【超有料級】テクニックに頼らなくても伸びるInstagramアカウント設計戦略!
インスタプロデューサーのみのるです。
今回は「【完全保存版】テクニックに頼らなくても伸びるInstagramアカウント設計戦略!」というテーマでお話していきます。
Instagramアカウント運営していて、こんな悩みをもっていませんか?
ツイッターやネット検索など、いろんな情報を見てマネしていても、なんだかうまくいかない、理解できない、ということたくさんありますよね。
僕自身Instagramを運用し始めようとしたとき
くらいに考えていました。
・・・
が、その結果は全く伸びず・・・
開始当初は毎日投稿しても3ヶ月で283人・・・センスないのかなと落ち込みました。
Twitterなどを見ていると3ヶ月1万人とかゴロゴロしているのに・・・
そうなると今度はみんながどうやってフォロワーを伸ばしているのか分からくなります。
こんな風に思っていました。
でも、実は「裏技やテクニック」があるわけではありません。
もしかしたらあるのかもしれませんが、僕はそんな方法を知りません。
なので、もし今現在あなたが伸び悩んでいて「裏技やテクニックに頼ろうとしていたら絶対にやめて」ください。
テクニックに依存してしまうと「アカウントが死ぬ」可能性さえ出てきてしまいます。
テクニックなんて知らなくなくても、フォロワーは伸ばせます。
僕自身、テクニックや裏技などに頼らず、フォロワーが12万人を超えまで達成することができました。
フォロワーを増やしたことによって、KADOKAWAから本も出版、登録者24万人を超えるYouTuberさんのInstagramの運営まで行えるようになっています。
じゃあ、裏技やテクニックもなしでどのようにフォロワーを増やしたのかというと「Instagramの仕組みから本質的に伸びる投稿を作っていったから」です。
そんな「当たり前のそれっぽいこといわれてもなー」「分かってるよ」と思ったかもしれませんが、言い切れるでしょうか?
あなたのアカウントが伸びない、どうすればいいのか分からない、という悩みは実はネットに無料で落ちている情報だけでも解消できるかもしれません。
でも、うまくいっていないのは、「情報のうわべやテクニックの部分だけに注目して本質を理解しようしない」から。
というか
から仕方ありません。
SNSの運用は残念ながら明確な答えがあるわけじゃなく、各運用者がトライ&エラーを繰り返した経験談の塊です。
例えば「投稿タイトルにランキングを入れると閲覧率爆上がり」みたいな情報を見たことはありませんか?
確かに、これは有効な方法で人間誰でもランキングってなんだか気になってしまいます。
でも、あなたが明日の投稿に「ランキング」を作って投稿してもバズるとは限りません。
実際に、あなた自身も「ランキング」なんて投稿を作って伸びなかったという経験あるのではないですか?
僕はあります。
でもこれは仕方のないことです。
SNSは相対評価なので、あなたのアカウントの状態、またフォロワーさんの状態などいろいろな要素によって伸びるかどうかが決まります。
なので、その人がやったらうまくいったけど、他の人がやってもうまくいかない、なんて例はたくさんあるのです。
だから、情報のうわべだけを切り取るとうまくいきません。
そのような状態を脱するために、今回は僕が実際に「3ヶ月毎日投稿しても286人しかフォロワーが増えなかったのに3ヶ月でフォロワー1万人達成した戦略的な方法」を解説します。
さらに、「僕がどのようにしてその戦略を作り上げたのかをインスタで伸びる投稿の本質から事細かに解説」もします。
この2つを理解すると「今のあなたに何が足りないのか」ということが明確にわかるようになるでしょう。
といっても、抽象的すぎて分からないと思うので、もっと具体的にすると
ということが分かります。
なのでみなさんは、今日、この本質の思考を理解してしまうと、フォロワーが伸びる投稿が分かり、さらにこれからの運営コストが「1/10にも1/100にも」なります。
なぜなら今までは
だったところが、情報を自分で考え精査できるようになるからです。
ということは、運営工数は1/100どころか1/1000にもなりそうな気がしてきませんか?
なので、もしあなたが「最短でフォロワーを増やしたい」「もう情報に振り回されるのは嫌だ」「自分で考えられるようになりたい」「インスタで稼げるようになりたい」と考えているなら、今回の話はとても貴重な話になるはずです。
でも、手っ取り早く1ヶ月でフォロワー1万人達成して月100万です、みたいな方法は一切お伝えしないので、そういうのを求めている方はご遠慮ください。
3ヶ月でフォロワー1万人を実現した戦略
早速、3ヶ月で1万人を達成した方法をお伝えすると
方法はものすごくオーソドックスな方法で、面白みがないと思ったかもしれません。
でも、そう感じるのは「思考の本質・戦略の本質」を見ていないからです。
なので、僕がこれから「どうやったのかだけでなく、どのような思考でその戦略をくんだのか」を詳しく説明します。
やり方だけじゃなくて「思考まで完全に理解」してください。
特に①~③は基本事項、そして④が戦略的な思考となるので、ぜひマネしてほしい部分です。
それではそれぞれ解説していきます。
①有益な投稿を作る
僕の投稿戦略の一つ目は「有益な投稿を作る」でした。
後ほど詳しく説明しますが、有益な投稿を作り続けるというのはインスタを伸ばすうえで基本的な考えで、かつ最もやりやすい方法です。
僕の場合は「学びがある投稿」を作り続ける戦略にしました。
アカウントは公開していないので、実際の投稿をお見せできませんが、フォロワーさんが知らないこと、知らなそうなことを常に発信し続ける、ということです。
例えば、受験勉強応援アカウントなら「毎日古文のクイズを行う」とか、ヨガアカウントなら「毎日家で出来るヨガのポーズを伝える」とかです。
これは「定常的に投稿し続ける」ということを意識しました。
有益な投稿を作り続ける、これが基本ベースの考えで、もしこれが出来ないのであれば、発信できるだけの勉強が必要です。
例えば「そのジャンルの本を3冊読む」「YouTube動画を見まくる」とかでもめちゃくちゃ知識量が増えます。
実際、僕のこのインスタの情報というのは、今では経験則で語っていますが、スタートはネットの情報や本を読んで得た情報です。
なので、有益情報を発信するベースが整っていない人は、まず本を読むところからスタートするのをおすすめします。
本やYouTube動画も難しいという方は、情報発信内容をネットで集める、情報をまとめるという手段もあります。
例えば「クラウドソーシングで体験談を募集する」「ネット検索・YouTube動画を見て情報のまとめを行う」などですね。
とにかく「誰かの役に立つこと」が基本思考です。
②1枚目から2枚目に遷移する投稿を作る
有益な投稿を作れるようになったら、投稿に工夫を凝らすという戦略が必要です。
僕のアカウントが伸びた肝の部分は、この「1枚目から2枚目への遷移」がうまくハマったからです。
じゃあ、同じ形にするから教えてくれと思うかもしれませんが、これは教えられません。
というか、教えてマネしてもうまくいきません。
実際、僕のアカウントのパクリアカウントの存在を確認していますが、全く伸びていないのです。
何でかというと「SNSは相対評価」だから、ジャンルや周りの状況によって変わってきてしまいます。
なので、ここでパクるべきなのは「戦略と思考」です。
まず僕がどのような投稿構成にしているかというと「1枚目で疑問を投げかけて2枚目で答えを書く」という構成にしています。
ただ、これをそのままパクってもうまくいくかは分かりません。ジャンルとライバル次第です。
では、なぜこの構成にしたのかというと
という理由です。
一つ目はオーソドックスで分かりやすいと思いますが、二つ目が重要な部分です。
要するに、他に実施している人がいなかったから、僕の投稿は興味を持ってくれやすかった、だから投稿が伸びていったということです。
なので、僕の投稿を今からパクったとしてもうまくいくかは分からないのです。
もしあなたのジャンルに同様の手法を使っている人がほとんどいないなら、これはチャンスです。ぜひパクって試してみてください。
でも、たくさんの人がやっているなら、やってもあまり効果がないかもしれません。
埋もれてしまいます。
大切なのは他と比べて「目立つかどうか」ということです。
となると「思考・戦略」としては、
という戦略的思考が成り立ちます。
僕のやり方を、そのままパクるより、この戦略的思考の方が圧倒的に重要で、さらに汎用性も上がります。
じゃあ、人が興味を引きそうな1枚目の構造ってどんなものがあるでしょうか?
