Ring Artistとして
こんにちは、初めまして。
Ring Artistのinsulaです。
今日から”Ring Artist”と名乗ることにしました。これはデザイナーさんと名刺の打ち合わせをしている時に、肩書について相談していてできてきた名称。デザイナーじゃないし、ハンドメイド作家、ってのもしっくりこない。そこでいつもお願いしているデザイナーさんに相談したところ、ぴったりな肩書を付けてくれました。
insulaブランドの指環は光のある天然石や宝石と、有機的な金属の組み合わせが特徴です。手でひとつづつろう付けしたり、研磨したりしているので、ゆがみやムラ、傷などを個性として持つ作品です。
石も内包物(インクルージョン)や傷(クラック)のある石を積極的に使い、その石が持つ個性を生かした指環を作っています。
なので「指輪」ではなく「指環」の字を当てています。
この世にたった一つのあなただけの指環だから。
そこから生まれる「景色」を指環と共にお届けするため、「アーティスト」を名乗ろうと思いました。
物質としての指環をお届けするだけではなく、指環を取り巻く物語や世界の見方をお届けできるようなことができたらいいなと思っています。
たとえばこちらは物質的には「タンザナイトの石をフクリン留めにしたシルバーリング」ですが、私は「紫陽花と雨」と名前を付けました。梅雨の雨を嫌う人が多いようですが、紫陽花が一番輝いているのは雨が降ったあと。水滴が付いてさらに色鮮やかに見えるその一瞬をイメージとして重ねました。この指環を愛してくださる方はきっと紫陽花に特別な気持ちを持ってくださる方でしょうし、また雨が降ったときにはそれを美しいものとして感じていただけたらなと思いました。
そしてそこから新しい物語や思い出を持ち主の方が紡いでくださったら、こんなに嬉しいことはありません。
7月23日(月)~27日まで三軒茶屋のLupopoさんで夏の個展を開催するので、よかったらそんな物語の一つ一つを覗きに来ていただけたら嬉しいです。
insula
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