見出し画像

自動車保険料が安くなる年齢は?

自動車保険は、何歳から保険料が安くなるのでしょうか。また、どれくらい安くなるのでしょうか。自動車保険の理解を深めて、最も安く自分に合った自動車保険を見つけましょう。


年齢条件の設定

全年齢補償よりも21歳以上補償、21歳以上補償よりも26歳以上補償の方が保険料は安くなる仕組みになっています。
より厳しい年齢条件を設定するほど保険料が安くなります。
※30歳以上補償、35歳以上補償はどちらかのみ、あるいはどちらもないという会社が多いです。

10代や20代前半は事故率が高いが故に保険料は高く設定されています。
したがって事故率の高い10代や20代前半が運転する場合を補償の対象から外すことで保険料を安くすることができます。

年齢条件の区切りは保険会社によって異なりますが、概ね以下のように設定されています。

年齢代別の事故率

10代や20代の事故率が高いために保険料が高く設定されていますが、実際にどれくらい事故率が高いのでしょうか。

警察庁「令和5年中の交通事故の発生状況」の原付以上運転者(第1当事者)の年齢層別免許保有者10万人当たりの交通事故件数によると、10代の事故率は他の年齢代と比べて飛びぬけて多いことが判明しています。

保険料はどれくらい安くなる

21歳や26歳などで保険料が安くできることが分かりましたが、どれくらい安くなるのでしょうか?

保険会社が保険料率を決める際に参考とする、損害保険料率算出機構の参考純率では、全年齢補償と26歳以上補償との間で保険料較差が約3.00倍あります。

26歳以上でも年代によって事故率に差があるため、26歳以上補償の中で記名被保険者(主な運転者)の年齢で6区分し、約1.35倍の較差が設けられています。

年代別の保険料相場

年齢によりどれくらいの保険料の差があるのでしょうか。
以下の記事では、当サイト「インズウェブ」の自動車保険一括見積もりサービスを利用したユーザー(2023年4月~2024年3月)から調査した記名被保険者の年齢代別の保険料の平均を紹介しています。
是非チェックしてみてください。

自動車保険料かんたん相場check

個人情報不要で簡単な質問に3つ応えるだけで自動車保険料の相場を確認することが出来ます。
是非ご利用してみてください。


年齢条件の設定を変更する際の注意点

①誕生日を迎えたら自分から連絡
保険会社側で自動で変更されるわけではないので、年齢条件の設定を変更する場合は自分から連絡する必要があります。保険期間の途中でも変更可能で、残りの期間の差額も返ってくるので誕生日を迎えたら早めに連絡するとよいでしょう。

②最も若い運転者の年齢に合わせて設定しよう
自分より若い配偶者や同居の弟・妹などが車を運転する場合、自分が21歳や26歳を迎えたからといって年齢条件を変更すると、年下の配偶者や弟・妹が運転したときに自動車保険の補償を受けられなくなってしまいます。

③別居の親族や友人・知人の年齢は関係なし

年齢条件が関係するのは一般的に以下の範囲です。
1記名被保険者(車を主に運転する方)
2.記名被保険者の配偶者
3.[記名被保険者またはその配偶者]の同居の親族
4.上記1~3に該当する方の業務(家事を除く)に従事中の使用人
別居の親族や友人・知人などは含まれていないため、運転者限定で制限していなければ、年齢条件の設定に関わらず補償を受けることができます。

保険料を安くするには?

保険料を安くする方法として、一括見積もりサービスを利用することが一番効率的です。
一度に複数の保険会社の見積もりを取れるので、自分の条件でどこの保険会社が安いのか簡単に分かります。ぜひ、一度利用してみてください。
▶▶自動車保険一括見積もり・比較|安いのはどこ?-インズウェブ (insweb.co.jp)


いいなと思ったら応援しよう!