オオクワを飼ったらズッコケた

昔から虫に興味がある。


幼稚園児の時にバッタを触って以来ずっと虫の尻を追っかけまわしてる。

勿論カブクワにも興味があり外国産の昆虫を飼育したこともある。

だが産卵の段階で彼らにはことごとく敗北していった...


そんな敗北から数年たった今年にまた飼育をしたくなってきた。切っても切れないのだろう。

今ぼやけまくった記憶の中から考えてみても、明らかに原因は温度管理とリサーチ不足だとわかる。

あんな環境で飼育してしまって今でも申し訳ないと思う。


種類


今年我慢の限界で再燃した飼育欲。

今回飼うのはアンタエウスオオクワガタ。

熱帯、亜熱帯に広く分布しているらしい。

でもネプチューンオオカブトみたいに標高が高い場所に生息しているために、17~20度ぐらいがいいらしい。


購入

ということなのでヤフオクでワインセラーとクワガタのペアを購入。

クワガタよりも先に来てくれたので本来の役割を数日だけしてもらった。


そしてクワガタが到着。

満を持して開封してみると...


...あれ?

メス大丈夫か...?

メスが到着早々なんともいえない状態だったのである。

冬場に購入したのだが、たまたま発送中の日がたまたま温度が高く...

そこにカイロもあったため追い打ちをかけてしまったのだと思う...

フセツは動かないが力強く歩いていたし成虫になってそんなにたってないのでとりあえず様子見をすることにした...

オスは威嚇もするしとくに問題はなさそうだ。

とりあえずワインセラーに二匹ともぶっこんでその日は終わった。


終焉

そこから何の問題もなく数か月過ごした...

あと十日ほどしたらペアリングができるとわくわくして毎日を過ごしてた...

両方後食もした...

ある日のエサ替えの日・・・

いつも通りフタを開けたら・・・

この口髭の出方...嫌な予感がする...

そう思ってアンタエウスのオスを持ってみると体から力が抜けて死んでいた。

到着時は心配だったメスはかなり元気。エサの食いつきもいい。

フセツも見事に動いてる。素晴らしい。

オスもメス同様に安静にさせていた。

なのにどうして死んだか。


推測の域を出ないが死因は湿度か輸送時のダメージではないかと思う。

まさかオスが逝ってしまうとは...

いや、よくよく考えてみれば食いつきは悪くなっていた。

まさか死の前兆だとは全く思っていなかった。

昆虫飼育の運営費用は小遣い。成虫を飼うのは費用が飛ぶ。

また死んだらとトラウマになってしまった。

メスは今のところ元気なのでどうにかして子孫を残してあげたい...(突然死する可能性は大有り)

だからもう少ししたら死んだオスに負けない立派なオスを買う。

現在はオスを乾燥保存させている。


増種するなら幼虫を買おうと思った今日この頃。

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