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革靴にクリームを塗る方法【日本インストラクター技術協会】

革靴を履いていると欠かせない靴磨き。さまざまな工程がある中で、クリームを塗る工程は重要です。クリームを塗ることで、革に栄養が補充され、革を長持ちさせてくれます。では、どのように塗れば効率よくクリームを塗ることができるのでしょう。今回は、革靴のクリームの塗り方について紹介させていただきます。

革靴にクリームを塗る方法は、大きく分けて3つ


①指で塗る
②専用ブラシで塗る
③布で塗る
以上の3つです。
それぞれ詳しく紹介させていただきます。

①指で塗る

これは道具も準備する必要がなく、すぐにできる方法です。クリームを少量指に取り、しっかりと塗り込みます。指で塗ると、革への浸透が良くなります。指に付けたクリームが、体温によって少し溶けます。

そうすることで、クリームの伸びが良くなるとともに、革への浸透が良くなるのです。ただし、指で塗るので、指が汚れてしまうというデメリットがあります。また、指では届かないような細かい部分は塗れません。

②専用ブラシで塗る

クリームを塗る「ペネトレイトブラシ」と呼ばれる専用ブラシがあります。
ペネトレイトブラシで塗ることで、メダリオンなどの細かな装飾にも塗ることができます。また指で塗るのとは違い、指が汚れる心配はありません。

ただ、ブラシでクリームを取るときに、適量を上手く取れないことがあります。そのときは、クリームの容器の蓋や縁を使い、適量を調整する必要があります。また何度か使っていると、ブラシに付いているクリームが固まってしまうため、定期的な手入れが必要です。

③布で塗る

布で塗るときは、指に布を巻き、クリームを取ります。布でクリームを取るため、クリームの油分が布に移ってしまうことがあります。そのため、クリームのそのままの成分を直接革に塗り込むことができません。しっかりと布を巻けば手を汚すことなく、ブラシのように手入れは不要です。布であれば使い捨てすることができます。

このように、クリームを塗り込む方法は3つあります。それぞれに良いところ・悪いところがあります。あなたにとって、一番良い方法でクリームを塗るようにしましょう。

日本インストラクター技術協会には服飾士の資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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