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Mage Knightの世界観をご紹介!

Mage Knightというボードゲームがあります。

BGGのソロランキングで毎年1位、2位に上がる傑作ボードゲームです。

そしてBGGの全体ランキングで常に1位に輝くゲームにGloomhavenというボードゲームがあります。

こちらは重厚で膨大なシナリオが楽しめるダンジョン探索系の傑作で、2019年12月19日(特約店の場合)に株式会社アークライトさんから「グルームヘイヴン」として日本語版が発売されます。こんなに嬉しいことはない!

Mage KnightはGloomhavenとは異なり、ストーリーが豊富に用意されているボードゲームではありません。ただし、舞台設定上のストーリーはあるので、今回はルールブックの冒頭を訳し、その世界観をご紹介してMage Knightを気になっている方の参考になれば、そしてGloomhavenと比較して楽しんでいただければと思った次第です。…本音は自分の英語力向上のために訳してみた所が大きいです😅

Mage Knightはまだ日本語版は発売されておらず、自分の趣味で訳した以上、読みづらい箇所も多分にあると思いますが、楽しんでお読みいただければ幸いです😊

前置きが長くなりましたが、以下がルールブック冒頭に書かれている世界観です。

今回使用したルールブックのテキストは趣味翻訳で利用するあくまでも個人利用となり、原文テキストや画像の著作権は全てMage Knight開発・販売のWizkids社に帰属します。本和訳の無断転載は固く禁じます。

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Mage Knightルールブック、game walkthroughの冒頭より。

“竜の門”の失われし都を荒らしていた世に言う勇者たちは、その行為が世界の終焉をもたらそうとは夢にも思わなかった。門の噂など作り話だと信じていた彼らは、長く忘れられしその都の下に本当に魔法の門があることを知り驚く。愚かにもその門を開けてしまった勇者たちは、開けるや否や命を落とす。現存する中で最も魔力が集まる、ありとあらゆる魔石が爆発を引き起こし、何百万という犠牲とかつての権力の座が陥落するに及んだ。

この事件が起きたのは32年前とされている。以降、数多くの勢力が失った力を取り戻すために奔走した。かつての恐れられしアトランティス帝国は、オーク・カーンの全面攻撃の危機に瀕し、王国再編のため日々戦いに暮れている。オークたちが好き勝手に領域の境目で暴れていた所、強大なクリーチャーがアトランティス支配下に現れたとの噂が流れ、オークたちは襲撃の機会が急速に損なわれるのを恐れた。砦という砦が暴れ回るカーンの大軍により崩れ落ちるそんな折、ある噂が立つ。王国きっての強大な都市への侵攻を恐れる皇帝が、防衛の強化と、いにしえにして今は沈黙を守る味方に助けを求めているというのだ。

帝国の地下深くの忘れられた墓跡には、ドラコナムのさなぎが孵化の最終段階に入っていた。古代の孵化装置から生まれるドラコナムは、全く新しい進化を見せ、その様子は島に存在するどの生物とも異なっていた。長きにわたり姿を見せなかったこの侵略せし存在は、復活を予言されたその時を刻々と待っている。その力が世に知られるまで、ドラコナムは破壊、征服を希求し、力を蓄えている。

オークの強襲、そして地下で目覚めを待つドラコナムの発現で島が苦しめられる中、第三の勢力が突如として登場する。呪文と剣術に長けたその姿から、人々がメイジナイトと呼ぶ存在である。誰が派遣したのか、そしてなぜ送られてきたのかを知る者は誰もいない。ある者は英雄または解放者としてメイジナイトを崇め、しきりにその軍勢に加わろうとするものまでいた。その力があれば、真の平安がもたらされると信じていたのである。しかし多くの者はメイジナイトが流れ者であり、その動機について誰も口を開かなかったことから彼らを恐れ、都市の門を閉ざした。
ほんの数日で少数のメイジナイトたちは、普通の軍勢なら何ヶ月もかけて征服するだろう地方を一掃した。メイジナイトの動機の唯一の手掛かりは首都に向かって進んでいるということであった。今夜、ついに首都の壁に届こうとしている...

君はボイド評議会の要請でアトランティス帝国に攻め入るために送られたメイジナイトの1人である。長く忘れられたその昔、君は自らの自由と引き換えに神の力に匹敵する力を得た。その代償に評議会が求めたものは忠誠ただそれのみであった。そして今、その意図に疑問を挟む余地もなく、使命を実行するために君は呼び出された。名誉、力、知識、宝など、任務の遂行でさまざまな報酬が手に入る。そして任務で手に入れた全てを君は所持でき、評議会の命令を実行しながら自由に味方のメイジナイトと協力できるし、あるいは対決することだってできる。いつの日か、君はボイドの一員に加わったことを後悔するかもしれない。しかし今やるべきことは、地平線に浮かんで見える都市に向けて行進すること、ただそれのみである。
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以上がMage Knightの世界観となります。

自分も今回訳して初めて気づきましたが、Mage Knightの場合はゲーム開始時から結構強いthe chosen one的な存在です。

最初に戦うオークどもを比較的バシバシ倒せたのにも納得しました。

Mage Knightも日本語版発売してくれないかな。

以上、Mage Knightの世界観の紹介でした。

BGGやWizkidsさんの公式HPから英語のルールブックをダウンロードできますので気になる方がいらっしゃいましたらお読みください。そして誤訳などの指摘をしていただければ幸いです。

それではまた!

Gloomhavenが早く欲しい…

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