喧嘩が下手
2020/09/30 水曜日 ☁️
こんばんはアスカさん。
ぼくは喧嘩は嫌いです。
正確には苦手というべきかもしれません。
他人と意見が違うことがあるのは当然のことですが、それが喧嘩に発展するかどうかは別だと思います。
そこに怒りの感情が無ければ喧嘩にはなりません。
なにより、これは小さい頃からなんですが、どうもそういう雰囲気が得意ではありません。
もちろん喧嘩することを得意と自覚している人がいるどうかは分かりませんが、怒りという感情を露わにしている状態が苦手なんです。
それが相手でも自分でも同じです。
特にぼくは怒ったり叱ったりするのが苦手です。
他人より心が広いわけでもないので、イライラしたり、クソ!と叫びたくなることは往々にしてありますが、それをちゃんと表に出すことが苦手なんです。
中学の部活でキャプテンをしていた時も、ちゃんと練習してくれない部員に対して、なかなかキャプテンらしい注意をすることができませんでした。
それでも一度だけどうしても我慢できないことがあり、なんとか口にしたセリフが「ええ加減にせえよ…」のひとことだけでした。それも少し震えてた小さい声だったのを憶えています。
今ならよく頑張ったと当時の自分を褒めてやりたいですが、あの頃から自分は怒るのが下手だったんだなと思います。
しかし一方で、必ずしも喧嘩が悪だとは思いません。
アスカさんのように上手に喧嘩をできる人はむしろ素晴らしいと思いますし、なにより喧嘩をしても簡単には壊れない仲であることがまず素敵だからです。
さらにそれが互いに理解しようとするうえでの喧嘩なら最高です。そういう意味ではその関係性は羨ましいほどですよ。
それに思ったことをはっきりと口で言わなければ伝わらないこともきっとあるんだと思います。
先ほど言ったようにぼくも何か言いたくなることはあります。
ただ、そんな時に度々思い出す言葉があります。
「日々の嫉み とどのつまり 僕が笑えば解決することばかりさ」
星野源さんの「くだらないの中に」の歌詞の一節です。
世の中理不尽なことが多いですが、彼の言葉に触れるたびに、その「世の中」がまだまだ狭いことを気づかされます。
と、ここまで偉そうに書いておいて何ですが、ぼくの場合は0-100でぼくのほうが悪いことが多いんです。
だから怒るより怒られることのほうが何倍も多いっていうのはまたの機会に話します。
安楽