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チョコレートの原料を詳しく解説!【日本インストラクター技術協会】

甘くてほっとさせてくれるチョコレートは誰もが幸せを感じることが出来ます。疲れた時、癒されたい時に食べると力が湧いてきますよね。

チョコレートの効果

チョコレートは栄養価が高く豊富な「カカオポリフェノール」が含まれています。この「カカオポリフェノール」が健康効果が期待できるとして注目されています。

チョコレートの原料


1カカオ豆
カカオ豆をローストして外側の皮を取り除いたものが「カカオニブ」です。この「カカオニブ」をすりつぶし、液体になったものを固めます。それが「カカオマス」です。カカオは、苦味・渋み・酸味・香りなどの風味によって守られています。

カカオ豆は品種や生産地によってかなり風味が変わってきます。カカオマスがどのくらいチョコレートに含まれているかによって、チョコレートの風味や特徴が変わってきます。

2砂糖
カカオマスは苦みが強いため砂糖が必須になってきます。砂糖は欠かせない原料です。使う砂糖はメーカーやお店によって様々です。

3乳製品
牛乳、生クリーム、粉末状のミルクを使います。チョコレートに使う乳製品は、液体のものは使いません。主に全脂粉乳や脱脂粉乳です。カカオマス自体のほとんどが油脂分であるため、乳製品が液体ですときれいいに混ざり合いません。

4カカオバター
カカオマスを圧搾して取り出したカカオの油脂分です。カカオバターの役目は、強すぎるカカオマスの風味を和らげたり、まろやかにしてくれます。チョコレートの「まろやかな口どけ」を作っているのです。カカオバターを使うか使わないかで口どけが大きく変わってきます。カカオバター自体は無味無臭です

5植物油脂
カカオバターを使うと口当たりがまろやかになり美味しいのですが、高級品なので、その分チョコレートが高くなります。コストを抑えるために植物油脂が使われることもあります。勿論「植物油脂=悪い」というわけではありません。カカオバターを使うか植物油脂を使うかはコストの問題のようです。


日本インストラクター技術協会にはお菓子作りパティシエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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