なんていう、いわゆる「1枚目のタイトルでよく使われるキーワード」がヒントになります。
ネットやツイッターなどでも、見かけることあるのではないでしょうか?
とか。
そういうところからヒントを得て、そしてベースになる投稿の構造を作りましょう。
③習慣化を促す
投稿の構造はある程度作り方がイメージできたのではないでしょうか?
さらに僕が戦略的に考えたのが「投稿を見る習慣を作ってもらう」ということです。
投稿を見る習慣というのは、要するに「毎日決まった時間に投稿する」ということです。
僕の場合は「ためになるコンテンツを朝の通勤時間に見てもらう」をコンセプトにしていました。
ターゲットが社会人で隙間時間を有効に活用してもらう、という考えで運営したのです。
一般的にはインスタのアクティブユーザーは夜19時~21時付近が多くなります。
なので、夜を狙ってもよいでしょう。
僕が大切にしたのは「とにかく決まった時間に投稿する」ということです。
みなさんも何となく習慣化されると続けてしまうことありますよね?
僕の場合「スマホ開いたら必ずYahooを開いてしまう」「朝起きたらとりあえずテレビをつけて4chをつけてしまう」「お昼を食べた後YouTubeを開いてしまう」というような習慣があります。
なのでインスタも同じように「朝開いたら僕のアカウントを確認してしまう」という状態にしたかったという狙いです。
なので僕は「アカウントのプロフィールにも投稿時間を書いています。
ちなみに、毎日決まった時間に投稿するのはMeta Business Suiteというツールを使っています。
https://business.facebook.com/latest/
他にもクリエイターズスタジオというのも公式のツールでありますが、僕はMeta Business Suiteに乗り換えたので、こっちのほうがおすすめできますね。
どちらも公式のツールなので安心してつかえるので、予約投稿をしたいという人は使ってください。予約投稿できるだけで、めちゃくちゃ楽になります。
僕も最初はツールの存在を知ならくて毎日手動で投稿していたのですが、何でこのツールの存在をはじめから知らなかったんだ、とめちゃくちゃ後悔しました。
それくらい快適です。
④伸びる時期にキラーコンテンツを投入する
最後の戦略がいつ、どの投稿を投入するのか、という戦略を作ったことです。
これは、僕が毎日投稿3ヶ月してもフォロワー286人しか増えなかったことから、「いくらよいコンテンツを作っても見られないことには始まらない」ということに気づき、考えた戦略です。
このように言うと、普段の投稿を手を抜いていいのか、って思うかもしれませんが、そういうことではありません。
僕の場合は、まず明確に投稿の種類を分けました。
ということです。
習慣化するコンテンツは、すでに伝えた通り「疑問文で問いかける」という投稿です。
これは毎日、そして毎朝投稿を続けるというのをベースにしました。
でも、これだけだと「ちょっと弱いコンテンツ」なんですよね。
なので、さらに「バズりそうなコンテンツ」も用意しました。
とか、よく見かけるものです。
じゃあ、このコンテンツを普段の朝の投稿に混ぜるのかというと、このコンテンツは混ぜません。
毎日の投稿にプラスしてバズるコンテンツを追加投入したのです。
といっても高頻度で入れるわけではありません。ポイントポイントで使います。
となると、そのポイントポイントというのは、いつになるのかというと、それはアカウントの成長スピードが上がった時期に投入しました。
アカウントの成長スピードが上がる時期というのは、今だから分かることもあるので、これはインスタの仕組みから後ほど詳しく解説しますが、この時の僕の思考はフォロワー2000人を超えたくらいかな、と思っていました。
当時の僕の思考は、アンケート調査で数値がある程度収束する数値が2000件、というのを聞いたことがあり、それくらいの数値になると伸びやすいのかな、という仮説を立てていたという感じです。
実際の運用では、結局のところ1つ1つの投稿の「リーチ」を見て判断していくことになったんですけどね。
フォロワー100人を超えると「インサイト」という情報が確認できるようになり、インサイトから投稿の「いいね」の数やリーチの数、というのを見れるようになります。
そして、その数値を見ながらリーチが伸びてきているな、と感じたらキラーコンテンツを投入する、そして反応を確かめるということをしていました。
これを繰り返していると、ある時期からリーチの数が増え続ける時期が来ます。
この時期についても、今だからわかる分析があるので、後ほど説明しますが、要するに何を投稿してもいつもより伸びがよすぎる、という状態の時期が来るのですね。
その時期に突入すると、キラーコンテンツをバンバン投入していき、フォロワーを一気に増やしていく、という戦略をとっていきます。
戦略のまとめ
では、実際にこの戦略で投稿をすると、3ヶ月でフォロワーが1万人を超えるようになります。
昔のキャプチャを漁ったのですが、ピッタリ1万人はありませんでした。
ただ、戦略を立てて大体3ヶ月で達成した数値です。
そして伸びる時期に一気にキラーコンテンツを投入すると1週間で1万人増加、なんてことも達成できます。
あくまでもマネするのは「戦略」です。
そのまま同じことをしても成功は難しいです。
戦略をまとめると
という戦略です。
ここからは、この戦略をくんだその詳しい理由を、インスタの運営視点から紐解いていきます。
なぜ、そのようなことをするのかというと「本質」を考える思考力が必要だからです。
僕が伝えた戦略は、あくまでも現状のインスタのプラットフォームを利用する、ということを考えた視点です。
でも、インスタというプラットフォームは時代によって変わってきます。
なので、僕がこの戦略をくんだ理由・思考を理解すると、プラットフォームの変化にも対応できる、最強の思考法を習得することができるようになります。
かなり長くなりますが、何度も繰り返し考えて、その思考法を理解してください。
テクニックに頼る危険性!
僕の戦略は、あまり細かいテクニックを駆使していません。
では、なぜそのような事細かなテクニックを駆使していないのかというと、テクニックに頼ることが危険だと考えているからです。
例えば「相互フォローをしよう」というようなテクニックのような話聞いたことあるのではないでしょうか?
相互フォローやいいね回りは、確かにフォロワーを増やすことができるテクニックですが、ただこれだけだと本質的な思考がすっぽり抜けています。
ただ、勘違いしてほしくないのが、テクニックを求めることは悪いと言っているわけではありません。
でも、枝葉のテクニック「だけ」を追い求めていては、あなたが求める理想のアカウントを作ることができません。
何故なら、「ただ数がだけ増える」状態になってしまうからです。
相互フォローでフォロワーを増やしたとして、あなたのアカウントを好きになってくれる人が増えるでしょうか?
答えはNoです。
相互フォローしてくれる人は、フォロワーの数を増やしたいだけであなたのアカウントに興味を持っているわけではないからですね。
「いやいや、相互フォローをきっかけに好きになってくれるかもしれないじゃないか」
と思った方もいるかもしれません。
確かに0ではないかもしれませんが、それなら「あなたのアカウントを魅力的に見せる」ことの方が重要なのではないでしょうか?
