『トリプレットビート環境シティリーグ ベスト4』なんにでも勝てるロストバレット
前置き
こんにちは、Naopiです。
調整メンバーであるファムKがシティリーグでベスト4に入賞しました。
レシピは公開されているので有料部分ではデッキを選択した理由やカードの採用理由、各対面相性および意識すること、実戦を経ての改善案などを記載しています。
プレイ難度が高く、対面によってプランを変える必要のあるデッキですのでレシピだけでは分からない部分も多くございます。
現環境で立ち位置がかなりよく、柔軟に形を変えることができるので、これからシティリーグや大型大会に出る予定の人は是非購入して参考にしていただけると幸いです。
無料部分では使用候補であったデッキの紹介を載せさせていただきますので無料部分だけでもぜひ見ていってください。
使用候補デッキ紹介
・デッキレシピ
・概要
ミュウツーVUNION採用型のサーナイトexデッキです。
今回のシティリーグ1週間前のユーザー主催大会でNaopiが使用し、ベスト8に入賞したレシピです。
環境に存在するデッキにしっかり勝てると思って持ち込み、実際大会ではロストギラティナ、ロストバレット、ミライドン、サーナイト、一撃ルギアとまさに現環境で強いとされるデッキとマッチしてその全てに勝つことができました。
最後はロストバレット相手に先攻ラルトス1体しか立てられず、後1でおとぼけスピットを決められるという一番悔しい負け方をしてしまいました。
たねポケモンの枚数・たねポケモンになれるカードの枚数的にそんなに起こる事故ではないのですがどんなデッキを使っても0にはできない事故なので仕方のないことだと自分の中で割り切りました。
・解説
進化デッキの性質上先攻の方が圧倒的に強いです。
先ほど環境デッキにしっかり勝てるといいましたが、実はロストデッキには認識としては微不利です。
しかし、現在ロストデッキを使用している人たちは後攻を選択してくれる人が多く、一部先攻を取る人もいますがじゃんけんに5割で勝てることを考えるとロスト対面は体感ほとんど先攻を取ることができます。
先行であればこちらの動きを強く通すことができますし、早いターンにミュウツーVUNIONを立てることも可能です。
総じてロスト対面は先攻であれば有利だが後攻であれば不利→ほぼ先攻取れるから有利
という認識で大会に挑みました。
その他環境デッキに対しても、
ザシアンV+空の封印石のコンボ
アルカナシャインのサーナイト
これらのカードで有利なサイドレースを作り出せるため不利の付くデッキは現状無いと考えています。
・構築で意識したポイント
・ミラージュステップのキルリア
先2でリファインのキルリアを展開する動きが滅茶苦茶強いです。
採用の意図としては先攻における要求値を極限まで低くすることができることです。
このカードが不採用の場合ラルトスを複数並べることが要求され、その為にバトルVIPパスを採用したりする必要が出てきます。
後1で平気でポケモンが気絶する現環境においては最低でも3体は並べたいです。
しかし、ミラージュステップのキルリアがある場合は先攻でラルトスが2体並べば理想ムーブをすることができます。(キルリアのサイド落ちは絶対に確認しましょう)
また、本来であればラルトスからの2進化は最大4体までしか立てることができませんが、ミラージュステップから展開するとラルトスが余るので不思議な飴を使用することで極論ラルトスからの2進化を6体並べることも可能です。
・マナフィの1枚採用
ロスト対面の際にラルトスやキルリアが月光手裏剣されてしまうとサーナイト達を立てることができず、そのままズルズルと負けてしまいます。
一応ミモザで復旧させることはできますがボールをセットで持っていないと結局立てられないため、そこを気にするのであればレスキューキャリーまたはクララを採用する必要があります。
しかしこの構築ではミラージュステップの返しにはすべてのキルリアをサーナイトやエルレイドにすることで月光手裏剣で倒せないHPラインにするので正直マナフィは必要ありません。
そんなに毎回理想的な展開ができるわけではないので一応おまもり感覚で1枚マナフィを採用しました。
あまり使わないので最悪抜いてもいいかなと考えています。
・上記2点に共通する問題点と解消策
リファインキルリアを全て進化させるとミュウツーVUNIONを手札から捨てづらくなります。
その問題点をバディキャッチから持ってくることができ、任意の手札を2枚捨てられるヒガナの決意を採用することで解消しました。
今の構築に変えてからミュウツーVUNIONを捨てられなくて困る試合はありません。
・クレッフィの不採用
ロストに勝てるように考えたうえで初めは1枚か2枚採用しようと考えていましたが結局不採用に落ち着きました。
1枚バトル場に置いているだけでも圧になりますが、ロストを完全に妨害しようと思ったらやはりあな抜けのひもをケアできる2体置きがしたく、そうなるとミラージュステップから展開するベンチ枠がなくなってしまいます。
ロストに対しては先攻を取ることができればクレッフィが無くても元々有利なので、今回はミラージュステップからの展開を優先しクレッフィの採用を切りました。
無料部分はここまでになります。
ここから先は今回ファムKがシティリーグで使用した《ロストバレット》の詳しい解説、実戦での立ち回り等を細分化して載せさせていただいております。
レシピを見るだけでは分からない細かい部分や、実戦を経てこうしたほうがいいかなと感じたポイント等、読んでいただければ今日からでもこのデッキの回し方が分かるように書かせていただきました。
これからシティリーグを控えている人はもちろん、その他大会などでも十分結果を残せる構築になっておりますので是非ご購入いただけると幸いです。
今回使用したデッキレシピ
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