【2022.12.11】TiL vol.8
こんにちは、インストと申します。台湾旅行のついでにちょうど被ったので、人生初めてのライブに参加させていただきました。
イベントはこちらです。台北市のATT e Lifeというショッピングセンターの8階にある、DSpace 元動空間という会場で開催されたTiL vol.8です。この対バンはありがたいことにグループごとに25分たっぷりライブを楽しめるような枠が設定されました。
会場
ATT e Lifeさんに色々なお店があるのですが、その中に一番目立つのは月讀女僕咖啡(日本語化すると月読メイド喫茶)というメイド喫茶かもしれません。メイド喫茶のすぐそばにある小さなオープンスペースにたまにアイドルさんが出演してくださっているため、台湾のファンたちにとってはお馴染みの場所でしょうが、自分にとってはとても新鮮な感じでした。
お目当てグループの月宵◇クレシェンテの出演時間が後半になっているので、途中から参加するつもりでライブの開演時間に到着して当日券を買いました。その後、いったん会場を離脱し、16:30に再入場して出演中の木苺FRUCTOSEさんの枠から参加させていただきました。
ライブ
木苺FRUCTOSE
入場した途端、会場に響き渡るベースが全身を走り抜けて、音楽を聴いているより音楽を感じているような体験をさせました。お客さんは30人程度で、席も物の置き場もなかったから一旦脇にバッグを置いてから観覧エリアに移動しました。
まずはこのグループですね。木苺FRUCTOSEさんは今年の6月に結成したばかりという割と新グループなのに、ぎこちない感じがまったく無くてスムーズなライブをしてくれました。この日は日蝕エクリプスさんと衣装交換をしたみたいで、アー写の可愛い赤が付いた白衣装ではなくカッコいい黒衣装で登場しました(下の写真を参照)。カッコいい衣装と、可愛い歌のギャップが面白かったです(笑)。
日蝕エクリプス
次は、日蝕エクリプスさん。SEが流れ始めた瞬間に、後ろのスクリーングループ名が現れたけど、ここで初めてバックモニターに気づきました。木苺FRUCTOSEさんより曲が激しめで、違う意味でテンションが高まっていました。イチゴケーキを連想させる木苺FRUCTOSEさんの衣装で登場したので、これも多少曲とギャップがあったのですが、メンバーは違和感なく素敵なパフォーマンスをしてくれました。
全員のパフォーマンスが良かったけど、特に紫色担当の夢月夕夜さん(左から1番目)の優雅なダンスに魅せられました。また、ライブ中に何度かピンク色担当の姫宮まいさん(左から2番目)と目が合った気がしますが、ファンとの距離の近さを強く感じました。
ライブが終わった夜にTwitterにこのツイートを載せましたが、まさに自分に向けられたツイートではないかと勝手に思いましたw
月宵◇クレシェンテ
次は、月宵◇クレシェンテさん。有名な煌めき☆アンフォレントさんや綺星★フィオレナードさんと同じ事務所の支部であるトイプラ台湾所属で、台湾のアイドルシーンではかなり名を広めたグループです。メンバーは、左から桜羽初季(マカロンピンク)、夢乃漓雪(瑠璃ブルー)、瀬戸あいな(アイスブルー)、花凪梨理(翡翠グリーン)、眠璃姫子(堕天使パープル)の5人となります。
この日の衣装は上のアー写の最新衣装で、セトリは次のような感じです。
春漾♡戀曲
La mia adolescenza.