でも、最初はフォロワー0のアカウントなんて怪しすぎて誰もフォローしないから相互フォローとかをしてアカウントを成長させるのが先決という方もいると思います。
確かにこの意見は的を得ているし有効な方法ですね。
でも、僕のアカウントはフォロー0でフォロワー12万人です。
相互フォローをして解除したということもなく、一度も誰もフォローしたことがありません。
まあ、そのせいでスタート当初は伸びなかったというのはあるかもしれませんが、絶対に相互フォローが必要だというわけではない、ということですね。
テクニックに依存する重大な欠点
また、相互フォローなどでアカウントを成長させていると、ものすごい欠点があります。
「Instagramのボーナスタイムに乗れなくなる」
ということです。
どういうことかというと、Instagramにはアカウントのフォロワーが成長しやすい時期があります。
これは僕の戦略で説明しましたが、ボーナスタイムの時期は1週間で1万人増えることもあるくらい強力、な時期です。
僕がボーナスタイムを強く感じた時期は「フォロワー1万人~5万人」の間でした。
ただ、その前後もボーナスタイムに入っていたかな、という感覚はあったので、フォロワー数千人からチャンスがあるというのが、今の僕の考えです。
でも、これを聞くと「数千人なんてまだまだ先だから気にする必要がない」とおもったかもしれません。
でも、そうではないんです。最初から意識しておくべきポイントです。
なぜなら、フォロワー数とエンゲージメント(いいねや保存など)によってボーナスタイムの始動時期が変わると言えるからです。
例えば、ただ単純にエンゲージメント、つまりいいねや保存の数が多いことが優遇されるなら、大手のアカウントが一生伸び続けることになります。
でも、そうではありません。
もちろん、これは僕の経験則ですしInstagramが明言しているわけではないのですが、要するにフォロワーが少ないけどエンゲージメントがよいとボーナスタイムに突入しやすいというわけですね。
となると、相互フォローがめちゃくちゃ欠点になりかねないというのは、イメージ出来てきたんじゃないでしょうか?
相互フォローのフォロワーさんはあなたの投稿に「いいね」や「保存」のアクションをしてくれることは、まずありません。
なので、フォロワー数は増えてもエンゲージメントは増えないという状態になってしまいます。
僕が一番はじめに言った「アカウントを殺す」という意味が分かってきたのではないでしょうか?
それにフォロワー数が少ないうちは比較的いいねや保存をもらいやすい時期です。
でもフォロワー数が多くなると、徐々にその率は下がります。
あなたも経験があると思うのですが、「フォロワー数が多い人のアカウントにアクションするのってなんだか気が引ける」って経験ありませんか?
フォロワー数が多くなれば多くなるほど、エンゲージメント率は下がるという調査もある通り、フォロワー数だけをむやみに増やせばいいというわけではないのです。
まして相互フォローのフォロワーばかりだと、あなたが相手に絡み続けない限り、お返しは期待できなくなってしまうでしょう。
毎日1万人に「いいね」をし続けることができるなら、万アカもできるかもしれませんが・・・。
もちろん例外はありますが、あくまで傾向です。
テクニックをいかすために必要なこと
テクニックが悪いわけではありません。
相互フォローを例にしましたが、最初のきっかけを相互フォローにしてうまくいっているアカウントはめちゃくちゃたくさんあります。
でも、それはInstagramの本質を理解した上で、そのテクニックを使っているからです。
例えば「フォロワー0のアカウントじゃ怪しく見えるからフォロワー数をある程度増やすために使う」とかですね。
なので、テクニックに頼るのは、そのスタートラインたってからにしませんか?というお話です。
「枝葉よりまず先にしっかりとした幹を作ろう」「そのための考え方を教えます」ということですね。
そのために最初にすべきことが「本質的な思考でInstagramアカウントを設計する」といことです。
Instagramでアカウントが成長する本質的な仕組み
Instagramはただ闇雲に運用していても伸びません。
でも、本質的なInstagramで伸びる投稿をすることができれば、定期的に伸びるようになります。
戦略のまとめで1週間で1万人増えるというのを目の当たりにすると、このフォロワー増加数は少なく感じると思います。
でも、この画像を出したのは「一気に伸ばすノウハウがみんな欲しがるのは分かるけど、本質的に伸びていくアカウントを作ることが先決じゃないの?」ということです。
1ヶ月で1万人とかいくアカウントが魅力的なのは分かりますが、毎日数百人ずつ、もっと言えば数十人ずつでも増やしていけるアカウントじゃダメなのか、ということです。
そのような土台があって、初めてバズるコンテンツを作ることに意義も生まれてきます。
僕の戦略で言うと「毎日コツコツ投稿していた疑問文」の投稿がベースで、キラーコンテンツで一気に増やす、という部分です。
土台となるのは「毎日コツコツ投稿している部分」になります。
SNSの運用はどうしても「バズる」に注目が集まります。でも
「バズる投稿なんて作れない」「いくら工夫してもバズれる気がしない」
と一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
バズることが悪いことだとは言いませんし、僕もキラーコンテンツはバズることを意識して作ります。
ただ、僕の戦略でお伝えした通りバズる投稿はタイミングが重要です。
そして、そのタイミングを考えるには、まずそもそもどうやってフォロワーが増えるのか、という部分を理解しないといけません。
偶然のバズを狙うのではなく、戦略的にバズを狙いフォロワーを増やすこと考えたいからですね。
Instagramのフォロワーが増える仕組み
では、どうやってインスタのフォロワーは増えるのでしょうか?
InstagramはTwitterと違い拡散機能がありません。
Twitterはリツイートという分かりやすい拡散の仕組みがあるため、バズる理由が何となく分かりやすいですよね。
でも、Instagramは盛大に拡散する仕組みはないので、どうやってフォロワーが増えていくのか、実は僕自身運営開始前はとても不思議でした。
でも当時の僕は
というあいまいな思想で突き進んでいたので、ただ毎日投稿を続けてフォロワーが全く増えなかったのです。
今思えば結果が出なくて当然ですね。
じゃあ、Instagramでフォロワーが増える投稿ってどういうものかというと、その答えは
「Instagramに有益なコンテンツ」
を作ってあげることです。
僕の投稿戦略では「ユーザーに有益なコンテンツを作ろう」と伝えましたが、今回言っているのは「Instagramに有益なコンテンツ」です。
結局、両者同じになるのですが、なぜそうなるのかを考え・理解することが大切です。
そしてInstagramに有益な投稿と言われるとよく分からないと思ったかもしれませんが、実は皆さんの思考の中に最も抜けているのが「Instagramにとって有益になることが何なのかを考える」だと思っています。
僕たちはInstagram上にアカウントを作って無料で運営できるのは、Instagramにとってメリットがあるからです。
つまり、Instagramにとってもメリットがあることを追い続けることが、Instagramでフォロワーを増やす秘訣というわけです。
みなさんは「フォロワーのこと」は考えても、Instagramのことはほとんどかんがえていないはずです。
ですが、プラットフォームを利用している以上、絶対に考えなければならない思考なので、しっかり理解してください。
Instagramにメリットを与える方法
ではInstagramにとって有益ことは何なのでしょうか?
Instagramの立場に立って考えてみてください。
では続いて質問です。
「ユーザー数が増えること?」でしょうか?
極論ですが、登録ユーザー数が増えたとしてもユーザー1人あたりが1秒しか使わなかったら、広告を見てくれません。
それでは、広告主も広告を出す価値がなくなってしまいますね。
なので、ユーザー数が増えることは大事な要素ですが、もっと大事なのがInstagramをたくさんの時間使ってもらうこと、となるわけです。
ちなみに、この理屈は僕の推測による理屈なので、その点はご了承ください。
いずれにしろ、Instagramにとってユーザーにたくさん使ってもらうことがメリットになるというのは間違えないでしょう。
Instagramに優遇される投稿を作る方法
ここまで理解すると「Instagramに滞在してもらう時間を増やすコンテンツを作ればよい」ということがおぼろげに見えてきたのではないでしょうか。
Instagramを伸ばしたい場合「保存数」が大事というのを聞いたことがある人もいると思います。
なぜ、保存数が大事なのかというと、保存したということは再び見返してくれる=Instagramへの滞在時間が増えるからということになりますね。
ここまでが、Instagramの本質を考えるということです。
このように考えられると、次に「じゃあどうしたら保存されるコンテンツが作れるのかな?」と考えられるようになりますよね?
例えば
と考えていけるのではないでしょうか?
