参考データ-05

【What I am】#05 大槻修士

人とグラフィックデザインとの関係性を探る

大槻修士
多摩美術大学統合デザイン学科3期生
Cプロジェクト所属
【指導教員】中村勇吾、菅俊一


-入学後に見つけた自分の意外なカラーや創作媒体について

入学してから2年ほどは、考えたコンセプトを元に、作っていくという順序で製作していました。けど、この方法だと言葉に思考が支配されてしまい、自分の感覚を活かせないのが悩みでした。
そこで、3年時のタイポグラフィの授業で自分の名前のロゴを製作した時に、コンセプトと製作の順序を変えてみました。まず手を動かして作り、出来上がったものから自分の思考を言葉にするというものです。この方法に変えた事で、無意識の内に美しい、かっこいいと思っていたものが作れる様になりました。
創作媒体も、ペン/えんぴつ/絵の具/スプレーなど、自分の身体を利用する道具を使うことで、無意識下の記憶や体験が、作品にダイレクトに関連させられる様になりました。

画像1

情報伝達という機能を取り除いた記号


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紙の特性に着目したポスター


画像4

オープンキャンパススタッフTシャツ


-今回の卒業制作のテーマとそれに至った経緯

2年次から記号のデザインやその機能の仕方に興味があり、課題や自主制作作品を通してグラフィックデザインと人の関係にアプローチしてきました。

卒制では、記号性を抜き取った記号を色や形を用いて製作し、その時、人とグラフィックデザインの間にどの様な関係が成り立つのかを探ります。


 -卒制を経てどんな「私」を構築したいか

グラフィックデザイナーとしての自分


-最後に卒制にいらっしゃるみなさんに一言

統合デザイン学科は色々なものを作りたい人にとっては、チャンスが沢山ある学科です。入学したら課題だけで無く、他学科や他の学年との関わりを通して色々な出会いを楽しんでほしいです。



大槻修士
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