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藤井フミヤさんの歌で育った人生
藤井フミヤさんの歌を聴いていると、小説を耳で聴くような、その物語に入れるような、不思議な感覚になる。
僕は、お腹にいる時から藤井フミヤさんの曲を聴いていたからか、いつの間にか虜になっていた。
他の曲と比べて違うなと思うのは、歌詞がシンプルなのに、わかりそうでわからない。すべての歌がそうってわけではないんだけれど、人によって解釈が異なるような歌が多いように感じる。
どちらの意味にも取れるような。
考えさせられるような、考えなくてもいいような、そんな雰囲気に魅力があるように感じる。
比喩表現のような、対照的表現のような魅力も多く感じる。
「映画みたいに」という歌では、
大まかに1番は目の前に起きた現実、2番は起きてほしい現実(映画みたいになってほしいな)
のように描かれている。
BOY'S HEARTで少年目線の歌が歌われれば、
カップリングのDADDY'S HEARTで成長した後の歌となる。
成長過程が歌で表現されているのはものすごくおもしろいなと思う。
曖昧な気持ちが表現されることも多く、よく聴くと考える要素も多い。
意外と僕の考えるルーツは無意識的にそこからきているのかもしれない。人生豊かになったのも、フミヤさんのおかげかな。
共感してくれる方、ファンの中には多いのかなと思う。
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