この思考が出来て、はじめて「テクニック」が活きてきます。
僕の戦略の場合「投稿を疑問文と答え」の構成にしていました。
これは「答えが分からなかった人は忘れてしまいそうだから保存しよう」と思ってもらう狙いがあります。
普段の投稿から実は「保存されること」を戦略的に組み込んでいたのです。
そして、この思考法の先に「バズる」があります。
テクニックというと
などのテクニックとか有名でしょう。
ただ何も考えずこの施策を行うのと、本質を考えたうえで行うのでは大きな違いが出てくるイメージがわいてきたのではないでしょうか?
例えば
テクニックだけを覚えて「10ページフルで毎回作って最後に保存を促す投稿にしたのに伸びなかった」としたら、この方はこう思うでしょう。
「詐欺テクニックだったな、違う裏技ないかな?」と。
でも、本質を理解した上でテクニックを使った人は「ページ数ではなくて中身に問題がありそうだ」と考えていけるでしょう。
10ページフルで使うというのは、情報量が多いから保存して後で読み返そうと思ってくれるはず、という施策です。
でも、保存されないのだとしたら「後で見返すまでもない情報だった」ということですね。
とかが原因じゃないかと考えられます。
なので、僕の場合、バズらせたいと思って投稿を作るとき、10ページフルで使おう、という考えで作るわけでありません。
という点を意識して作ります。
例えば「知らなきゃヤバい!○○なテクニック10選」みたいなような投稿ですね。
このような投稿を僕は戦略的にキラーコンテンツとして使っていました。
表面的に見れば10ページフルに使って、よく見かけるタイトルをマネしただけでしょ、と見えると思います。
でも、何も考えずにただ10選を作るのではなく、このような思考があって作っているというところに注目してほしいです。
Instagramの露出を増やす方法
保存されると伸びやすい、というのは何となく理解してきたと思いますが、どうして伸びやすいのでしょうか?
その答えは
「Instagram上の露出が増えるから」
です。
当たり前ですが、Instagramは人に発見してもらってフォローが増えます。
でもInstagramを運営した当初に僕が思った通り
「Twitterみたいにリツイートとかの拡散機能がないけどどうするの?」
って全員が不思議に思うと思うんですよね。
でも、その答えは露出が増えることだったんです。
InstagramってTwitterに比べて「検索文化」が強めな環境です。
Instagramを使っている人なら分かるかもしれませんが、検索タブをタップすると「投稿がたくさん出てくる」ようになっていますよね。
さらに、検索窓に「ハッシュタグ」で検索すると、同じようにそのハッシュタグが付いた投稿が出てくるようになっています。
Instagramで露出が増えるというのは「検索やハッシュタグに投稿がたくさん載るようになる」ということです。
ハッシュタグの欄を見てもらうと分かりやすいのですが、ハッシュタグ検索をすると「トップ」「最近」「リール」というタブがあります。
特にトップの上の方に自分の投稿が載ると多くの人に見てもらうきっかけを作ることができます。
そしてInstagramの場合は、1つの投稿が数日から1週間など長期間に渡って残り続ける場合があります。
例えば「#ダイエット」というハッシュタグのトップに1週間も残り続けたら、たくさんの人に見てもらえるのが想像できるのではないでしょうか?
Instagramでバズがおきるのはこういう仕組みというわけです。
Instagramが弱小アカウントを優遇する理由
保存が増えると露出が増える、というところは理解できてもこんな疑問が出てくるのではないでしょうか?
いくら保存がたくさんあっても、しょせん弱小アカウントでは露出できる部分は限られているのではないか?と。
確かに、いくらエンゲージメント率を高めたとしても「いいねや保存」の数が大手とは圧倒的に違います。
なので、普通に考えると「大手アカウントの方が露出増やすほうがInstagramにメリットあるんじゃないの?」って思うかもしれません。
が、実は逆でInstagramには小さいアカウントを優遇するメリットがあります。
インスタはユーザーにたくさんの時間を使ってもらいたいと考えています。
ということは「新しいアカウントがたくさん見れる」という状態の方が運営にとって都合がよくなります。
なぜかと言うと、ユーザーがインスタにログインしても、いつも同じ人の投稿ばかりでは飽きてしまうからですね。
なので同じユーザーの投稿ばかりでなく、新しいユーザーの投稿も優先的に表示させるようにしたい、とインスタは思っています。
新代謝をはかっているというイメージを持つと分かりやすいでしょう。
といっても、誰でも彼でもランダムに表示させたいとは思いません。
優先的に表示させるからには、出来るだけその投稿を気に入ってもらいたいですよね。
ということは「まだ大手ほどの人気はないけど一部の間では人気のアカウントだな」とようなアカウントを優先的に表示させたいとなります。
では「大手ほどの人気はないけど一部で人気」ってどこで判断しているのかというと「フォロワー数とエンゲージメント率」だと考えられます。
ここで思い出してほしいのですが、僕が冒頭で「インスタにはボーナスタイムがある」といったのを覚えているでしょうか。
実はボーナスタイムは「このような考えから発生している」ということです。
といってもすべて推測ですが、少なくても大手ばかりをいつまでも優先して表示することはない、というのがInstagramの特徴です。
じゃあ、実際にどのくらいのフォロワー数から「ボーナスタイム」に入るのかというと、明確なことは言えませんがチャンスは1000人~2000人くらいからあると思います。
僕の経験則はお伝えした通り1万人~5万人が一番強かった、ですが結局は相対評価なのであくまでも目安です。
結局は「取り組んでいるジャンル」とかによって変わってきます。
同じジャンルに大手が少ないとか、有望な若手が少ない状態なら早めにボーナスタイムに入るかもしれないからですね。
逆に競合が多ければ、ボーナスタイムはもっと後になるかもしれません。
なので、大切なのは自分のアカウントの投稿の反応を確認しておくことです。
僕の戦略部分でも言いましたが、日々確認して運用方法を変えていくしかありません。
「あれ?いつもよりリーチが伸びているな」と感じたらボーナスタイムの予兆かもしれないと頭の中に入れておくだけでも、運用方法はだいぶ変わります。
ただ、こればかりは、自分のアカウントのインサイトを常に確認しながらチェックしていくしか見極める方法はありません。
Instagram運営の思考を考えるメリット
ここまで、かなりInstagramの運営の思考を推測してきましたが、Instagram運営の思考を考えることは、さらにメリットがあります。
それは
「仕様変更やアルゴリズム変更に対応しやすくなる」
ということです。
これが僕が最も伝えたかったことです。
Instagram側のメリットを考える思考プロセスがあると、今後Instagramが仕様を変えたときなどに「この仕様変更はInstagramにどんなメリットがあるのか」というのを考えられるようになります。
例えば、Instagramはリールというショート動画をリリースしましたが、リリース直後は特にリールの露出が増えていました。
明確にリールの利用者を増やしたいという意志を感じましたね。
TikTokからシェアを取りたい、というような思惑があったんじゃないかと思います。
と、いうようにInstagramの運営の視点で考えられると、仕様が変わったりすることへの対応方法を考えられるようになるわけですね。
リールの話はおいておいて、テクニックだけを覚えていては、仕様が変わったりアルゴリズムが変わったりすると使えなくなるかもしれません。
Instagramを運営していると、微妙にアルゴリズムが変わっているんじゃないかと感じるときがあります。
エンゲージメント率とリーチ数のバランスが変わっているなと、と感じるんですね。
そんな時、一度Instagramが何を考えているのかを考えましょう。
もちろん、分からないことの方が多かったりもします。役に立たないこともあります。
これは自分への戒めです。
僕はもともとSEOアフィリエイトをメインにしていましたが、Googleのアルゴリズムが変わることでかなり厳しくなりました。
変化の予兆はたくさんあったのですが、方針変更や対応がかなり後手後手に回ったので、うまくリカバリーできなかったんですよね。
Instagramというプラットフォームを利用させてもらっている以上、SEOと同じように突如大幅にルールが変わるということがない、とは言い切れません。
なので、少しでも考えてもらえるようになって欲しいと思っていて、そのためには、最初はテクニックではなく「思考を学ぶ必要がある」と僕は思っています。
フォローされるまでの5ステップ
ここまではInstagramの運営の視点から「伸びる投稿」を考えてきましたが、次に知っておかなければならないのが「フォローされる流れ」です。
Instagramでフォロワーを増やすなら、投稿が伸びてかつフォローされる必要があります。
なので、まずフォローされる流れを理解し、そしてその流れの中で「フォローを取りこぼさない」ことが重要になってきます。
これから、フォローされる流れを解説していく中で、ポイントも一緒に解説していきます。
ではフォローされるまでの流れですが
というのがざっくりとした流れです。
多少順番や過程が変わることはありますが、ここはおよそ理解できればOKです。
①投稿を見つけてもらう
Instagramで最も重要なのは「デザイン」です。
これだけ、いろいろ長々と抽象的なことから伝えてきましたが、ぶっちゃけデザインがよければ勝手に伸びます。
そう言えるくらい、デザインが重要なのがInstagramの世界です。
と言われると、急に価値がないんじゃないかと感じた方もいるのではないでしょうか?
