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金の指環『御伽草子』

こんにちは!Ring Artistのinsulaです。
いよいよ夏の個展も本日最終日となりました!
暑い中足をお運びいただいた皆様、ありがとうございます!

今回の挑戦として、かなりクオリティの高い石をK18で作成いたしました。
探してもなかなか出会うことがないレベルの石。
仕入れた先の方も手放すのが惜しいと思ったほどの石。

そうしたものをみなさまのお目にかけることができてよかったと思います。

K18で作成しましたので、ハイジュエリーと同じような価格帯になりましたが、どうしても運命の出会いをしてしまった方にお迎えいただけたら幸いと思います。

金の指環『御伽草子』は希少石オレゴンサンストーンの中でもさらに珍しいグリーンの石で、さらにその色の濃さや透明度の高さから高品質なピースです。特殊なカットの石を守るように石座を少しだけ石より大きく作りました。これにより割れたりかけたりしたりするのを防ぎます。

古代の装飾品のような佇まいに仕上がったので、特別な指環という存在感が感じられます。

全ての指環に共通することなのですが、この一つの指環から物語が始まることを願って『御伽草子』と名付けました。古い日本の不思議なお話を集めた草子。そんなイメージです。

人が大切にする「物」には必ず物語があり、さらにその「物」について語ることで物語は増えていきます。それを手に入れたきっかけや欲しいと思った動機などから物語が始まり、別の物語に繋がっていきます。「指環物語」のように一つの特別な指環がもたらす壮大なお話もありますが、私たちが選んだ一つ一つの指環にも本当は物語があって、それを手に入れて一緒に人生を歩むことでその物語はずっと続いていくのです。これが不思議なことに見ているだけでは始まらないストーリーなのですが、勇気を出して手に取った瞬間からその「物」とのお話は続いていくのです。

今回の個展でもそうした指環との「物語」を始めてくれた方がいらっしゃると思うととても嬉しいです。

それがその方にとって劇的な出会いで、意味のある出会いであればあるほど、いろんな物語を聞かせてもらえそうです。

指環はお店に並んで待っている時点ではまだ誰のものでもなく、何の物語も発生しません。誰かの手に渡って、そこから人とのつながりの中で連鎖的に物語を紡いでいくもの。『御伽草子』はそんな願いを込めて名付けた指環でした。

他の石には見られないオレゴンサンストーンの繊細かつ深い緑色、そして石のふちに見えるオレンジベージュ系のアクセント。写真では良く写っていませんが、バイカラーの魅力も楽しんでもらえたらと思います。

7月8日18時30分までは会場のLupopoさんで、それ以降は作家本人が通販を承ります。作家本人が通販する場合はLupopoさんの提示する通販価格から手数料分10%を引いた価格で購入していただけます。

HPへの掲載は今週中を計画していますが、少々お時間をいただく予定ですので、もし気になる指環がある方はどうぞお気軽にinsulaの公式ラインやSNSのDMからお問い合わせくださいませ。作品が個展先から戻り次第個別に画像や映像をお撮りして対応させていただきます。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします!

insula

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