Neo Japanese
こんにちは!Ring Artistのinsulaです!
ここ数年、ずっと自ブランドのコンセプトを考えていたのですが、ようやくこれだ!いうものをひらめきましたので言葉にしたいと思います。
それは
『Neo Japanese」
「新しい日本のわたし」
日本の文化や伝統を愛しながら、他の国の文化や新しい考え方も柔軟に取り入れる、今そしてこれから私たちが向かう先。
そこで生きる新しい私たちをイメージしました。
教養高く、好奇心旺盛で自然や動植物を愛している。
人との調和を大切にし、自分の心にまっすぐに生きる。
四季を繊細に感じ取りそれを生活に取り入れる。
だれが見てなくても一生懸命がんばる。
日本の文化や伝統を重んじ、それを知りながらも、現代の新しい文化にも造詣が深く、国際的な視野を持つひと。
そんな人に身につけて欲しい指環です。
(あえて女性、や日本人、とは表現しません。)
これは私の理想ではありますが、これまで私の指環を愛してくださっているお客様たちの姿を見て閃いたアイディアです。
私の指環を愛してくださる方は繊細な表現を読み取る力があり、それを大切に生きているひと。そしてそれを身につけて毎日をあるいは楽しみながら戦っている方達が本当に多いです。
日本の社会情勢にあまり明るいニュースがなく、気持ちが沈みがちですが、私たちが今何を選び、どうやって生きるかによってこの先100年の日本の姿が決まってくるのだと思います。
例えばその100年先の「新しい日本」に残って欲しいものは何か。
私たちが大切にすべきものは何か。
昔からの「伝統」や「歴史」の姿が伝承されているのは今だけかもしれません。
100年後のさらに洗練された日本を創造し、それに思いを託すのがinsulaの夢であり目標です。
私たちひとりひとりが何を大切にして、何を次の世代に残していくのか。
そんな問題提起ができるブランドになりたいと思います。
日本の伝統技術もない、海外の留学経験もない、デザイナーとしても何もないと感じていた私ですが、それが今の日本に生きる多くの人の姿なのではないかと思っています。
古来の伝統は継いでいない、でも海外の感覚があるかと言えばそうではない。
(もちろんそうでない人もたくさんいます。)
でも、ないのではなくて気がついていないだけ。
私たちの中にはまだ美しい日本の言葉に対する感性や、自然を愛する心、繊細な色を見分ける力、虫の音や雪の音を聞く能力があります。
そうした当たり前のように持っている感性を大切に思う気持ちを指環の名に込めて身につける。四季に合わせて指環を選ぶ。今の西洋主導の文化の流れに乗りながらも、自分の感性を大切に生きる人たちを応援する。
そんなブランドにしていきたいと思っています。
これから少しづつ、展示会やSNSを通してこのコンセプトをお伝えしていけたらと思います。
私たちが何を大切にして生きるのか、それが100年後の日本の姿を決めると思っています。
insula