「あの子と同じ給料もらって申し訳ない…」メンタルも肌もボロボロだった転換期
自己紹介
千葉りえと申します。 私は会社員をしながら、美容家としてトータルビューティーの大切さや、外見美・内面美の大切さを伝えています。
また私自身が会社員もしているので、OLさんが理想の生き方とか働き方を叶えるためのコーチングや継続講座もやらせていただいてます。
パリジェンヌに憧れてフランス留学
1つ目の転換期が大学4年のフランス留学です。
それまで高校生からホームステイとか短期留学っていうのをさせてもらっててたので、大学でも留学しようっていうのは決めていました。
「日本以外の世界を見たい、実際に海外で生活してみたい」っていう想いで、アメリカに行く予定で準備を進めてたんですけど、フランスへの憧れが捨てれなくって。昔から「パリジェンヌになりたい」って思ってたんです。
自分の母国語でもなく英語でもない言葉で物事を見れたらいいな とか、考えられるようになりたいって思ったのもあって。
それで留学数ヶ月前にやっぱりアメリカじゃなくてフランスに行くことを決めました。
自信があったサバイバル能力をもってしても、なんともならなかった
一応大学で第2外国語でフランス語取っていたんですが、唯一単位を落としたのがフランス語だったんです(笑)
なので日本で語学学校に通ったり急いで準備しました。とは言え、そんなに毎日通ったわけじゃないので全然わかりませんでした。
でも「サバイバルする力は結構ある」って自覚してたから、行ったらなんとかなるかなって。で行ったら…なんともなんなくて！
そこで自分の生活力の低さというか、サバイバル力の低さとかを目の当たりにして「私って弱いんだな」とか「かっこ悪い自分もあるんだな」っていうところにぶち当たりました。恥ずかしい思いをしまくるっていうことを経験しました。
今まで、「よく見せたい」「かっこよく見られたい」とか、そういう世界の中で生きてきたので、できない自分がいるってことをその時初めて知りました。
フランスに行って恥ずかしい思いをする経験をたくさんして、どんどん受け入れられるようになってきたっていうのが大きかったなって。
なんかもう「いろんな自分に出会えた1年間だったな」っていう感じでした。
私って本当は結構打たれ打たれ弱いんです。それを自覚してるから、打たれる環境に行ってた。
だから留学も絶対アメリカの方が多少英語は通じるし楽っていうのはわかってるんだけど、 「パリジェンヌになりたいから」みたいな動機であえてフランスに行った。
絶対大変なことはわかっていたけど、それで「強くなれたらいいや」とか「成長できたらいいや」と思って選びました。成長意欲がすごい強かったなって思う。
憧れの会社に入るも優秀な同期と比べて絶望
奈落の底みたいな経験は何度もあって…！
それは会社員になってからすごい優秀な人たちとたくさん出会った時ですね。
みんなと比べて「頭が良くない」とか「このスキルがない」とか…研修中もみんなが普通にできてるけど、いつも私はテストで赤点でいつも追試だった。「自分って頭が良くないんだな」って思いましたね。
こんなに優秀な人と同じお給料をもらってるのが申し訳なくなってました。
1年目はみんな同じ給料だから、「毎回テスト100点の同期の人と、赤点で追試受けてる私が同じ給料なのはなんか申し訳ないな…」とか。そういう余計なことばかり気にしてた。
そういうところで、みんなと本当にレベルが全然違うっていうのを目の当たりにした時は、自分に絶望した。
配属された後も自分にできることが本当になくて、 力になれることが全然ないっていうところや、周りが優秀で対等に肩を並べてたいのに並べられないってところで結構落ち込んでましたね。
せっかく憧れの会社に入ったのに、自分の価値を会社で活かせない、会社に貢献できないっていうことが悔しかったです。
全然役に立てなくて「なんでこんなにできないんだ！」っていうストレスで、最初の2年間はずっと肌荒れしてた。もうブツブツでした。
もう肌が綺麗な時なんて多分最初の1週間ぐらいしかなかった。
同期とかに「りえちゃん肌どうしたの？」ってみんなにすごい言われてましたね。周りが優秀で、その周りと比べちゃって…っていう機会は新入社員時代だけじゃなくてその後も何度もありました。
自分の理想を描くのが難しい会社員だからこそ
会社員の弊害だなって私は思うんだけど「自分がこれをやりたい」っていう以前に、会社が求めるものをやらなきゃいけないっていう環境だから、自分が本当に何をやりたいかとか、何が好きかっていうのがわかんなくなると感じています。
