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【#Where It Starts】マーダーミステリーの魅力を多くの人へ!日本での市場拡大を目指すマダミス広報部の活動と展望
レンタルスペースの予約プラットフォーム、インスタベースを運営する株式会社Rebaseでは「Get Together 和をひろげる」をミッションに掲げ、たくさんのことのはじまりに満ち溢れた世界を目指しています。
「#Where It Starts」は場所を通じて、和をひろげてきたゲストのストーリーを紐解く企画です。
第6回目となる今回はマーダーミステリー市場の規模拡大を目指し、作品やその魅力を多くの人に伝えることを目的として活動している「マダミス広報部」の皆さんに古民家で大正マーダーミステリー「鬼哭館の殺人事件」と「優しい死神の席」を体験していただきました!
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マダミス広報部とは?
マーダーミステリーをもっともっと世に広めるためにスタートした有志の広報集団です。
マーダーミステリーに関する最新のトレンドや、プレイする上での心構えや店舗情報、インタビュー記事などなどなど、皆さまに興味を持ってもらえる記事や音声生配信をネタバレなしで公開しています。
イベントや作品に興味を持っていただくことで、マーダーミステリーの市場規模拡大の一助になることを目指しています。
今回選んでいただいたのは、鶯谷駅にあるこちらの会場。大正時代にタイムスリップした気分になれる美しい古民家です。
そしてこちらの会場にぴったりなシナリオ「鬼哭館の殺人事件」と「優しい死神の席」をプレイしていただきました。
「鬼哭館の殺人事件」は大正ロマン溢れる世界観と緻密なストーリー構成が特徴になっており、キャラクターごとの背景が丁寧に描かれ、プレイヤーは自然とその役柄に感情移入できます。特に初心者にも優しい設計で、推理だけでなくロールプレイも楽しめる作品です。
プレイ人数:6〜7人 男性4名・女性3名
所要時間:240分
「鬼哭館の殺人事件」は落語界の大名人・演匠れんが、100歳の誕生日に「死神」という演目を披露後、急死。プレイヤーは前座の落語家となり、師匠の死の真相を解き明かす。毒殺の可能性も? 落語の稽古や師匠の世話も怠れない、一風変わったミステリーです。
プレイ人数:5〜6人 男性3名・女性3名
所要時間:150分
今回はマダミス広報部のクマさん、やまねこさんにレンタルスペースでマダミスをやってみた感想とマダミス広報部の活動についてお伺いしました。
-実際に今回レンタルスペースでマダミスをやってみた感想を教えてください。
やまねこ:今回は鶯谷にあるレンタルスペース「東京文聞 TOKYOBUNBUN」に、マダミス広報部メンバーの私、クマ、するめ、こぱん、ふぅすけ、しばっちでお邪魔しました。
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玄関を入るとそこは大正時代にタイムスリップしたかのような和空間。マダミス作品ですと「鬼哭館の殺人事件」「優しい死神の席」「あの夏の囚人」がピッタリ!
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各自用意した着物を着たり、和小物を合わせて遊びつつ、写真を撮って楽しんだり。着替えなどの準備、休憩時間中はお食事をしたりと、まさに今はやりの「オールインクルーシブ」!気楽に気軽に楽しめました。
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「東京文聞 TOKYOBUNBUN」はもちろん、基本的にはどのレンタルスペースも入館、退館手続きも簡単なところも魅力的ですよね。
-レンタルスペースでマダミスをやる魅力について教えてください。
やまねこ:マーダーミステリーは一度しかプレイできないため、外部の人が入れない場所でプレイすることが理想です。レンタルスペースは、まさにその条件を満たす完璧な場所!
作品テーマに合わせた部屋、参加者がアクセスしやすい場所、ホワイトボードやプロジェクターが完備されていて使いやすいなど、用途に合わせて選んで簡単に登録して利用できる点もすごく魅力的だと思っています。
自宅でパッケージ作品を遊ぶこともありますが、隣にはアニメフィギュア、隣にはペットのうさぎがぴょんぴょん跳ねていたりと「なんか違うな」って感じになってしまうことも多くて。(笑)
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-マダミス広報部を立ち上げたきっかけや背景について教えてください。
クマ:マーダーミステリーの本場の中国ではマダミスを紹介するインフルエンサーが活躍していることを聞いたのが発端です。
従来の店舗やクリエイター側から発表される告知ではなく、ユーザー側の目線でマーダーミステリーを紹介して応援できるチームがあると、日本のマダミスシーンの盛り上げに寄与できると思ったからです。
-「マーダーミステリー市場の規模拡大」を目指す中で、特に力を入れている取り組みは何ですか?
クマ:今は、毎月第1火曜と第3火曜の23:00から行っているXのスペース配信を取り組んでいます。
こちらは今、マーダーミステリー業界におきているホットな話題やゲストを紹介することでマダミスファンにタイムリーでコアな情報を届けています。
マダミス放送局の活動はlit.linkでチェックしてください!
-広報部として活動する中で、これまでに感じたマーダーミステリーの魅力とは?
