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飲食店で1年を通して安定して利益を上げるために「損益分岐点売上高」を把握しましょう



こんにちは、Googleマイビジネス「MEO対策」

専門家、篠崎です


今日は、飲食店で赤字を出さないために最低限必要な売り上げ「損益分岐点売上高」を把握するための計算方法をお伝えしたいと思います


この数字を把握することで、闇雲に売り上げを上げることに一喜一憂することなく、年間を通して安定して利益を出し続けることができるようになりますので、是非参考にしてください


損益分岐点とは

損益分岐点とは【売上】=【経費総額】となる売上高で、簡単にいうと±0となる売上高と言えます。つまり損益分岐点の売り上げがあれば最悪赤字になることはありません

その損益分岐点売上高の計算方法は様々あり順を追って数式を並べていくと難しく感じてしまうので、詳しい内容は省略して、次の数式で導くことができます

     損益分岐点売上高 = 固定費 / 1ー 原価率


本来の計算方式と違った部分がありますが、飲食店の場合おおむねこの計算方式で算出できます

具体的に実際のお店を例に計算してみます

具体例

<広さ:15坪 席数:22席>

営業時間  :17:00〜24:00

原価率   :35%

オーナー給与:30万

アルバイト費:20万円

家賃    :25万円

水道光熱費 :8万円

その他経費 :10万円

このお店の場合の損益分岐点売上高は

     損益分岐点売上高 =30+ 20+25+8+10 / 1ー 0.35
              =93 / 0.65
              = 143万円


オーナーの給与を30万円としてこのお店は143万円売り上げれば赤字になることなくお店を続けることができます(*説明を限りなく簡素化するために、税務上の計算などは全て省いて考えています)

ここから逆算して日々必要な売り上げ予算を算出します

月の売り上げ :143万

日々の売り上げ:5万5千(月26日営業)

客単価    :3,500円

必要客数(1日)  :16名

閑散期でもこの損益分岐点売上高を達成できる仕組みをつくることができれば、1年をとして安定して利益を残すことができるようになります

この目標を達成するために最低限必要な人員配置と宣伝広告をまずは考えることが大切です

是非一度ご自身のお店の損益分岐点売上高を計算してみてください

本年もどうぞよろしくお願いします



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