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『花の指環』

こんにちは!insulaです。
春の展示に合わせて作成した花の指環たち。

毎年春になると梅、桜、桃をテーマに花の指環を作っています。

私が花を見るのが好きで、毎年春から初夏になると梅、桃、桜、藤、杜若、紫陽花、蓮…と季節ごとの花を追って京都のあちこちに出かけています。

その花々は毎年同じようなのですが、一つとして同じ花はなく、それだからか毎年新鮮な美しさで感動させてくれます。

何百年もずっとこの景色は変わらないのに、それでも飽きさせることなく人々を魅了する。不思議なことです。

私たちが季節の花々を見られるのはそれほど回数が多いわけでもなく、私だったあと40回みられたら大変幸運だったと言えるでしょう。

好きな時に見られない。
枝を折って持って帰ってもその時の美しさは手に入らない。
かならず枯れて散ってしまう。

だからこそ美しいのかもしれません。

花々の美しさはずっと手元に置いておくことができないから、私はその一瞬を精一杯楽しむにはどうしたらいいだろうと考えました。

古代の人々は和歌を詠んだり催し物をしたりしたのでしょう。

私たちも大事な人と花見に出かけたり宴を開いたり。

そんな中でやはり「身につけるもの」を季節に合わせることでその季節や花を一層楽しめるのではないかと考えました。
これは日本の和服の考え方や伝統芸能の中にも受け継がれていると思います。
着物の柄や掛け軸、お茶碗やかんざし。
扇などの持ち物もその季節を表す絵を描く。

insulaの指環もそんな季節を楽しむ装置のような役割を果たせたらと思って毎年春はお花の色の指環をリリースしています。

わかりやすいデザインではありませんが、さりげなく花々と色を合わせる。
心を合わせる。

それでよりその季節を知ることができる。

そう思っています。

今年の梅は終わりつつありますが、桜はいよいよこれからですね!
必ず桜の季節の前にはお届けいたしますので、もしよかったらあなたの見る桜の景色に、指環もご一緒させてもらえないでしょうか☺️

現在販売中の指環はHPからご覧いただけます。ご注文はいつも通りDMや公式LINEでも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ!

2024年の春が素晴らしい幕開けになりますように!

insula

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