が、今回伝えたいことはデザインの重要性ではないのでご安心ください。
もちろん、デザインは重要なのですが、そもそも何故デザインが重要なのかという理屈をお伝えします。
先ほど説明したフォローされる流れの5つの工程で、最初の工程が①の投稿を見てもらうでした。
まず見てもらうためのきっかけがなければ、どうしようもありません。
だから、デザインは最重要だと述べたのですね。
ぶっちゃけ言うと、デザインだけよければそれだけでもある程度フォロワーを伸ばすことは出来るでしょう。
でも、フォロワーを伸ばした先がありますか?
ただ、デザインを伸ばすだけでは、あなたの目的が達成できるわけではありません。
例えば「あなたが誰かに頼んできれいな絵のアカウントを作ってフォロワーが増えた」としましょう。
そこから、何が売れるでしょうか?
そのフォロワーたちが求めているのは、その絵なので「例えば絵のお仕事をもらえる」「絵を有料で買ってもらう」などが出来るかもしれません。
でも、「流行りの化粧品のPR案件」などは獲得することは難しいでしょう。
あなた自身が絵をかけて自身があるという方なら仕事につながるのでOKですが、今回の例だと外注さんにお願いしているので、あなたにうまみはあまりありませんね。
デザインはきっかけにすぎません。
中身があって初めて、その効果が発揮されるものです。
Instagramアカウントを作るとき、フォロワーを伸ばすことも大事ですが、フォロワーを伸ばしてあなたが何を実現したいか、ということも同じくらい大事です。
僕自身、アカウントを運営していた当初はあまり考えず、フォロワーを増やすことに重きを置いていました。
そしてフォロワーを増やすことが成功だと思っていました。
でも、ある日PR案件を流してみたところ、4件しか取れずに驚いたんですよね。フォロワー1万人いればもっと取れると思っていたからです。
なので、今からInstagramを始める方には、最初からフォロワーが増えた先を決めておいて欲しいと思っています。
アカウント設計段階で考えておくべきポイントです。
少し話がそれましたが、これらを踏まえてデザインで気を付けるべきポイントを伝えると
が一番気を付けるべきポイントです。
デザインは発見してもらうための要素です。なので、おしゃれとかきれいとかではなく「目立って次が気になる」が重要です。
僕の戦略では
という構造になっていました。
デザインについては極論を言えば、例え汚くても目立ってタップしてくれれば、デザインの役割は果たしています。
ですが、Instagramはもともと「映え」という文化を浸透させたプラットフォームなので、どうしても汚い投稿はたとえ目立ってもタップはされにくくなります。
なので、Instagramの雰囲気に合ったテイストにする必要が出てきます。
となると、結局おしゃれできれいなデザインを作らなければならないのか、と思うかもしれませんが必ずしもそうではありません。
例えば、最近の副業でInstagramをやる人は「文字入れ投稿」をすることが主流になっていますが、これも結局は目立つの工夫の一つです。
文字が入ることで、投稿の内容が分かって次のページを見てみたくなるという効果もありますね。
これもテクニックと本質の考え方になるのですが、テクニックに頼ってしまうと思考停止で文字入れした投稿を作り続けることになるでしょう。
でも、文字を入れる本質的な思考は「目立って次が気になるようにすること」です。
であれば、必ずしも文字を入れる必要はありません。
例えば、写真だけで表現する方法はありませんか?
あなたが選んだ同じジャンルの投稿に全部文字が入っていたら、文字がない方が目立つことはありませんか?
と考えるのが、本質的な思考法です。テクニックに頼り、何も考えないというのが一番危険です。
これらを考えたうえで、文字入れ投稿を選択するのは本質的な思考に沿った設計が出来ていると言えるでしょう。
目立つために考えるのは「反対のことを意識する」です。
どういうことかというと色で言えば「赤の反対は青」ですね。
例に出した、文字入れしているなら文字入れしないが反対です。
他にも「イラストなら写真」「文字だけならイラスト」といったように、反対のものを考えていくと、目立つものが浮かんできます。
そして、反対のものをいくつも組み合わせてることによって、独自性や個性があるものに見えるようになっていきます。
これらを組み合わせて目立つ投稿が作れるようになっても、「ダサい」投稿になってしまっては、フォロワーが増えにくいでしょう。
なので、最低限のダサくない投稿を作らなければなりません。
正直、僕もデザインセンスはなくて、苦労しましたがこれからお伝えするコツを意識すれば「とりあえずそれっぽいレベル」のデザインになります。
その工夫とは
です。
インスタやWEBサイトを作るときに、僕はどうしてもオシャレなデザインを真似しようとして、いろいろなカラーを使ったり、いろいろなアイコンなどを使おうとしてきましたが、はっきり言って全部逆効果です。
デザインセンスがないと自覚がある僕のような人間は、出来るだけシンプルに整えることが、最低限見てもらえるデザインにするコツになります。
これらのポイントを押さえておけば「めちゃくちゃカッコいいおしゃれなデザイン」を作らなくてもフォロワーを増やせる投稿になります。
②投稿を見てもらう
デザインで気を引いたら、次は投稿を見てもらいよい投稿だと思ってもらう必要があります。
では、あなたはどういう投稿だと見たくなって・よいと投稿だと思うでしょうか?
あたりではないでしょうか?
僕の戦略では「1のためになる」を使いましたが、他にも2、3も使えます。
それぞれ、なぜ使えるのかを理解し、そして今自分は何を選択するのが一番良いのか、を考えるのが重要です。
なので、それぞれどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
1.ためになる
まず、ためになる内容は気になりますよね?
僕の場合は、有益な情報を発信する、疑問形で発信するという戦略でしたが、他にもためになる内容というのはたくさんあります。
例えば「便利グッズのレビューアカウント」は
という「ためになる」という情報だから人気になっています。
このアカウントをフォローしておくと、自分の知らない商品情報とか使い心地を教えてくれそうだなと感じてくれるんですね。
レビューアカウントだけが「ためになる」わけではありません。
自分が知ってる情報を知らない人に教えてあげることも「ためになる」ことです。
ノウハウというものですね。
ノウハウと言われると「急に難しそうに感じる」かもしれませんが、例えば「料理のレシピ」「旅先の情報」だって他の人に教えることができる情報ですね。
ノウハウ・ハウツーは「心理学」とか「専門用語」とかが必要というわけではありません。
シンプルに「知らない人に向けて知っているあなたが教えてあげられること」ならノウハウになります。
2.共感
Instagramを副業運用したいと思っているなら、共感を意識するのが一番大切かもしれません。
共感ってどういうことかというと、今回の話でも時々使っています。
例えば
と最初の方で言っていたのですが、これも共感ですね。
最初は読者の方と同じような気持ちだったよ、ということを伝えています。
他にも例えば「彼氏に浮気されました」とかも共感にあたるでしょう。
Instagramでも恋愛系のアカウントでは浮気やふられた経験談で共感を集めるという手法がとられます。
ただ、この場合は共感だけを取ればいいのではなく、共感してもらったうえで、その反省を活かした方法を伝えるというのが一般的ですね。
共感を得ながら「1のためになる情報も出す」という方法です。
正直言って、これが出来るのが最強です。
ただ、インスタの場合は投稿枚数が10枚という制限があるのでまとめるのが難しかったりします。
3.羨ましい
これはイメージしやすいのが芸能人やモデルのアカウントの例でしょう。
憧れを売っています。
少し極端ですが、あなたに絶対できないというわけではありません。
いや、無理してブランド物買えとか言っているわけではないですよ(笑)
そうではなく、もっと身近な憧れがあるということです。
例えば「サラリーマンなのに月1万円の副収入がある」だって立派な憧れです。
「ダイエットで―1㎏達成した」だってこれも憧れです。
なので身近な憧れを使いこなすことが投稿作りのコツになってきます。
どれを作ればいいの?
