なぜキレる子が多くなったのか?【日本インストラクター技術協会】
キレて友達を傷つけたというニュースを耳にする機会が増えましたね。文科省の調査によると小学校での暴力発生件数は年々上昇しています。なぜ昔に比べるとキレる子が増えて行ったのでしょうか?キレないようにするための感情コントロールはどのようにしたらいいのか見ていきましょう。
なぜキレる子が多くなったのか?
ひと昔前までは子供の人数も多かったし、祖父母や親戚なども近くにいて近所づきあいも頻繁に行っていました。子供は人との関わり合いで、さまざまな感情を無意識の中で学びます。
現代は核家族化が進み、近所づきあいも少なくなりました。賃貸の方だと隣が全く知らないということもあると思います。最近は子供たちの習い事が多くなり、外で遊ぶ時間も少なくなってきました。
そうすると、子供は感情のコントロールを学びにくくなります。感情をコントロールできないと自分を抑えられなくなり、キレやすくなってしまいます。
キレる子の感情をコントロールするには
感情をコントロールするには、自分の沸き起こっている感情に気づき言葉に出していう事が必要になります。
親が子供の気持ちを代わりにしてあげましょう。子供が顔が喜んで笑顔のときは「楽しかったね」と声かけたり、鉄棒が出来なくて泣いているときは「悔しかったね」と声かけてあげて下さい。声かけすることで、子供は今自分はどんな気持ちだということがわかります。
外遊びやいろんな経験をすることも大事です。いろんな人と関わることで表現力とコミュニケーション力がつき、うまく感情を表現できるようになります。
キレにくくなるためには規則正しい生活を送りましょう
睡眠や食事がきちんと取れていると精神的に安定することができ過度に興奮しにくくなると言われています。子供は寝不足や空腹だと機嫌が悪くなり、泣いたり感情がコントロールできにくい状態になります。大人も同じでイライラしますよね。
子供はまだ、自己統制力がついてない状態なので簡単にキレやすいです。
キレることが感情表現になってしまいます。キレにくく感情をコントロールできるようにするためにも規則正しい生活を送りましょう。
日本インストラクター技術協会には子供心理カウンセラーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。
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