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【映画】教育と愛国

とんでもなく問題提起のある映画。これ見たら見た人色々違った感想を持つと思う。右の人・左の人でも違う感想持つだろうし,子供がいる人いない人でも変わってくると思われる。

自虐史観がマスコミに報じられるようになったのは,あの漫画家の小林よしのりなどが立ち上げた「新しい教科書をつくる会」の影響があったが,今はあの会は二つの会社に別れて,別々の教科書を作っているとの事。全くエビデンスがない(神話の域の)神様が天皇になっていく系図などを教科書に記載してあるとの事だが,これを習った生徒はどんなことを思うのだろう。

それとは正反対の,学び舎という教科書には,従軍慰安婦や強制連行などの記載があり,右翼の皆さんの攻撃をうけけているという。それを採択した学校には,同じ文面で無記名で(卒業生OBと書かれている),この教科書には問題があると聞いたから,採用をやめよ…というハガキが何百枚も届いているという。
そのハガキを実名で書いた人もいて,一人が防府市の市長だったり,あのモリカケの籠池泰典さんだったりするのだが(笑),ここに取材に行くシーンも映画にある。(何と市長は自分が非難している教科書を読んでもいなかったという事まで映画は描く) 結局皆が同じ文面でクレームつけてきているので,それを指示した団体とか個人がいるのだが,それが日本の一番のドンなのだろうなあ…。安倍さんとかも操っている感じの。

とにかくこの映画に出て来た色々な事象は,右の人たちは,日本国民として誇りを持たなければ国の将来がないという感じの主張をして,左の人たちは,日本は戦争中にこんな悪いことをしていたのです~とわいわい騒ぐ。その結果,右の人たちからは「日本人を貶めて何のいい事があるのだ」「〇国,〇国の犬」などと非難されるが,私も結果的に左の人たちは何をしたいのだろう…と考える事もある。

この映画の中で,大阪の女性の教師が授業で慰安婦などの内容を取り上げているという事で批判されるシーンもあったが,その先生の言っている事が一番まともだった。とにかく戦争はしてはいけないのだ。誰が何と言っても。その戦争だけは絶対にダメという事を生徒に伝えるのが先生の義務であり,そのために授業の内容も考えるみたいな事は間違っていないと思うし,私も大賛成。

この映画でも,主戦場と同じく,安倍さん櫻井さん杉田さんが大活躍。本当にあの人たちはあれをやってどんないい事があるのだろう,

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