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#111 投資家のイメージを何とか変えたい

「お金が好き」と聞いたらどのようなイメージを持ちますか?

映画が好き 
 →→→ 「うん、うん、いいじゃないか。私も好き」
サッカーが好き 
 →→→ 「サッカー、いいよね。日本代表とか
応援したくなっちゃう」

ところが
「お金が好き」と言った途端に
特におじさま、おばさまは眉をひそめます。

友達も「あんた、大丈夫か( ̄▽ ̄;)」
となります。

やはりこれは、物心ついた時からの
「お金の話は卑しい」
「汚いお金」
「人の前でお金の話なんかしたらいけない」
というイメージが根強いからでしょう。
私自身も、ずいぶん長い間そのような
考えでした。

またドラマや映画などでも成金は悪者であることが多いです。


悪者役のお金持ち

でもよく考えてください。
お金は大昔に物々交換していたのを
保存ができて、簡単に持ち歩けるもの
として誕生しました。

単なる物々交換のための「道具」です。
たかが道具に「卑しい」も「汚い」もありません。

日本における「投資家」のイメージも、どうでしょうか。

お金が余っている、おじいさんたちの娯楽
たくさんの画面を睨んでデイトレード
働きもせず、あぶく銭で遊んでいる、ろくでもない奴

どれかのイメージだと思います。。。(・_・;)

なぜでしょうか。
しかし、投資家のことを散々、悪くような人たちも年末にはこのようになります。

人目もはばからず宝くじ売り場に並ぶ人々

いろいろ言うけど、結局、お金欲しいんだな。。。
って思います。テレビで中継されたら顔を隠す
おばさんとかいますよね。。。

一方、投資先進国のアメリカで優れた投資家は

「英雄扱い」

 です。

■ウォーレン・バフェット
 投資をする人なら誰しも知る「オマハの賢人」
 徹底したバリュー株投資で成功。コカ・コーラなど
 シンプルなBtoCの企業に投資することで有名

■ピーター・リンチ
 資産を18億ドルから140億ドルに成長させた実績
 名言「自分が知っている商品や企業に投資せよ」

■レイ・ダリオ
 世界最大のヘッジファンドを運営
 リスク分散の投資哲学を持ち、いかなる経済環境でも
 安定したリターンを出す

日本にそのような人がいますか?
今でこそテスタさんや
日本のウォーレンバフェットと呼ばれている
87歳、現役トレーダー シゲルさん など著名人がいますが

投資界隈では有名でも世の中の人は、ほとんど知りません。
正月に飲み会でテスタさんを聞いてみても5人中5人が知りませんでした。

友達のアメリカ人に「Xのアカウント名をマンガー次郎にしてる」
と言ったら「あぁ、チャーリー・マンガーね」と返ってきました。

その友達は投資をしていません。

実際に投資をしている人ならわかると思いますが
非常に地味で、個別株なら調べるための膨大な時間がかかります。
あのテスタさんでもザラ場では机の前に座って地道に稼いでいます。
9時‐15時に働いているので
やってることはサラリーマンと大して変わりません。

2024年から新NISAで投資を始めた人が多くいますので
私のような場末の発信者からでもいいので、正確で清く正しい
情報を地道に発信していくしか、今のところは方法がないと思いますね。

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