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ペット繁殖インストラクターが教える「犬を多頭飼いするときに気を付けること」

散歩をしていると多頭飼いをしている方が良く目につきますが、とても仲良くあるいている姿を見て多頭飼いに憧れる方もいるでしょう。

今回は、日本インストラクター技術協会のペット繁殖インストラクターが多頭飼いをするときに気を付けなければいけないことをお話していきたいと思います。


多頭飼いのメリット・デメリット


まずは、多頭飼いのメリット・デメリットをご紹介していきます。

メリット
・寂しい思いをさせないですむ
・愛犬の運動不足解消になる
・しつけをしなくても先住犬を見てルールを学んでくれる
・多頭飼いでしか見られない行動を観察できる

デメリット
・費用がかかる
・スペースの確保が必要
・先住犬と相性が悪い場合もある
・飼い主の愛情不足を感じてしまうことも

多頭飼いするときに気をつけること


多頭飼いをするときに気をつけるべきことをご紹介していきます。

ワクチン接種が終わるまで接触させない
新しく迎え入れる犬が生後2か月~3か月の場合、母犬からもらった免疫徐々に失われる時期でいろんな感染症にかかりやすい状態になっているため、ワクチン接種が終わるまで先住犬との接種をさせないようにしましょう。

対面させる場合は、ケージ越しに行うか飼い主が抱っこした形で紹介してあげるようにしてください。

双方が慣れるまで目を離さない
多頭飼いの場合は、相性が一番大事と言われていますので、いきなり先住犬のいる部屋に放すのはやめて、喧嘩になったりしないかなどをしっかり観察し、少しずつ遊ぶ時間を作っていいいきます。

双方が慣れるまでは目を離さないようにしましょう。

犬同士の関係に干渉しない
多頭飼育の場合、愛犬たちはお互いの関りのなかで上下関係を決めていき、必ずしも先住犬が上になるとも限りません。

愛犬のなかで上下関係を決めたのにも関わらず飼い主が上位の犬を叱ったりすると、愛犬同士の関係性に混乱が生じ、逆に喧嘩が起こりやすくなる場合もありますので、愛犬同士の関係には干渉しないようにしてください。

まとめ

多頭飼いをする際には、メリット・デメリットがあり、安易な気持ちで始めると多頭飼育放棄というような悲しい結果になりかねないので、しっかり考慮した上で始めるようにしてください。多頭飼育を始めた後に気をつけることもご紹介していますので、併せて参考にしてみてくださいね。

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