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【dbts2024 レポート】AlloyDB 徹底解剖 -高可用性、性能を生み出すアーキテクチャと運用負担を軽減するためのポイントを学ぶ-

こんにちは、プロダクト開発本部の伊藤です。
db tech showcase 2024 2日目のB11のセッションである「AlloyDB 徹底解剖 -高可用性、性能を生み出すアーキテクチャと運用負担を軽減するためのポイントを学ぶ-」のレポートをお届けします。

セッション概要

AlloyDB for PostgreSQL は、PostgreSQL と互換性を持つフルマネージド型のデータベースサービスで、極めて要求が厳しいデータベース ワークロードをモダナイズできます。本セッションでは、AlloyDB の概要とアーキテクチャ、運用の Autopilot 機能や利用するにあたって押さえておくべきポイントをご確認いただければと思います。

スピーカー名:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
テクノロジー部門
データベース スペシャリスト
江川 大地 様

はじめに

 オンプレのPostgreSQLより、AlloyDB for PostgreSQL の方が性能が高い。

まとめ

  1. ストレージ周りに独自の技術を使っていて、高速化に寄与している。

  2. Dataの読み込みについて、Disk読み込み前にもう一段階キャッシュがある。

  3. カラム型エンジンが搭載されているため、DWHのSQLは高速に参照できる。

聴講した感想

 普段マネージドDBといえば、個人的には機能について注目することが多かったのですが、提供側がストレージ周りの技術を独自に開発できるという点に気づかされました。そして、AWSやAzureはどうなっているのか?その差はあるのか?と興味・疑問を持ちましたし、その挙動の差を自分で見てみたいなと思いました。この技術あるいは考えの一部でも、オンプレのServerに利用して、自分が業務で開発している製品に組み込めたらいいなと、漠然と思いました…。
 また、6年くらい前より、Oracleのインメモリカラムストア、SQLServerの列ストアインデックス、MySQL(MariaDB)の MariaDB ColumnStoreに触れるなど列指向型のDatabaseを触ったことはありますが、Postgresの列指向型に触れたことがないので、カラム型エンジンが搭載されているという点に興味を惹かれました。また、軽く調べると、cstore_fdw(https://github.com/citusdata/cstore_fdw)というものがあるようで、比較して検証とかを次のdbtsで行ってくれないかなーと思いました(他力本願…)。

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