だから、ビジネススタートする時も、自分、何やりたいんだろう？理想の自分って何だろう？自分の好きがわからないって感じで全然明確になりませんでした。
そこから自分がどうなりたいかを考える書きだしました。
プライベート、ライフスタイル、働き方、会社の仕事で何をしたいか？個人ビジネスの方でどういう風にやっていきたいか？どんな結果を求めたいか？など細かいところまで。
そういう風に書いていくと、これができる自分の方がいいなとか、この知識が持ってる方がいいかもっていうことが出てくるから、それで自分の理想をアップデートしてるっていう感じかな。
会社だけだと自分の本心を封印するっていうか、自分の本心は出さないみたいな。
結構自分の本心を出して好き勝手やっているほうだと思っていたしストレスとか全然溜まってなかったのに、 やっぱふと考えると「自分のやりたいこと」については本当にわかんなかった。
会社だけだと世界が狭いと思う。 ちっぽけなことで悩んでるとか、本当狭い世界で悩んじゃってるから。
ここを1歩と踏み出すと、 絶対なんか違う発見とか違う価値観を知れたり、「こっちの価値観の方が自分好きかも」みたいなのが多分わかってくるから。
本当に旅行はね、行けるだけ行った方がいいっていう風に私は思ってる。
仕事のモチベーションは会社の人で上げる
モチベーション上げたい時は人と会うとモチベーションが上がります。
でも誰でもいいわけじゃなくて、なんでも話せたり、一緒にいて落ち着くとか、この人に落ち込んだ時でも会いたいと思える人に会って話すとやる気が出てくる。そういうのがあるから、人に会うようにしてるかもしれない。
そんなにすごい近い関係じゃないけど、すごい活躍してる人やお仕事頑張ってる人とか、そういう人に会ったりすると結構モチベーションが上がったりしますね。
私の場合は、会社でそういう結構尊敬する人たちが結構多いんですよね。だから会社に行くとモチベーションも上がる。
その人と話してると、「私もやろう！」みたいな感じになるから、会社の仕事のやる気が出ない時は会社の人と会う。
ミーティングする時にあえてその人を巻き込んでやったり、その人と交流する時間を意図的に作るようにしています。
会社の8時間をいかに自分のまま過ごせるか
私が会社員だからということもあり「会社つまんない」「会社辞めたい」というご相談をものすごく多くいただきます。
でも会社って、1日の半分以上の時間を使ってるじゃないですか？だから、その8時間が退屈だったり「もう早く帰りたい」って無心でやったら、その8時間が本当にもったいない時間になっちゃう。
その仕事してる8時間をいかに楽しめるか。
いかに自分のままストレスをかけずに我慢しないで仕事ができるか。
っていうところを、私はすごく大事にして いるし伝えたいなって思っているので。
とはいっても「仕事が楽しければいい」ってだけじゃなくて、やっぱり外見の綺麗さはすごく大切だと思っています。休憩中トイレに行った時に、自分の顔見てがっかりしない とか、ボロボロじゃないとか。
女性はやっぱり目に見えるものとか、自分自身のメンタルからの影響ってすごく大きく受けるじゃない？
だから本当、「今日髪の毛うまく巻けた♪」っていう日は、超気分良く出社できたりデートに行けるとか、笑顔が増える日になるから。そういう風な毎日を送ってもらいたいなって。
そのためには「自分がどうなりたいか」っていうところに着目するといいんじゃないかなと思います。
「外見美も働き方もプライベートもどうしたいか？」っていうのを、まるっとトータルで美しさを磨いていく・追求していくというお手伝いをすることで、そういう女性が働く女性が増えたらいいな と思ってます。
編集後記
フランス留学からスムーズな就活で憧れの外資系企業へ就職。
そこから順調にキャリアを重ねる傍ら、プライベートではOLさん向けの副業で自己実現…
りえさんのこれまでの経歴をシンプルに文字にすると、誰もが憧れるとっても美しい経歴ですよね。でも、その裏側ではサバイバル体験(笑)をされていたり、何度もできない自分に直面したり。多くの女性に支持される人間力はそんないろんな経験があったからこそ、積み上げられたものなのかなと感じました。
打たれ弱いから打たれにいく！自分の世界を広げ続ける！理想の自分をアップデートする！etc…
自ら飛び込む行動力や、貪欲に成長し続ける姿こそが、りえさんの内から溢れる美しさの秘訣なのかもしれません♡
この度はインタビューを受けてくださいましてありがとうございました。
お話を聞いて気になった方は以下リンクより りえさんの活動をチェックしてみてくださいね。
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