【dbts2024 レポート①】Tsurugiの現状~GAリリースへ向けて
こんにちは、プロダクト開発本部の吉崎です。
db tech showcase 2024 1日目のB7セッションである「Tsurugiの現状~GAリリースへ向けて」のレポートをお届けします。
セッション概要
はじめに
Tsurugiプロジェクトの最新動向と、GAリリースに向けた進捗についてご紹介する内容です。Tsurugiは、低遅延レプリケーションを核とした次世代の高可用性ソリューションを目指しています。その開発中に遭遇した課題や将来のロードマップについて言及したセッションでした。
ロードマップでは、サポートするSQLやプラットフォームの範囲を広げ、分散レプリケーションの導入に向けた計画が示されています。
GAリリースに至るまでのバグ修正に関しては、コンポーネントベースであり、インメモリを基盤としているため、バグの特定が難しい箇所もあったとのことです。
非同期かつロックフリーな特性を活かし、光電融合技術による高速広帯域を用いて、データセンター間での分散レプリケーションと分散トランザクションを実現する展望が語られました。
さらに、Tsurugiを機械学習の推論における特徴量データストアとして利用するシナリオについても触れられています。詳細は翌日のセッションPD14とB18で扱われました。
まとめ
開発チームは、多くの困難に直面しながらも、GAリリースに向けて努力を続けています。
低遅延レプリケーションを特徴とする次世代の高可用性ソリューションです。
PD14とB18のセッションでは、Tsurugiの実用例について講演を行っています。
聴講した感想
RDBとしてロックフリー・低遅延などそれだけでも夢があるのに、さらに物理的に離れたDBをトランザクションで同期できるなんて夢が広がりますね。
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