やまねこ:より多くの作品や作者さんと触れ合う機会をいただけて、その作品の多様さを改めて実感しました。
プレイ人数やプレイ時間だけでなく、世界観やストーリー構成、そしてゲーム中のギミックに至るまで、作者さんの個性が色濃く反映されています。そのため、毎回全く新しい体験をすることができます。
さらに、参加者一人ひとりの行動や発言によって物語が変化していくため、「この世に二つとない」オリジナルの物語を体験できる点が、マーダーミステリーの最大の魅力だと思っています。
-最近のマーダーミステリー業界全体のトレンドや変化について、どのように感じていますか?
クマ:マーダーミステリーが徐々にメディアで取り上げられることが多くなってきました。そのため新しく始めようと思う人が増えている現状を感じています。
やまねこ:店舗やパッケージ作品の場合、IPコラボ(東京リベンジャーズ、マイホームヒーローなど)作品が増えてきて、より新しく始めようと思っている方が参加しやすい状況にありますよね。
2024年でいうと以前に比べ、没入感の高い「ロマンタジー」作品が増えてきたように思います。2024年はミステリー小説や映画のトレンドと連動しているように感じました。
-今後、業界全体としてどのような可能性や課題があると考えていますか?
クマ:上記の質問につながるのですが、マーダーミステリーの従来のファンや、店舗や、クリエイターたちが、新規ファンが楽しめるようにどうやってサポートできるかが重要だと思います。
初心者向けの作品と、上級者向けの作品は難易度に差があるので、楽しむ人たちのレベルに応じて作品を選んだり、プレイを合わせてあげると、本来の楽しさを知ってもらえるのではないかと感じるので、いつまでも新規の目線を忘れないように活動していきたいと思います。
今回インタビューに答えてくださったクマさんは渋谷で
マダミスを気軽に楽しめるお店「マダミスHOUSE」を運営されています
-マダミス広報部として、今後挑戦してみたいことや目標はありますか?
やまねこ:マダミス広報部では、マーダーミステリーをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと考えています。
「マダミス広報部」の活動は、基本的には主体性を大事にしており、各々が取り組みたいと思ったことを自由にできる環境です。
喋りが得意な人、書くのが好きな人、ビジュアルアプローチが上手な人など各々の個性を生かして、今後も活動を続けていきたいと思っています。
今後も、様々なマダミスをプレイし、実際に体験した感想や魅力を、SNSなどを通じて発信していくことで、より多くの方にマーダーミステリーの楽しさを伝えていきたいと考えています。
マダミス広報部で仲間になったメンバーが発足した「マダミスコネクト」
イベントクリエイターと店舗クリエイター同士を繋げるMeet UPを
開催しています
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-「マーダーミステリー未経験者」に向けて、どんなアプローチをしていきたいですか?
やまねこ:マダミス未経験者の方に「遊ぶことになったきっかけ」をお伺いすると、かなりの確率で「Youtube配信を見て気になった」「SNSで感想が流れてきて気になった」とお伝えいただくことが多いです。
これはとても喜ばしいことですが、マダミス広報部としては、単に一度遊んで終わりではなく、何度もプレイしたくなるような、より深い魅力を発信していきたいと考えています。例えば、おすすめの新作やイベント情報などを提案することで、リピーターを増やしていくことが目標です。
-最後に、マーダーミステリーが好きな方々やこれから始めたい方々へメッセージをお願いします。
やまねこ:現在マーダーミステリーは店舗、パッケージ、オンライン(Discordやココフォリア)、専用アプリでプレイすることが出来ます。それぞれプレイ環境も大きく異なり、作品傾向や世界観も大きく変わります。まずは色々なプレイスタイルを試して、自分に合ったものを見つけるのがおすすめです。また、同じ趣味趣向の仲間を見つければ、もっと気軽にマダミスを楽しむことができるでしょう。
「マダミス広報部」も現在14人のメンバーがいます。作品選びに悩んだり、一緒に遊ぶ人を探していたりなど、お困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。
-クマさん、やまねこさんありがとうございました!
これからもマダミス広報部と協力してインスタベースはマダミスをやるためにみんなで集まる場所として、マダミス業界を一緒に盛り上げていけたら嬉しいです!
-最後に
レンタルスペースでマダミスを行うの魅力の一つは、作品の雰囲気に合わせて会場を自由に選べることなので、没入感が大事なマダミスとの相性は抜群です。レンタルスペースの多様性があればこそ、マーダーミステリーの魅力がさらに引き立ちます。みなさんもシナリオに合わせてスペースを探してより没入感のあるマダミスを楽しみませんか?
インスタベースでは特に撮影スタジオでのマダミスをおすすめしています!
【マダミスをプレイするのに撮影スタジオがおすすめな理由】
①世界観が作り込まれている
②メイク室や着替え用の部屋があり、密談部屋にできる
みなさんもぜひシナリオにぴったりのスペースを探してみてください🔽
マダミス広報部のnoteは下記からご覧いただけます。ぜひチェックしてください!
今回参加してくださったマダミス広報部のみなさんのSNSはこちら🔽
人狼とマダミスのHOUSE🐻クマさん