データのストーリーテリングについて①
データを会議等でシェアする際に、下記のようなチャートを用意したとします。
2021年から2023年までの各取引先の売上データですが、このグラフを一瞬みて読み取れる情報はありますか?
細かく見ていけばもちろん、2023年の売上が一番大きいのはB社でどの取引先も2021年から2022年にかけて売上を伸ばすも、2023年に対しては売上がほぼ全部の取引先において、マイナスしてしまっていることがわかります。 C社以外は。
では、次の表ではいかがですか?
左から売上が大きい順に並べ、2023年と2022年の売上比較を折れ線グラフで付けました。
先ほど文字で挙げた情報が並べ替えと前年比較のデータだけでぐっと変わりやすくなったと思います。C社以外はマイナス進捗ということも、圧倒的にわかりやすくグラフが教えてくれます。
グラフのもとはデータですので、データにストーリー性を持たせるというのはこのことで、視覚的な要素を使ってより分かりやすく、決断につながるようなデータを見せることを言います。