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#10 投資と投機の違い
年間50冊以上のお金に関する本を読み漁り、40代で1400万円の資産を作った私が、「資産0円」から作り上げていったマインド、過程などを通じて、みなさまにも、その方法を、ささやかながらお伝えできたらと思います。
ちなみに、#10となっていますが、#100まで順番に読んで行ったら最後には「お金」の知識がついて、気がつけば、経済的自由に近づいているという設定になっています。長いお付き合いになるかもしれませんが、よろしくお願いしますm(__)m
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さて、これまでお金に対するマインドを中心に書いてきましたが、資産を増やすと言えば、「投資」抜きでは語れません。
しかしながら世界を見渡してみても、日本人は、ことさら投資というものに対して
「いかがわしいギャンブル」
という偏見が未だに拭えていません。
投資、と聞くと何か
「毎日、パソコンの画面を睨みながら、安い時に買って、高くなったら売る」
というようなイメージを持っている人も多いようです。
実際、2022年8月に発表された日本銀行調査統計局の報告書でも、家計うち投資関連の割合は、日本16%、アメリカ55%となっています。
データで見ても日本は『投資後進国』と言えます。
では、資産形成をしている人が実際に行っているのはどのような投資でしょうか?
それは世界経済を丸ごと買うようなお弁当詰め合わせみたいな商品を、毎月、長期に渡って自動で買っていく
という、何とも地味な方法です。
1度買ってしまえば後は放置です。
「結局、一番儲けた人は投資をしたことを忘れていた人だ」
という投資の世界で最も有名な格言があるくらい、とにかく放置する方法です。
「毎日、パソコンの画面を睨みながら、安い時に買って、高くなったら売る」
とは全く違いますよね?
ですから、
「誰でも出来ます」
文字を読めて、足し算、引き算、掛け算、割り算が出来れば誰でも出来る方法なんです(笑)
それが本当の「投資」です。
また投資をいつから始めたらいいの?
という時に
「今は高いから安い時に始めた方がいい」
という薄っぺらいアドバイスをよく耳にしますが、本物の投資家は長期で考えているので、そんな野暮ったいアドバイスは絶対にしません。
では安いから買う、高いから売るというのは一体、何でしょうか?
それが投資ではなく「投機」です。
「ギャンブル」です。
世界経済を丸ごと買うようなお弁当詰め合わせみたいな商品を、毎月、長期に渡って自動で買っていく
とは真逆の
個別企業の株価の上がり下がりを毎日チェックして短期で、市場の動きを読みながら、その都度売り買いをする
というものです。
それは一部の超優秀なトレーダーやファンドマネージャーがひしめく「戦場」です。
少額で、初めて投資をする
ような人が戦う場所ではありません。
竹槍片手にステルス戦闘機に挑むようなものです。ヤ〜〜〜!!(;´д`)
以前にも書きましたが最も大事で、至極当たり前なことは
「誰も未来を予測することはできない。」
ということです。
そんな中で短期で儲ける『投機・ギャンブル』は
「安い時」「高い時」を2度、言い当てなければいけません。
それはモーゼが海を真っ二つに分けたと言われる神話クラスの神業です(笑)
ですから、資産形成をするためには短期のギャンブルのような『投機』ではなく、地味に積立てる「投資」を中心に据えていくことになります。