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人間の体と水分との関わり【日本インストラクター技術協会】

夏が近づくと、心配になるのが熱中症です。熱中症対策の1つとして水分補給が挙げられますが、今日は正しい水分補給の方法について探ってみたいと思います。

人間の体と水分との関わりについて

人間の体は、およそ60%が水分と言われています。体内の水分は、酸素や栄養素を血液という道具を使って体のすみずみまで届けて老廃物を回収したり、その老廃物を体外へ尿や汗として排出したり、体温を調節したりといった重要な役割を果たしています。健康な体が保たれるためには、失われる分の水分をきちんと補給し、適切な水分量を維持する必要があります。

水分補給のタイミングについて


① 1日の水分補給について

私たちが尿や汗等によって一日のうちで排出する水分量は、2300mlほどと言われています。対して食事や食べ物の代謝で得られる水分量は1100~1300mlほど。ですから残り1000~1200mlほどの水分補給を行う必要があると言われております。

さらに大切なことは、この量をこまめに飲むということです。様々なタイミング、例えば起床時、食事中、入浴前後、就寝前などにでコップ一杯程度の水を飲むという習慣を付けるようにしましょう。

② 運動時には意識的に水分補給をしましょう

運動時の水分排出量は2300mlの中には含まれておりません。運動時には汗として大量に水分が失われますから、その分をきちんと補給することが、脱水症予防のためにはもちろん、スポーツ選手として良い結果を残すためにも必要です。

運動時には、喉の渇きを感じる前に意識的に水分補給を行うようにしましょう。1時間を超える運動や激しい運動を行う場合は、運動の前に250~500ml、運動中は約20分ごとに150~200ml、運動後は体重の減少量や疲労具合に応じて補給するとよいと言われています。

③ 美容のためにも

水分補給は、美容のためにも必要です。水を飲むことによって内側からみずみずしさを保つことも忘れてはなりません。新陳代謝を活発にして効果的なダイエットを行うためにも水分補給は必要です。

日本インストラクター技術協会にはむくみ改善インストラクターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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