラムや大学進学・部活動など学校によって非常に質に差がついてきますので、良いインターを見極めないとただ英語ができるだけの人になってしまいます。
KPASSについてさらに知りたい方はこちら:
KPASSスクールに入るメリット
KPASSでは、所属学校間で、コンサートやディベート大会、演劇発表会、フィルムフェスティバル、ダンス大会、アートエキシビジョン、などなど様々なイベントを行っています。
イベントごとにホストする学校も変わるので、参加する生徒は色々な学校に行きます。(遠征のような感じです)
KPASSで知り合った別のインターの生徒と友達になることも多く、卒業後たまたま大学も一緒になったり近くになったりすることもあり、友達の輪が広がっていきます。
また、幼小中高一貫インターなどに下の学年から通っていると、子供の世界がそのインターのみに限られてしまうと不安になる親御さんもいますが、KPASSに所属している学校であれば、色々なイベントを通しで他の学校も見ることができるので刺激ももらえるのもメリットです。
もし小学校までは違うインターに行っていたとしても、中学(インターでいうと6年生のミドルスクール)からKPASSのインターに編入するのがおすすめです。
実際に私の周りにも、アオバジャパンインターナショナルスクールに小学校だけ通い、ミドルスクールからYISに編入した子がいたり、小学校まで西町でミドルスクールからセントメリーズに編入した子もいます。
もちろんKPASSだけが理由ではなく、IBの良い先生がYISやセントメリーズにいるというものもありましたが、KPASSのスクールは先生の質が高いのも本当なのでおすすめです。
IBは先生の質がスコアにかなり影響するので、IB校に行けばどこでもいいというわけではなく、質の高い先生が集まるIB校に行かせることが大事です。
短いですが本日の記事は終わります。
もし「こういった内容を読みたい」などありましたら、お気軽にコメントいただければと思います。
お読みいただきありがとうございました。