見出し画像

調理サポートをシルバーさんに依頼した話 |生活

我が家は共働きフルタイム夫婦。共に残業があることもしばしば。(ノー残業は週1くらい)時間の使い方については、別記事で。

夫婦とも完全リモートワークで、自宅で仕事をしています。通勤がないこと、自由に勤務時間を定められることから、料理は極力自炊をすることにこれまで努めてきました。

基本は夫が料理担当、ただ、これから繁忙ということで、私が夕食を担当することに。

ただ、私も日々料理に時間を裂けられるわけでなく、かと言って夕食の時間を遅らせられない。これは外部の手を借りるのが得策では、と思ったのです。

そこでお願いしたのが、シルバー人材センター。ご近所のセンターに登録されている働く意欲のあるシルバーさん(高齢者)がさまざまな仕事をしてくれます。

契約までの流れ

■問い合わせ兼申し込み。
規約を理解したうえで、問い合わせとともに相談、そのまま申し込みです。初めての利用であれば、利用システムについて、案内を読み込みましょう。
私の依頼は、調理メインと少しの掃除。調理は当日の夕食含むアレンジ可能な簡単な食事2日分程度、掃除はリビングの片付け(特におもちゃ)と掃除機がけを希望しました。

■マッチング
利用希望者の依頼事項に沿った、シルバーさん(支援者)のマッチングです。基本的にこちらから選ぶことは出来ないかと思います。要望を細かく伝えることで、より理想とする方とマッチングが可能です。
センターの担当者の方を通して、細かくシルバーさんについて伺うことが可能です。

我が家は、在宅勤務が功を奏して、希望曜日と時間を柔軟に設けたので、料理が得意な方がご近所ですぐに見つかりました。

■面接と契約締結
センターの方と共に、シルバーさんと面接の実施です。堅苦しいものでなく、契約締結に向け、お互いに作業依頼内容の確認を行います。ここで、合意できれば、指示書のようなものにサイン。契約書は私の自治体の場合、後日郵送で届きました。
面談では、買物リスト(ネットスーパーや生協の納品書)や日々の献立内容を紹介しました。また希望する味付けや料理のレパートリーについてもこの場ですり合わせました。アレルギーの有無や、好き嫌いもお伝えしておきましょう。
正直なところ、後から改善依頼を出すのは難しいように思います。

契約締結後、初回まで

■当日用の食材、ツール準備
食材は面接で依頼のあったものを中心に、普段からよく食べているものを揃えました。キッチンツールについては、特に指示が出ませんでしたので、初回以降作業をしていただきながら必要なものがあれば伺うこととしました。

■献立
面接では、メインディッシュを指示いただければ、あとは調理しながら作ると仰っていただきましたが、念のためにこちらが希望するものをいくつか例をあげました。我が家は作り置きは味が染み込む料理以外、あまり好みませんので、当日の食事+アレンジの効くおかず+下ごしらえをお願いしました。

初回の作業

■さっそく作業開始
まずはキッチンの配置を説明しました。必要な道具、食材庫の中身等、都度聞かれては困るので、事前に説明します。

■調理完成
私のリクエスト料理を中心に、約3日分の調理と下ごしらえをしていただきました。

実食、さてお味は合うか…

■結果として、我が家の味付けに近い味で、こちらがリクエストした以上に美味しい料理を作ってくださり、とても満足しています。

どの料理も少し作る量が多いのでは?と思っていましたが、やはりフルタイムの在宅ワークとはいえ、翌日の昼食や少しアレンジして夕食に等、大活躍です。「種類を多く」よりも、「量を多く」は我が家に合っていたようです。ここは始めの想定と違いました。

作っていただいたミートソースは、ナスのグリルのソースとして、ごはんを加えてドリアに、そのままパスタに。チキンと合わせて、、等アレンジをしながら食べました。


執筆時点でまだ2度の利用ですが、美味しいご飯が家にあるという、大満足です。

■費用
費用は各自治体によって差はあるかもしれませんが、時間あたり1000円ちょっとです。民間の家事代行サービスの半額以下です。とはいえ、教育を受けたプロではなく、シルバーさんです。料理以外にも、家庭レベルの事柄を頼むには良いのではないでしょうか。


いただいたサポートは子供の経験の種まきに充てさせていただきます。