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マッチングとファジー理論

こんばんは。
「考える」という画像を検索したら、こちらが登場して運命を感じるサキです。
さて、大好きなけいすけさんのこの記事はなかなか深い考察ができて、新年早々、三回ほど読みました。
既婚者のマッチング、という観点というより、もっと大きな視点で読んで考察することをおすすめいたします。

既婚者云々は置いておき、見知らぬ男女が出会うマッチング。
そういえば、kと落合陽一のマッチング理論の話を以前したことがあったけど、その時はなんとなく、自分の中ですっきりとした答えがでませんでした。ただ「そんな理論で、いわゆる男女のマッチングが成立するのか。もっとさ、複雑だしさ」とkに反論したのを覚えています。マッチング自体は容易にするでしょう。ただ、そこから良好な関係を数年ぐらい継続できるかといわれれば、甚だ疑問だからです。ここで言うマッチングとは、単に「連絡を取れて、会ってエッチして」ではなく、継続的な関係を構築するという意味です。


「おいおい、サキさんよ、じゃあ、あんたはやってみたことがあるのかい?」


ええ。すみません。まともにやったことはありません。ただですね、今朝思い出したのですが、去年か一昨年の段階で、酔っ払ってどこかのやつに登録し、3日ぐらい人間観察したことを思い出したのです。ジキルとハイド的な多重人格なのか、酔って翌朝になるとすっかり忘れてしまう私ですし、どこのアプリで、パスワードは何かというのも、今となっては分からないです。どこかで見かけたら、もしかしたらそれは私かもしれません。でも、曖昧ですが記憶があるので、経験ありとしてください。なんかムカついて、閉じた記憶があります。

けいすけさんによると、マッチングするためには自己紹介文を書いておき、あとは年齢とか地域とかでマッチングし、両方が「いいね」ってすれば、マッチングするのだと。ふむ。私の自己紹介はきっとこんな感じでしょう。


「こんにちは。初めて登録しました。趣味は料理と筋トレです。好きな音楽は米津玄師です。サピオセクシャルなので知的な方と出会いたいです。よろしくお願いします。」45歳 住まい:XX、仕事:会社員、見た目:普通 (写真はぼんやりと雰囲気がわかるように)

おそらくこんな感じ

私が男で、私を落とそうとアクションをするなら、なかなかハードルが高いです。私に限ったことではなく、こんなお見合い的な情報でどうやって会話続けるのよ?妄想するだけで続かないわ。

「こんにちは!写真の雰囲気が素敵ですね」(妄想の男版私)

「ありがとうございます」(私)

「趣味は筋トレですか? 僕もジムに通ってるんです」(妄想の男版私)

「そうなんですね!ジムいいですね!私は宅トレです」(私)

「宅トレかあ!えらいな。どれぐらいしてますか?」(妄想の男版私)

「週4ぐらいですね!」(私)

「そうなんですか、結構してますね!」(妄想の男版私)

妄想のやりとり

会話終了

これは大変だ。情報量が限られているプロフィールで会話を続けるのはkでさえも難しいだろう。そして、何回も私は筋トレの頻度やら種類やら、ジムか否かとか基本情報を何度もコロコロ変わる相手に説明しなければいけない。効率が悪すぎるし、妄想の男性にも「ご苦労様です」と同情する。「私」も何か質問すればいいけど、「ジムはどこですか?」「どんなトレを?」というしょうもない質問しか浮かばない。

というかね、私が思うに、これじゃあ、昭和のお見合いをただただ電子にしただけじゃないの、これ?もうちょっとつっこんで、好きな体位とか書いたとしても、筋トレの話と同様に2、3往復で終わっちゃうだろうし、本能的に好きでもない人といくら好きな体位をしたところで、気持ち悪いだけでしょうよ?

既婚問わず様々なマッチングアプリがこの世に存在すると思うし、よく知らない私がいうことではないけど、私が利用しようと思うのなら、なんか自分の日常を日記みたいに載せられるのがよさそう! そうすれば、私がどの程度筋トレしてるのかもわかるし、何を思って、何を料理してとか、その日記を読んだり、コメントでやりとりすることで、お互いのことがわかる。なにより、何回も説明しなくて良い。note的に記事や文章を書いたり、つぶやきを書いたり、そういうのがいいね。そうか、noteとリンクする? いやいや、それだと脳内に留めておきたいことも開陳することになるしな、それ専用の日記を書くのがいいな。そういった日記がデフォルトにあるマッチングアプリがいいな。

そういう人の心のファジーさを入れないと、本当の意味でマッチングしないんじゃないかなって思う。「この文章の感じ好きだな」ってのは男女共にあるし、それは自己紹介文とは違うところに滲み出るから。少なくとも同じサイトに私とkがいたとしても、会いたいと思うぐらいのマッチングは難しそうだしな。けいすけさんが書いていた「いろんな部分をアバターのように使い分けてる」というところから、そう思うよね。noteや会社や子供の前や友達の前の私は色々あって、ネット社会の前から人は無意識のうちに使い分けてるもの。孔子だって「人はその場に応じた役割を演じてる」って言ってた気がするし。
令和のマッチングアプリのキーワードはきっと「ファジーさ」だな。

そして、さらには2020年に内閣府が打ち出したムーンショット計画とも通じるんだけど、実際の肉体を伴わなくても脳内と交流だけでなく、限りなくリアル情報に近い情報でバーチャルセックスだってできるんだろうね。

おお、我ながらいい着眼点だ。だけどこの酔っ払った状態での発想は、えてして「しょうもない」ことが多いので、みなさま方に置かれましては、笑って許していただきたいと思います。

今週初日から飲みすぎたわ。
ストレッチして寝ましょう。
けいすけさん、記事面白かった!ありがとう。






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