と3つのパターンを紹介しましたが、結局どれをやればいいのか、というのを悩んでしまうと思います。
が、それではただの思考停止です。
とはいえ、どれもこれも自分で考えろ、何も作れなくなってしまいますね。
例えばですが
くらいの感覚で作るのが始めやすいと思います。
僕の場合は、ほとんどの投稿が「①のためになる」投稿です。
僕がためになるコンテンツをメインにした理由は、ためになることってコンテンツを作りやすいからです。
InstagramはYouTubeのように一度作ったコンテンツが何度も再生されるというような性質ではありません。
ある程度長期間見られることもありますが、それでも長くても数週間くらいです。
なので、ある程度日々発信を続ける必要があります。
そうなってくると、困るのが「ネタ」ですね。
ネタ作りがやりやすいのは、やっぱり「ためになること」です。
僕の戦略の項目でも述べましたが、ネタに困らないことというのはジャンル選びでめちゃくちゃ重要な部分です。
例に出した「便利グッズレビューアカウント」はグッズの数だけ無限にネタが作れます。
もちろん、出費がかさむものの、ネタ切れがないというのもアカウント運営をする人が多い理由でしょう。
なので「ためになること」を中心に考えて、共感や憧れを補足として使っていくイメージで運営するのが始めやすい運営方法です。
③プロフィールを見る
プロフィールは投稿を見てもらった後に飛ぶのがプロフィールページなので、魅力的なページでなければなりません。
とまでは言いません。
なぜかと言うと、Instagramプロフィールのページで見れる情報が少ないからです。
一応、150文字制限ですがスマホで見ると途中で文字が見切れてしまいます。
なので端的に書かなければなりません。
これらが端的に伝わるとフォローしてもよいかな、と思えるアカウントになります。
・フォローするメリットがあるか
例えばためになる投稿をしているのであれば、フォローすると何が学べるのかを伝えてあげましょう。
家庭で出来るダイエット方法を伝えているなら、フォローすることでダイエット方法を知れるというメリットがありますね。
・何者のなのか
例えば実績があるなら実績を書けば「なんとなく」信用できそうな人だと感じてもらえます。
・いつ投稿しているのか
投稿頻度や投稿時間を書いておくと、投稿を見る習慣をつけやすくなります。
僕の戦略で伝えた通り、僕は習慣化してほしいというのを強く意識して運営したので、箇条書きの1番目に書いています。
Twitterのプロフィールの場合は、結構長めに「実績とか何してる人なのかとかフォローするメリットとか」結構たくさん書けっていうのが主流だと思いますが、Instagramはたくさん書けばいいというわけではありません。
むしろシンプルに書く方がいいですね。
あれもこれも書きたいとなると、結局一番見てほしいことが折りたたまれてしまう可能性があるなら、シンプルに手短にまとめたいということです。
では、シンプルにまとめるにはどうすればいいのでしょうか?
この2点を意識して書くと、とてもシンプルで手短にまとまります。
④投稿一覧を見る
プロフィールページに行くと、一緒にあなたの投稿一覧を見ることができます。
投稿一覧には投稿の1枚目が3列で並ぶので、その世界観を伝えることができるんですね。
なので、皆さんも一度くらい見たことあるかもしれませんが、プロフィールの投稿一覧でメッセージを作っているようなアカウントもあるくらいです。
https://www.instagram.com/poupellemovie/
※おそらくプペルは著作権大丈夫だと思ったので例にしました。その他にもいろいろな企業アカウントとかで作っているので探してみるのも面白いです。
では、これから何を伝えたいのかというと
「投稿一覧には統一感と世界観が重要」
ということです。
これまで、フォローする流れや思考などを解説してきていうのも変な話ですが、結局人がフォローする理由なんて「なんとなく」です。
そのなんとなくを後押しするのが投稿一覧の役割となります。
というように見せるための投稿一覧ですね。
Twitterに比べてプロフィールでアピールしきれない分、投稿一覧がアピールの場になっているというイメージでもOKです。
と言っても、別に先ほどのプペルの例のような投稿一覧でメッセージを作れと言っているわけではありません。むしろつくらなくていいです。
ただ、統一感と世界観を作れと言っています。
これじゃ、魅力的なアカウントにはなりません。
じゃあ、統一感・世界観を作るにはどうしたらいいのでしょうか?
などです。
投稿を見つけてもらう場合と逆で、投稿を見つけてもらうには目立つことが大事でした。
でも逆に、自分の投稿は何個かだけ目立つものがあるのは逆効果になるということです。
⑤フォローする
これらの過程を経てフォローをしてくれます。
5ステップというと、何だから論理的なように感じますが、フォローする人はそこまで深く考えていなくて「何となく」フォローしています。
逆に言うと「何となく」フォローしないとも言えますね。
だから、その「何となく」を逃さないために、何となくフォローしてもいいかと思える状態にしてあげよう、というわけです。
「見た目が悪い人はフォローしたくない」「何している人か分からない人はフォローしたくない」
そんな理由が出来ないように整えてあげるのです。
補足:キャプションの役割
キャプションとは「インスタグラムの投稿にテキストを書く部分」です。
正直に言うと、あまり見る人いないので軽視してもかまいません。
実際僕は、最近はお知らせくらいしか書いていません。
ただ、アカウント初期の頃は書いておくほうがよいでしょう。
特に初期頃は、自分のアカウントが何のアカウントなのかをInstagramのアルゴリズムに分かってもらう必要があります。
InstagramのAIが発展しているとはいっても、写真や画像の情報からだけでは何の情報だか読み取ることができない可能性が高いです。
SEO(WEBの検索エンジン対策)ではGoogleは画像に何が示されているか分からないため、altというタグに何の情報だかを示すという対策をしていました。
SEO経験者なら、この感覚と似ています。
経験していない方でも、要するに機械相手に何の情報だかわかるようにして上げよう、といっているだけですね。
またキャプション部分を見てくれるフォロワーさんというのは、あなたの投稿を熱心に見てくれている方です。
なので、そういった方を大切にしたり交流のきっかけを作れると、特に初期のアカウントは伸びやすくなります。
インスタの流入経路
フォローされるまでの流れが分かったと思いますが、今度はどこから流入してもらうのかを理解しておきましょう。
これまでInstagramで露出が増えてフォロワーが増えるということを伝えてきましたが、どこからどうやって流入するのか、についてです。
フォロワー
まず最初に抑えておくのはフォロワーさんからの流入です。
基本的には投稿はフォロワーさんへ流れるようになっています。
が、フォロワー全員にあなたの投稿が優先的に表示されるとは限りません。
アカウントの状態にもよりますが、大体30%ぐらいのフォロワーさんのところへまず流れて、いいねや保存のエンゲージメントによって、その後の広がり方が変わってくる、というイメージです。
インスタグラムをビジネス目的ではなく、個人で利用している人ならイメージしやすいと思いますが、インスタグラムはホーム画面を下にスワイプしていくと投稿が見られます。
ここに表示される投稿は、フォロワーさんの最新の投稿順というわけではなく、インスタのAIによって並べ替えられているのです。
なので、あなたの投稿した投稿が、必ずフォロワーさんのもとに届くとは限りません。
これを理解した上で、新規ユーザーさんの流入経路を見ていきましょう。
発見欄
インスタの流入経路で一番多いのは「発見欄」ですが、発見欄の表示はインスタのAIによって決められていて、個人の趣味趣向にあったものを優先的に表示するようになっています。
YouTubeでも、あなたのアカウントにログインすると、勝手におすすめ動画が表示されるのと同じです。
ただ、個人的にはInstagramのAIの精度はかなり高いと感じていて、様々な要素から自動的に優先度を決めているように感じます。
アカウントのジャンルなどだけでなく、例えば「投稿のデザインの類似性」なんかも判定しているように思えるので、かなり進化しているな、と。
ただ、発見欄からの流入は最初のうちはあまり意識する必要がありません。
というか、自分でコントロールしにくい部分なので、あまり考えても意味がないということです。
ハッシュタグ
では、他にどのような流入経路があるかというと「ハッシュタグ」です。
ハッシュタグは流入経路を自分できめることができるものです。
インスタは検索文化があるとお伝えしましたが、その検索に使うのがハッシュタグです。
ハッシュタグは「#」のあとにキーワードをつけたものですね。
このハッシュタグを投稿のキャプションというテキストを入力できる部分か、コメント部分に書くことでハッシュタグと認識されます。
