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車両保険ってなに??

自分の車の修理費等を補償してくれる車両保険ですが、いざ事故が起きた際には補償内容、等級、保険料への影響など混乱する方が非常の多くいます。事故時でただでさえ焦っていいるときに慌てないように、改めて車両保険の理解を深めておきましょう。


車両保険とは

車両保険とは、盗難や偶然の事故などで自分の車に発生した損害を補償する保険です。 損害保険料率算定機構によると、2023年の車両保険の普及率は46.6%となっています。

車両保険の支払い例

  • 車同士の事故で契約車両が壊れた

  • 飛び石でガラスにひびが入った

  • 洪水で車が水没した

  • 盗難、いたずら・落書きの被害

  • 外部からの飛来物で傷がついた

  • 縁石に乗り上げて車体に傷がついた

2つのタイプの車両保険

車両保険は多くの保険会社で「一般型」と「エコノミー型」※の2つのタイプがあります。
「一般型」は補償範囲が広く、保険料は割高ですが、「エコノミー型」は補償範囲は限定されており、その分保険料は安くなっています。

※エコノミー型は、保険会社によって車対車Aや限定Aなど名称が異なります。

補償内容
一般型であれば、ほとんどの事故のケースで補償されますが、エコノミー型の場合、保険料が安い分かなり補償範囲が狭まっています。

※当て逃げについては、保険会社によって対象可否が異なります。

等級制度について

等級制度とは
自動車保険には「等級制度」があり、同じ補償内容・条件であっても、等級によって保険料が異なります。 等級は1等級~最大20等級まであります。
初めて自動車保険に加入した場合は、6等級からのスタートになり、無事故であれば1年間に1等級ずつ上がります。
等級が上がっていくと「リスクが低くなった」と判断され、保険料が割引されていきます。

車両保険を使用すると、事故の内容によって3等級ダウン、1等級ダウンします。保険を使用したことによって等級が下がると、無事故の場合より保険料が割高に計算されます。

保険を使用するかどうかは担当者と相談しながら判断できる
車両保険を使用すれば、等級が上がって翌年度の保険料は上がってしまいます。どのくらい上がるかどうかは元の保険料や等級の下がり具合によって人それぞれな為、正しい数値を確認するには保険会社の担当者もしくは代理店さんに相談しましょう。

車の損傷が軽微であった場合、保険料の値上がり具合等トータル的に鑑みて実費で修理した方が安く済むかもしれません。
修理費用金額と翌年度以降の保険料をよく比べてから、保険を使用するかを検討しましょう。

どんな人に必要?

みんなが備えておきたい車両保険ですが、特にどんな人に必要性が高いのでしょうか。
以下の記事では必要性が高い人・低い人を紹介しています。是非チェックしてみてください。

車両保険を安くするには

車両保険を付けたいけど、保険料が高いと感じる方もいますよね。
そこで保険料を安くする方法を紹介します。

一括見積もりで保険料が安い会社を探す
自動車保険は同じ補償内容であっても保険会社によって保険料が異なります。「代理店型自動車保険」と「ネット型自動車保険(ダイレクト型自動車保険、通販型自動車保険)」の差だけではなく、「ネット型自動車保険」の間でも保険料の違いがあります。自動車保険一括見積もりサービスを利用すれば、一度の入力で複数の保険会社の見積もりをとることができるので、簡単に保険料の安い保険会社を見つけることができます。
インズウェブの自動車保険一括見積りサービス
▶▶自動車保険一括見積もり・比較|安いのはどこ?-インズウェブ (insweb.co.jp)

免責金額を高く設定する
免責金額=自己負担金額を高く設定することで保険料を安く抑えることができます。免責金額が高い(=自己負担金額が多い)と、保険会社の支払額が減るので保険料も安くなります。

「エコノミー型」を選択
車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2つのタイプがあります。「エコノミー型」にすることで補償範囲は狭くなりますが保険料は「一般型」と比べて安く抑えることができます。

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