
天然石の選び方
こんにちは!Ring Artistのinsulaです。
さて、今日は綺麗な石の指環に興味があるけど、どうやって選んだらいいの?という方に向けての記事です。
難しい石の名前とか分からないし、安くない買い物だからなかなか勇気が出ない!
希少石って言うけど、どうしてこんなに値段が違うの!?
なんか気になるけど、そんな理由で選んでいいのかな?
なんか効果とか力があるかもしれないから選びにくい!
こんなふうに感じていらっしゃる方がいるかな?と思っています。
先日、このような絵本を買いました。

まずタイトルが素敵。
皆さんも綺麗な石を拾って家に持って帰った記憶はないでしょうか。
ほんとうに延々と石を見続けることができた子供のころ。
そんな時の気持ちにまず返っていただけたらと思います。

石を持った時の安心感、眺めている時の穏やかな気持ち。
なぜか撫でていると勇気が湧いてくる感じ。
「友だちの石」を持っていることはとても良いものです。
この絵本は、そうした「石」の選び方を教えてくれるのですが、「石」は大人にも必要だと思っています。
ただ、子供のように河原に一日中いて気に入った石を探すとか、道端で見つけた石を家まで蹴り続けるとかの代わりに、大人はジュエリーを身につけるのかもしれません。
特に、insulaの「魔法の指環」はそうした経験や記憶を持ったまま大人になった子供の皆さんに向けて作っています。
「直感で選ぶといい。」
なんて聞いたことがあると思うのですが、「直感って何?」って思われる方もいるかもしれません。
だから、この本に書いているように、じっくり石を眺めたり触ったりして、「あ、この石なんかいいな!」と言う気持ちを大事にしてほしいなと思っています。
きれいな色がいいなあ、なんかツヤツヤしている感じがいいなあ、キラキラしてるのが眩しくてワクワクする、シュッとしててかっこいい!中になんか入ってて面白い。
そんな感覚だけで大丈夫。
石の名前が分からなくても、その石の効能なんて分からなくても、そんな「友だちの石」を見つけに来てほしいのです。
それが一般的にはあまり綺麗な色じゃなくっても、有名な名前のついた石じゃなくっても、自分にとっての「友だち」が見つかったならそれでいいのです。手に入れておうちに持って返ってから、インターネットで石の名前を調べて、「友だち」のことにもっと詳しくなってもいいのです。

私が石を仕入れる時は、なるべく人工的な処理がされていないもの、(サファイヤやルビーは基本的に処理がされているものがほとんどなので、全部とは言えませんが…)そして生き生きとして「友だち」になってくれそうな石を選んでいます。
河原に落ちている石も、ダイヤモンドのような宝石も、地球にとっては等しく「石」です。どの「石」に意味や価値を見出すのかはその人間次第。
キラキラしてるから好き、このみどり色が好き、名前がかっこいいから好き…
そんなすごく素朴な理由で構いません。
とても純粋な「好き」に自分の持っている対価を払って手に入れてみる。
それってとても自分を大切にしていることになると思うんです。
道に落ちている石はポケットに入れることができますが、魔法の指環は身につけていつでも眺めることができます。
「友だちの石」がいつでも目に入るのはいいものです。
もちろん、宝石の意味や鉱物としての特性が知りたければ、ご相談に乗りますので、個展で直接質問していただけたらと思います。
またそうした石の特徴についても少しづつ書いていきたいと思います。
insula
島崎恵理子