ハッシュタグは最大30個までつけることができ、キーワードも自由に設定できるので、自分オリジナルのハッシュタグだって使うことができます。
ただ、「既存のハッシュタグから有効なものを選び使う」というのが基本的な使い方です。
では、ハッシュタグ選びは何を気を付ければよいのかというと
ということです。
関連性のないキーワードは使わない
関連性のないキーワードを使うな、というのはごく自然なことのように聞こえるかもしれませんが、意外と勘違いをする人がいます。
これは僕のところに相談に来た方のハッシュタグなのですが、その方は洋楽翻訳のアカウントを運営していて、その投稿には「music」というハッシュタグを使っていました。
洋楽なのでmusicって一見関係しそうですが、実際にmusicのハッシュタグを検索してみると投稿のほとんどが「外国人が投稿しているもの」となっています。
洋楽翻訳のアカウントということは、洋楽好きな「日本人」に見てもらいたいはずですよね。
ということは外国人ばかりのハッシュタグであるmusicは関係のないハッシュタグになります。
この方も指摘するまで、全く気付いていなかったのですが、言葉だけでは関係しそうでも、ハッシュタグを検索して一覧を見てみると案外関係していない、というハッシュタグはたくさんあるので、注意して選ぶようにしましょう。
アカウントのレベルに合わせたキーワードを使う
アカウントのレベルに合わせたキーワードというのは、フォロワー数によって使うべきハッシュタグが変わってくるということを言っています。
ハッシュタグを選ぶ時、リサーチとして同ジャンルの大手アカウントのハッシュタグをマネするという方法をとる方がいると思いますが、大手のアカウントのハッシュタグをマネするのが必ずしも正解とは限りません。
大手アカウントは、ある程度アカウント自体にパワーがある状態なのでハッシュタグをあまり使っていない場合があります。
フォロワーさんからのエンゲージメント+発見欄からの流入で十分に投稿のリーチが伸びるという状態です。
アカウントの初期の頃は、大手のようなパワーはないので、もっと細かなハッシュタグを選んでいく必要があります。
ハッシュタグは検索窓にキーワードを入力すると、投稿件数を知ることができ、その投稿件数が需要の数、と考えるのが基本的な考えです。
ただ、あくまでも投稿件数なので、必ずしも需要の数と一致しているわけではありません。
インスタで正確な需要の数を調べる方法はなく、調べるとすると例えばGoogle検索の数を調べてつきあわせていく、といった手間をかける必要があります。
Google検索の数はラッコキーワードやウーバーサジェストなどを使うと、ある程度検索ボリュームを調べることが可能です。
https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
ただ、ここまでするとちょっと大変なので、余裕があればという感じで、基本線は投稿件数を需要件数と考えることですね。
投稿件数を調べるのは、検索窓に一つ一つ入力していく必要があるので、それだけでも少し手間ですが、自分が実践するジャンルのハッシュタグを洗い出し、需要の小さなところから確実な流入を狙っていくのが、初期の戦略です。
もちろん、ジャンルに関係するキーワードであることを前提に、初期はスモールキーワードを拾うようにしていきます。
ある程度、成長して来たら徐々に大きめのキーワードにシフトしていき、多くのユーザーからフォローしてもらうというのが基本戦略です。
最初から大きいものだけ狙っても、相手にされません。
4種類の発信方法の選び方
ここまでで、ある程度フォロワーにフォローされる流れが見えてきたと思います。
でも、「Instagramって色々な機能があるけどどれを使って発信していけばいいの?」って疑問に思いませんか?
僕の戦略は「フィード投稿に画像コンテンツを入れる」でしたが、当時はリールや動画といったものが主流ではありませんでした。
なので自然とフィードに画像を投稿する、となったのですが、今新しくアカウントを作ったり、運営方法を考えるなら、投稿方法毎のメリット・デメリットを考えて選択をすべきです。
ただ、それぞれのメリット・デメリットを考える前に僕なりの結論だけ最初に伝えれば
となります。
僕は今でもフィードの投稿をメインにしています。
その理由は「習慣化」させているからです。長年、フィードの投稿を習慣的に見てもらう、という運営をしていて一種のマンネリ商法にしています。
水戸黄門とかドクターXとか、決まりきっているけどついつい見てしまう、というようなイメージですね。
ただ、今回伝えているのは「思考法」です。
結論だけで何も考えずにただやるのはやめよう、と僕は思っています。
考えることをやめると、成長が止まるからです。
SNSも結局はやってみないと分からない部分が多々あります。
運営していれば「うまくいかないな」というときが必ず出てきますが、そんな時に、何も考えずに人に言われたとおりの事だけをやっていた人は、どうすることもできなくなります。
だから、どのような思考で、その結論に至ったのかを考えるのが大切なのです。
①写真やイラスト投稿(フィード)のメリット・デメリット
フィード投稿は一般的に想像しやすい「Instagramの投稿」ですね。
基本的には写真や画像を作って投稿していく。
フィード投稿がInstagramのベースであるのものの、必ずこれをやらなければならないというわけではありません。
例えばYouTuberをやっている人なら動画の切り抜きの方が作るコストは抑えられるかもしれません。
ベースはフィード投稿ですが、絶対ではないということは頭に入れておきましょう。
②動画(フィード)のメリット・デメリット
Instagramは動画も投稿できます。
フィード投稿の場合は正方形の動画となりますが、この後紹介するリールは縦長の携帯サイズの動画です。
フィードに投稿できる動画60秒です。
フィード投稿にショート動画をメインにアップしている人もいますが、近年はリールにそのお株を奪われています。
理由はリールの方が目立つからです。
フィード投稿は正方形ですがリールは「長方形」で一覧になったとき嫌でも目立ちます。
また、リール動画が勝手に再生されるためより目立ちやすいです。
一方、フィードの動画は他の写真と同じように並ぶため目立ちにくい状態ですし、再生時間の制限(60秒)もリールと一緒なので比較した時にメリットが薄くなっているという状態でしょう。
動画かどうかは再生ボタンが表示されているだけなので、パッと見て動画かどうかも分かりにくいです。
③リールのメリット・デメリット
リールは比較的新しい機能で、リリース当初ほどではないものの優遇されている傾向があります。
縦長の動画で、携帯で撮影してそのまま気楽にアップできますよ、というようなコンセプトイメージですね。
もしくはTikTokのイメージです。
リールは出来るのならメリットの方が多いと言えるでしょう。
動画をメインで考えているなら、フィードの動画よりリールの方が伸びやすいと言えます。
動画だからと言って、必ずPCに取り込んで編集して・・・というわけでもなく、携帯アプリなどでも編集は可能なので人によっては簡単に出来るでしょう。
TikTokなどのイメージのように、人が出て踊ったりする必要もなく、文字を入れて動かすしていくことだけでも動画にはなります。
動画からと言って必ず「踊らなければならない」とか思うのではなく、活用する方法がないかを考えてみましょう。
ストーリーズがファン化に必須と言われる理由
Instagramの機能には、まだ運用するものがありましたね。
ストーリーズです。
ストーリーズはこれまでの趣向と少し違い、必ずやらなければならないもの、ではありません。
これまで紹介してきたものは、何かしらを投稿しないとアカウントが運営されませんが、ストリーズは極論は一切投稿しなくても運営出来てしまいます。
ストリーズが何かというと24時間限定で消えてしまう、60秒のスライドショーor動画です。
サイズはリールと同じで縦長で、基本的にはフォロワーさんにしかみられることはありません。
という感じですね。
なので、基本的にはリーチを伸ばしてフォロワーさんを増やすためのものではありません。
じゃあ、何のためにあるのかというと「フォロワーさんとの親密度を深めるため」という位置づけです。
なぜそのようなことが言えるのかというと、僕が聞いて一番衝撃だったのが
といっていたんですよね。確かマツコ会議(TV番組)とかだった気がしますが。
まあTVの情報はかなり若年層の特殊な事情かもしれませんが、注目したいのが「インスタのストーリーズで人柄を判断する」という点です。
というわけですね。
この考えは、インスタを運用する立場からすると、見逃せない部分です。
利用者全員がそうとは言えませんが、少なくてもストーリーズで人柄を見るという文化があるのは事実です。
なのでストーリーズはフォロワーさんとの親密度を上げるための手段になるというわけですね。
僕のイメージは「フィードはTV番組でストーリーズはWEBTVというイメージ」です。
地上波のTV番組では流せなかった内容・裏側をWEBなら流すってことありますよね?
