自然から離れるほどに
こんにちは!Ring Artist のinsulaです!
毎日更新のつもりでしたが、気がついたら日が開いてしまいますね。
がんばります。
今日は「石は身近な自然」という話をしようかと思います。
ギリシャの医聖ヒポクラテスは、「人は自然から遠ざかるほど病気になる」と言ったそうです。
現代を生きる私たちは、何からできているかわからないほど変質したものに囲まれて生きているので、心や体を病むことは当然と言えるでしょう。
特に「地に足をつけて生きる」という点では今は随分とふわふわした時代になったかもしれません。
だからこそ私はしっかりとした「石」と「金属」という物質の象徴のような材料を使っていきたいと考えています。
私の仕事は「Ring Artist」と言っていますが、根底ではしっかりとした「製造業」でありたいと思っています。
木や草、風や水が移り変わっていく一方で、「石」だけはほとんど変わることなくそこにあり続けます。
そしてほとんど加工することなくそばに置いておける一番身近な「自然」です。
石を手に取って、指環を指にくぐらせると、浮ついていた心があるべきところにすとんと落ち着く感じがあります。心のエネルギーと石のエネルギーが共鳴しあって、本来の心地よいエネルギーに戻してくれる。そんな感じがします。
本当は山や海に行ってのんびりしたいけど、そうもいかない。
そんな時は小さな石を手に取って身につけてみるのはいかがでしょうか。
石は「記憶する」と言われています。小さいけれど長い年月とともに地球の歴史を記憶した深い自然の力を感じて生活していくのは心の健康に安寧をもたらすことと思います。
やわらかな金属の肌触りも同じく、私たちがこの世界で生きていくための心強いサポーターです。(インドや中国などの古い歴史を持つ国の人が、金を好むのは金融価値以上の理由があると思います。)
ジュエリーを買う時には私もそこまで考えていませんが、なんとなくこんなことを考えながら製作している、という記事でした!
いよいよ来週末はデザインフェスタ!よかったら見るだけでもブースにおたちよりくださいませ。
デザフェス60(11/16~11/17)
ブースNo. O-126
お待ちしております!
insula