チョコレートメーカーとショコラティエの違い【日本インストラクター技術協会】
日本インストラクター技術協会です。チョコレートメーカーとは、カカオ豆からチョコレートを製造している企業などのことをいいます。日本の有名なチョコレートメーカーには、明治、ロッテ、森永、江崎グリコなどがありますよね。
海外のチョコレートメーカもマース、モンデリーズ、ネスレ、フェレロ、ハーシー、マースなどがあります。
メーカー名だけ聞いてもあまりピンと来ないかもせれませんが、『ネスレ』はキットカット、『ハーシー』はハーシーチョコレートやキスチョコレート。『マース』は、スニッカーズやM&Mなど食べたことがあるチョコがあるのではないでしょうか。
チョコレートメーカーの製造過程
多くのメーカーは、カカオマスを買い付けてきて自社工場などで製造しています。高級チョコレートメーカーになると一部の工程は人の手作業によって行われている場合もありますが、多くのメーカーは、自社工場を持っていて1日に大量のチョコを製造できることも可能です。
ですが、BeantoBarと言いてそのメーカーの独自のスキルによりチョコレート作りをカカオ豆を焙煎するところからすべておこなっているメーカーもあります。
実は、カカオ豆は産地・農園・品種によって、豆の味が大きく変わってくるのです。BeantoBarのメリットとして、個性的な味のチョコレートを作ることができ、その奥深さからBeantoBarにはまる人も多くいます。
少々お値段が高くなりますが特別な日や頑張った日のご褒美として食べるのもおすすめです。
ショコラティエとは?
ショコラティエとは、パティシエの中でチョコレートを専門に扱う職人のことです。なぜチョコレートだけ専門的な分野ができたかというと、チョコレートを扱う工程でかなり繊細で技術が必要だからです。
ショコラティエは、店頭で販売するためのチョコレートの創作から制作、販売などをおこないます。人気のショコラティエになるとクリスマスやバレンタインには、予約が殺到したり、大手チョコレートメーカーとコラボしたりと活動の幅を広げることもできます。
ショコラティエに必要なスキル
ショコラティエはチョコレートのプロフェッショナルです。カカオの風味を最大限に活かした温度管理やカカオとどんな食材を組み合わせたらいいかなど、チョコレートに関する知識を身につけなくてはいけません。
さらにチョコレートをより魅力的に見せるためのデザインを考え出すスキルも求められるでしょう。ショコラティエに資格などはありませんが、豊富な経験や海外で修行にいく場合は語学力が必要になります。
また、接客業でもあるため社会人としてのマナーも身につけておかないと独立したときに苦労するかもしれません。