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今夜、僕は何になればいい?火消し?それとも曲芸師?

と言うわけで、タイトルはプリンスが1998年くらいのインタビューで言っていた言葉だったと記憶している。
クロスビート誌だったと思う。

長年、ファンをやっていると、感覚が麻痺してきてしまうのか、プリンスが放つメロディや歌詞、言葉全てに心を動かされてしまう。

1992年にはSexy MFという激アツなシングルを、これまた激アツなアルバム『ラブ・シンボル』のファースト・シングルとしてリリースしていて、このSexyとMFという、およそ常人では思い付かない組み合わせをしてきたのだから、ファンとしては、居ても立っても居られないでしょう。

1988年のLovesexyの時もそうだった。
アルバムリリース前に、マイケル・ジャクソンに「僕は新しい方向へ進む」と話していたらしい。(と言うエピソードをロッキング・オンかファンクラブの広報誌かで読んだような)

あの「BAD」共演没のエピソードはまだ世に出ていない頃だったから、どんなタイミングで2人は会って話していたのか、当時、不思議で仕方なかった。

Lovesexy、男の子でも女の子でもなく天上の神様に恋をした気分と言っていたかな。
アルバムタイトルだけでなく、同名曲が収録されるということに、当時、16歳のナイナイシックスティーンよろしく高校2年の自分は、どんな曲なのか、想像してもしたりないくらいで、勝手にメロディを作って口ずさんでいた。

と、冒頭に戻るわけですが、プリンスという人は常に様々な表現を、それも、誰も見つけていない表現を探していたのだろうなって思う。

亡くなってから8年、生きていたら、もっと沢山の斬新な表現をしてくれていたのだろうなって寂しく思う。


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