思春期の性教育って大変(;'∀')
先日聞いた話。
中学二年生の保健で、
授業で、
「思春期になると身体つきが男女で変わってくる」
「女子はふっくらして男子はガッチリしてきます」
「いろいろ毛も生えてきます」
と話されたところ、男子の一部から
「エロい事言う」とか「変態教師」と言われるようになったそうです。
性教育って恥ずかしいって思ってるから、恥ずかしがるだろうという予想から、相手を困らせてやろう!ネタになる!って思うのでしょうね。
性教育って恥ずかしいことではないし、人間が生きるために当たり前の事。
わたしたちの時代も恥ずかしいこと、からかいの対象になっていました。
今も昔も変わらないのですね。。。
実は授業も私たちが習った時と同じ授業内容なのです。
変わらず、性教育は、「性交」「避妊」「中絶」「マスターベーション」「包茎」といった言葉は使われれず、受精に至る過程や妊娠の経過は扱わないとされています。
どうしてできるかを知らずに赤ちゃんの誕生を取り扱っているのです。
そしてそれは今もなお同じことが繰り返されています。
少し進んだと思うのは、うちの小4君がこないだ性教育を受けてきたのですが、男女一緒に生理について学んできたことです。
小4は、まだギリギリ素直に受け入れてくれる時です。
女子は成長が早いので、恥ずかしがってる子もいるかもしれません。
でも少なくとも女子の身体が当たり前に大人になるための成長をしていく姿を知ることで、当たり前だと思えることでからかいの対象にはなりません。
思春期に入る前にぜひ、性教育は生の教育。
生きていくために必要な教育を受けさせてあげてほしいです。
学校では教えてくれないので、ご家庭から。
そして、先生も恐れずに話してほしいと思います。
これからの毎日、からかわれる対象として見られると思ったら勇気もでないかもしれません。
でも、そこを乗り越えたらきっと子どもたちは人を大切にするとを学んでくれるでしょう。
思春期になると、当たり前な事を当たり前に言うことがこんなに大変な事なんでしょう。
やっぱり間に合うなら性教育は、思春期に入るまでにしておいてほしいですね。
出来れば0歳から感覚として身に着けられるようにしてあげてほしいです。
相手を故意に傷つけるような息子にはなってほしくないですね。