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MODEROIDザブングル製作記02

さてここまで来るのにほぼ一ヶ月を要している。
正月3日間で作るはずだったMODEROID版ザブングルだったが、大いに時間が掛かった。

プラモデルで一番時間がかかるのは塗装と接着の硬化時間

今回のザブングルは接着剤使わないので、塗装が乾くための時間だけに殆どの作業時間を潰したことになる。
プラモの何が冗長って塗装の乾きを待つ時間である。
これで集中力が失われる。

こんな冗長な作業を断続的に続けられる人間ってどうかしていると思う。
ガンプラも今回のMODEROIDも、1日で作れるように相当進化しているが、それでも塗装は必要だったし、当然集中力も削がれた。

楽しみながら一気に作るって事が出来たのは、子供の頃作ったアオシマのレーシングカーとレッドホークヤマトぐらいだったと思う。
あれは完全にオモチャの延長だったし、きっちり作るようなもんじゃなかった。
確かに出来はチープだが作っていて楽しかった。
今回のMODEROIDも基本パチ組だから苦行とまでは行かないが、思ったより楽しめなかった。
自分はモデラーじゃないし、エアブラシで塗装するほどでもない。
だからと言って、無塗装のむき出しのまま作るほどの割り切りも出来ない。
中途半端なのである。
こだわりを無くせば自分も楽しんで組めるだろうか?

絶対に塗らなきゃならない箇所

個人的に絶対に塗装が必要だった部分を下記に示す。

足裏のノズル?
胸の黄色い謎パーツの下地となる白塗装。ここが青のままだと黄色の発色が悪くなる。
それにガイアの純色イエローは隠蔽率が皆無だ。
ホイールも銀に塗った。塗らない人が多いようだが車としての雰囲気を出したいので。
左上、エンジンパーツも同様に銀色で塗った。
上半身接合部。左右のノズルの奥が本体の青いパーツ丸見えなのでつや消し黒で塗る必要がある。
ここが青いと手抜き感が半端なく非常にダサい仕上がりとなってしまう。
下半身接合部。というかブングルローバー正面のパーツ。
黒く塗っている部分が全部青パーツ。
ここが青いとグリコのオマケになってしまう。
つまり手抜き&チープ。
ローバーの前輪。銀色の部分が青のパーツのまま。
これなんか塗らないとモログリコのオマケである。
ローバー車輪格納部。
格納部の奥も黒で塗る。
ここが青いといわずもがな・・・
上半身。完成に近づいている。

さて上半身の写真だが、ここまでくるのに2週間以上掛かっている。
主に土日にしか作業できないのもあるが、ほとんどは塗料の乾燥待ちである。本当に塗ってから5分ぐらいで乾く塗料が出ないものだろうか?
全然作ってて楽しくない。
まるで植物の成長を見ているようだ。
つまり平面だったキットが組まれて立体化していく実感が全く無いのである。
ちなみに写真の胸の黄色い謎パーツは透明にしたのだが、2月末に塗装がひび割れしてしまった。
10度塗りもしたら当然か。
ガイアカラー純色イエロー。純色で塗っちゃだめだ。
これはシンナーで剥がして再度塗り直した。

そして注目してほしいのはコクピット。
ジロンとラグらしき顔が見えているが、ほとんど見えていないだろう?
あれだけ苦心して塗ったのにその苦労が報われない。
つまりここは無塗装でも気にならないだろう。
自分は気にするが。

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