永遠△グラヴィティ
(ルナクレのオリジナル曲)
幻想◈Moon Child (中文版)
曲名や曲の順序ははっきり覚えていない所が多いので、間違いがあったら指摘してくれると嬉しいです。
パフォ力では日本のグループに負けないぐらいの歌とダンスを見せてくれたし、結構観客にレスを送って目も合わせてくれました。他のグループと違って、カバー曲よりオリジナル曲の方が多かったけど、これもルナクレが何年も頑張ってきた成長の証ですね。
陽光◆スペクトラ
次は陽光◆スペクトラさん。月宵◇クレシェンテさんの妹分グループであり、明るくて湧き曲が多めな感じのグループですね。セトリに「幻影★ギャラクティカ」、「いちごパフェ」(中国語ver.)、再生▷ランダムランド(初披露カバー曲)など、どちらも湧きやすい曲をたくさん歌ってくれました。ちなみ上記の3曲はすべてカバー曲ですが、オリジナルと違ってソルスペver.であって、ソルスペ特有の醍醐味を感じました。
REBELLiOUS & BRiGHT
次は、REBELLiOUS & BRiGHTさん。出演者の中に一番曲がゴリゴリな感じで、ヘドバンできるロック系の曲が多かった印象が残っています。
ここで特に記憶に残ったエピソードを語りたいですが、ライブ中、メンバー1人が階段を使ってステージから降りて、観客の間をゆっくりすり抜けて歌い続けてくれました。同時に、ステージの上からもう一人のメンバーが端から端まで走って、最前のファンたちとハイタッチをしました。やはりアイドルはファンとの距離が近いと改めて思い知らされました。
桜音みゆぃ♪
トリは、ソロアイドルの桜音みゆぃ♪さん。来日の台湾人ですが、コロナ禍のせいで3年間も台湾に帰れなくて、今月ようやく帰れて生誕祭も行われたという形で台湾のファンとエモい再会ができました。この日は台湾でのラストライブであり、翌日に日本に戻る予定だそうです。
ソロなのにというか、ソロだからこそというか、歌とダンスのレベルが非常に高くて、煽りのタイミングもファンへのレスもばっちりでした。(後で調べましたが、7年以上の活動を重ねてきた強者でかなり経験のある方です。)
特典会
特典会はライブと同じ会場で開催されるため、来場者は全員一回退場して、外で並ばなければなりませんでした。出演者全員が終演後物販だったので、特典会のために2時間も割り当てられました。
自分はルナクレ目当てでしたが、初めての特典会参加だったのでブースの場所すら分かりませんでしたが、優しいオタクさんに聞いてみたら丁寧に教えてくれました。
トイプラ台湾の新規キャンペーンで写メとチェキ1枚ずつ無料で手に入れましたが、どちらも自分の推しメンである、ルナクレのピンク色担当はつぴこと桜羽初季と撮ってきました。その後、桜音みゆぃ♪さんにご挨拶とお誕生日おめでとうを伝えて、最後にまたはつぴのところに回って現場を離脱しました。
日本のライブとの違い
まだ日本のライブに参加したことがないのであくまで自分の推測に過ぎないのですが、日本のライブといくつかの違う点がありました。まずは、ドリンク代などはかかりませんでした。この日の対バンはイベントスペースで開催されましたが、ライブハウスで行われてもほとんどのイベントではドリンク代が不要となっているようです。
他の対バンを調べてみたら、同じグループの名前がよく出てくるのですが、こればかりはしょうがないでしょう。日本に比べたら、台湾のアイドルシーンはまだ発達中であり、グループの数がまだ限られています。
発達中のアイドルシーンといえば、次の点に繋がります。桜音みゆぃ♪さん以外は出演者全員が最低限1曲のカバー曲を歌いました。よほどの経験者か名の知れたグループじゃない限り全曲にオリジナル曲しか披露しないことは無理でしょう。
セトリや曲数は限られているものの、その代わりに日本語の曲も中国語の曲も歌えるという利点があります。完璧なバイリンガルじゃなくても、どちらの言語にもそれぞれの特徴や楽しめるところがあるし、同じ曲をどちらの言語でも歌えるグループもいるので、さすが台湾のアイドルグループと感動しました。
日本のライブと違って、リフトは解禁されているので落ちサビになるとよくリフトを見かけました。また、結構前からライブは声出しありになっているようなので、お客さんは自発的に大声でmixやコールを叫んでくれました。
最後に、ファンは大体台湾人であるため、運営さんはTwitterよりFacebookでライブの告知などを出す傾向があります。アイドルさんそれぞれの個人ページを閲覧しても、同じ傾向でTwitterよりFacebookの更新率が高い気がしました。かといって、その中にTwitterの反応が良いアイドルさんもいるので、Twitter民の自分にとってはとても助かりました。
最後に
次に参加つもりのライブは、下の対バンです。こちらのイベントのライブレポを書けたらリンクを後日に追加します。(12月20日更新:SSr Vol.28)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。