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今月のMVP

2025年2月1日、土曜日です。

突然ですが、2025年1月のMVPを発表します!
私の独断と偏見で😆!
そう言うとだいたい予想がつくと思いますが😅。

スリーエムカンパニーでーす!

24年末に130ドル付近だった株価は152.2ドルと、プラス17%!
ダウ平均のプラス4.7%、S&P500のプラス2.7%を大幅に上回る上昇となりました。
決算発表のあった21日に窓をあけて上昇しているのも良いですね!

スリーエムカンパニーの株価チャート(2024/11初~2025/1末の3か月間)
SBI証券外国株取引画面より


私、終わった3カ月の決算数字についてはちょっと「むむむ?」と思ったのですが。
新製品の開発と発売を加速するという新CEOの方針に沿って順調に新製品が上市され続けていること、25年には販売数量増が見込めることなどが株式市場に評価されたということでしょう。株式市場は、過去より未来を見る(時に夢見る)ものですから😆!
確かに、データセンター向けの配線やコネクタが好調で、とか言われると、なんかそんな気がしてくるし😆!


25年1月に限らず、この1年、スリーエムカンパニーの株価は順調に上昇し続けています😆。

スリーエムカンパニーの株価チャート(2024/2初~2025/1末の1年間)
SBI証券外国株取引画面より


24年3月にはヘルスケア部門をSolventum社としてスピンオフし!
5月からはCEOが交代して新体制に移行し!
新CEO体制下の最初の決算発表があった7月26日には、いっきに株価が23%も上昇!ブルームバーグによると40年ぶりの快挙だそう。

3M株急伸、1980年以来の大幅高-新CEOが事業再建計画示す
2024年7月26日 23:29 JST

・ブラウンCEO、売り上げ拡大や新製品開発を優先へ
・4-6月の純売上高は62億6000万ドル-市場予想上回る

26日の米株式市場で日用品・工業品メーカーの3Mが急伸し、約40年ぶりの大幅高となった。同社の再活性化を図るビル・ブラウン最高経営責任者(CEO)の計画が好感された。
5月1日にCEOに就任したブラウン氏は、初の業績発表で同社の弱みを挙げ、将来の優先課題を明確に示した。中でも最優先は、3Mの新製品開発ペースを速め、新鮮味に欠けるポートフォリオに活気を与えることだとした。
3Mはマイク・ローマン前CEOの下、売り上げの低迷や巨額の訴訟関連費用、原材料コストの高騰に見舞われ、時価総額が600億ドル(約9兆2300億円)余り消失していた。
同社の株価はこの日、終値で23%高と、1980年までさかのぼるブルームバーグのデータで最大の上げを記録した。
3Mは2024年通期の調整後利益見通しの下限を引き上げ、1株当たり7-7.30ドルになると発表。予想中央値は従来見通しから10セントの上方修正となった。
4-6月(第2四半期)の調整後利益は1株当たり1.93ドル。純売上高は62億6000万ドルで、市場予想を上回った。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-26/SH8GTIT1UM0W00


そんな株価暴騰を巻き起こした新CEOの決算会見はこちら。
ポイントを引用すると、以下の3項目を最重要事項として取り組むという新CEOの決意表明がありました。

  1. 持続的な売上高成長の推進

  2. 会社全体の業務パフォーマンスの改善

  3. 効率的な資本配分

そして研究開発と営業活動をテコ入れして株主価値の源泉たる売上高成長を目指す、と。

実際、新製品の上市が増加しているし、販売数量増も見込んでいるし、新体制、うまく機能してるんじゃないかと推測しています。


というわけで。
スリーエムカンパニーを推しまくっている私にとっては。
1月21日(火)の決算発表まで含めた長い2024年は、いい感じで幕を閉じたのかなあ、という印象。
連続増配記録が途切れて大幅減配してしまったので、「いい感じ」どまりなのですけど😅。


以上、本日の雑感でした。


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