[3M Company] 1人の天才より100人の凡才 1 3S 2023年12月3日 01:45 私の好きな、3M Company のちょっとしたイイ話が、東洋経済オンラインに載っていたので紹介します。 3Mには「スゴイ」大企業の理想が詰まっている この連載では、これまで大企業に厳しいことを書いてきた。だからして、こういう反応をいただく。「どれだけ大企業が嫌いなんだ」う toyokeizai.net 彼(リビオ・デジモニ元CEO)が話し始めたのが、幹部時代の失敗談だった。部下が新繊維の研究をしていた時のこと。「カネと時間がかかりすぎる。もう開発は止めろ」デジーがそう命じた。ところが、部下たちは隠れて開発を続け、防寒に優れた繊維「シンサレート」を生み出す。スキーウェアなどに使用され、大ヒット商品となった。「あれは大恥をかいた」この会社には「15%ルール」と「ブートレッギング(密造酒造り)」という不文律がある。業務時間の15%を自由な研究や活動に使っていい。しかも、密造酒を造るように、こっそり隠れて。トップになる者ですら、判断を間違える。だから上司に従わず、自分を信じて開発せよ、と。同社が生み出したセロハンテープやポスト・イットは、社員が思いついて、勝手に開発した。そうしたイノベーションを起こすためにも、社員を交流させて刺激し合う。失敗を許容する文化も、トップ自ら繰り返し伝える。「1人の天才より100人の凡才」と言い切るこの会社こそ、大企業の強みを生かし切っている。関連記事 #3M #スリーエム ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 「この会社の事業内容、決算知りたい!」募集中。 チップで応援する #3M #スリーエム 1