"滝川第二vs AIE国際"の観戦にて、再確認した。
僕にとって
"根拠がない鳥肌"が立つことの1つが
高校サッカーである。
今日は兵庫県の選手権決勝を観戦してきた。
滝川第二vs AIE国際
まずは凄いゲームだった。
両校のサッカーは初めて見たけど、
それぞれの色を全部出し切ったことは分かった。
前半立ち上がりに決定機阻止によって
残り時間を10人で戦う事になった滝川第二
その後は押し込まれる展開が続いたものの、
状況に慣れてからは
危なっかしいシーンはなかった。
オフサイドになったけど
ゴールネットを揺らす場面もあった。
個性のある選手を揃えたAIE国際
初めて聞いた高校名だったけど
創部して間もないみたい。しかも定時制?の高校
(間違ってたらごめんなさい)
事前調べなく見に行ったけどJ内定選手もいた。
試合を通してめちゃくちゃに上手い速い。
延長終了後、勝利した時ほど明るい雰囲気で
ベンチで選手達と
ハグを交わすスタッフの皆さんは凄かった。
結果的にPKにて、
数的不利ながらもハードワークし続けた
名門校の勝利。
実質11vs11のゲームだった。
高校サッカーの好きな所の1つが
"高校生が創り出す歓声"
である。
何度も、歓声が起きてた。
その度に鳥肌が立つ。
AIE国際の巧みなプレーに沸いてたし
延長後半の滝川第二のビックセーブは
今日1番だった。
試合展開的に、早々に不利になった滝川第二への
エールが多かったような気がする。
応援団以外の方々も、
なんとなく滝川第二を応援していた。
1人を欠いたものの、+1になってたように感じた
夢を叶えたい思いが多くの心を動かした。
サッカーにおいて退場は大きすぎる。
しかも立ち上がり部分で言うと尚更。
AIE国際のテクニカルなプレーにも
体を張って守る。
そしてカウンターを仕掛けにいく。
延長後半にこれをやってた姿を見ると、
サッカーに詳しくないであろう観客も
自然と応援がしたくなる。
そうやって、数的不利を補ってたように思う。
だから、高校サッカーは人気なんだと。
真骨頂を見たような気分で大満足だった。
それと、滝川第二のハードワークもそうだけど
AIE国際のチャレンジ感も相まったことで、
好ゲームになったことは忘れてはいけない。
創部して間もないのに、
超名門校にぶつかりにいくことが
そもそも凄い。
面白い試合だった。
16〜18歳が創り出す、あの空間。
僕は動かされた。
だから追いかけたい。
ちゃんとまだ心動くし、
自分が奮い立つとのを再確認した。