あんな感じのイメージですね。
よく偉い人が「インスタはストーリーズで教育だ・ファン化だ」っていう理由が分かってきたのではないでしょうか?
なのでストーリーズはフィードより、ちょっと「ゆるめ」の内容でもOKとなります。
伸びるアカウントのリサーチ方法2原則
ここまでで、基本的なInstagramの仕組みが分かったと思います。
あとは、具体的に戦略を組む思考法が分かると、たとえどんなプラットフォームの変化があっても対応できるようになります。
なので、今から「僕が戦略を作ったときに実施したリサーチの方法」を伝えていきます。
①同ジャンルのリサーチはするな
まず同ジャンルのリサーチはしてほしくありません。
僕の戦略では「同ジャンルの差別化」が必要ということを伝えたので、同ジャンルをリサーチするな、というのは意外かもしれませんが、全くするなというわけではありません。
あくまで個人的な見解にはなりますが、同ジャンルのリサーチはし過ぎない方がいい、と思います。
その理由は
成功者のマネをするのが成功への近道ですが調べていくうちに、自然と似せていってしまい、結果ただの劣化コンテンツになってしまう、という危険性があります。
僕の戦略の肝は「差別化」でした。
でも同ジャンルのリサーチをたくさんすると、逆に差別化しにくくなってしまう、と危惧しているわけですね。
昔、SEO(WEB検索)ではほとんど同じようなタイトルと内容の記事がGoogle検索の一列目に並んでいた時期があるのですが、同じような記事をあとから書いても自分の記事が抜かすことなんてありません。
例え内容的には自分の方が優れていてもです。
もちろん、同ジャンルのコンテンツをリサーチしないのは絶対NGなのでするのですが、マネし過ぎないことを意識してください。
②他のジャンルをリサーチしろ
同じジャンルからヒントが得られないなら、どこから投稿のヒントを得たらよいのかというと、それは他のジャンルです。
僕のアカウントのうまく伸びたのは、正直に言って「同ジャンルのアカウントを参考にせずに他のジャンルのアカウントをパクったから」です。
僕の差別化戦略は完全にオリジナルというわけではなく、他のジャンルをリサーチして生まれた戦略というわけです。
具体的に何をしたのかというと「他のジャンルで伸びてる投稿がやっていることで、自分のジャンルではやっていないことがないか」を調べました。
これは僕の戦略でお伝えした通りですね。
要するに差分を調べて目立つ方法を考えました。
凄くシンプルで手順としては
こういう発想で作っていきました。
と、少しそれっぽくは書いたものの
です。
フォロワーさんが比較するのは同じジャンルのアカウントです。
なので、リサーチは幅広くすることで同ジャンルで差別化されたコンテンツになります。
この思考・リサーチが出来ればどのジャンルでも目立つ投稿を作ることができます。
フォロワーが最短で増える戦略的な投稿順序設計
僕の戦略の中で投稿順序についても伝えましたが、改めてフォロワー12万人になった今だからわかる、投稿順序の考え方をまとめます。
当時の戦略は、ある程度の予測のもとにスタートしましたが、それらを元に今ならどういう戦略にするのかというのをまとめた感じです。
くどいと思うかもしれませんが、この投稿順序の考え方は、かなり重要な考え方なので、説明していきます。
長くなったので、ちょっと忘れてしまったという人もいると思いますからね。
アカウント立ち上げ初期
繰り返しですが、インスタのアカウントを開設したばかりの時期は、はっきり言って誰もあなたの投稿を見ることはありません。
ということは、渾身の投稿を作ったとしても意味がありませんよね。
なので、渾身の投稿はある程度人に見られる状態になってから使う必要があります。
といっても、どうでもよい投稿を続けてよいわけもありません。
すでに説明しましたが、インスタは投稿一覧を見て最終的にフォローするかどうかを決めます。
だから、決して手は抜けないのですね。
なのでベースは「バズりそうな投稿ではなくためになる投稿をコツコツ続ける」というのが初期の戦略です。
この辺りは、今でも変わらない思考・戦略として大切だと感じています。
では、コツコツ続けるコンテンツの例をさらにお伝えすると、例えば「知ってると効率100倍!エクセルのショートカットキーまとめ」というという投稿ではなく「エクセルで日付を入力する簡単な方法」というような細かなノウハウを伝えるイメージです。
エクセルで日付を入力するのは「Ctr+;(セミコロン)」で出来るので、ショートカットキーの一つです。
なので、ショートカットキーのまとめ投稿で使うこともできるのですが、まだ「まとめ」で使う時期ではない、ということですね。
フォロワー1000人から
フォロワー1000人からは、少し強めの自信のある投稿を増やしてもよい時期です。
今振り返ると、1000人くらいから投稿の反応は変わってきていたように感じるからです。
当時の僕の戦略では、まだあまりガツガツとキラーコンテンツを投入したわけではないのですが、人によってはこの時期からキラーコンテンツをたくさん入れてもよいかもしれないと、今は思っています。
といっても、SNSは相対評価なので1000人が絶対というわけではありません。
イメージ的には、すでに説明したボーナスタイムに入るか入らないか、の予兆があるような時期になったら自信のある投稿を増やしていくという基本的な考えは変わりません。
ボーナスタイムの時期
ボーナスタイムの時期はガンガン自信のある投稿を投入しましょう。
この時期は、何を投稿しても正直伸びていく時期です。
僕の戦略のところでも見せた通り、うまくいくと1週間で1万人とか増えていきます。
このようにおよそ3つの時期をイメージして、投稿の計画を立てていくと戦略的に一気にフォロワーを増やすことができます。
ただ、フォロワー数などはあくまでも目安なので、自身のアカウントを運営し、インサイトの情報を確認しながら都度様子を見るのは忘れないでください。
まとめ:戦略のまとめ
いかがでしたか?
かなり長くなったものの、僕がどのような戦略でフォロワーを増やしたのか、そしてその戦略をくんだ理由をすべてまとめました。
なので、これをすべて理解すればインスタのアカウント設計で困ることは一切なくなるはずです。
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