大脳基底核と運動制御
こちらのnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回は「大脳基底核と運動制御」というテーマで、基底核系がどのように運動制御に関わっているかを深掘りしていきます。
この記事は以下のような方に読んでいただきたい記事になります。
・機能神経学を勉強したいけど、何から手をつけたらいいかわからない。
・国家試験で脳の勉強をしたはいいけど、さっぱり忘れてしまっている。
それでは大脳基底核について学んでいきましょう!!
|1、大脳基底核の基礎
大脳基底核は左右の大脳半球の深部に存在し、随意運動の調節などに関わる神経核群(灰白質)のことを指します。
大脳基底核は淡蒼球+被殻からなるレンズ核、被殻+尾状核からなる線条体で構成され、機能的に結びつきの強い中脳の黒質や間脳の視床下核も含めて、広義の大脳基底核とする場合もあります。
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