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親バカと言われてもいい


最近少しづつ言葉を覚え始めた娘氏。

「いないいなーい」
「わんわん」
「にゃんにゃん」

この3つが今のところ主なレパートリーだ。




カーテンや毛布に隠れて
「いないいなーい」をしたり

お散歩中のイッヌを見かけたときに
「わんわん」と指をさしたり

テレビに映ったり絵本の中のネコさんを「にゃんにゃん」と呼ぶ。



そんな彼女はわたしの充電器にくっついているドラえもんについても「にゃんにゃん」と指をさす。

正にその通り、ドラえもんはネコ(型)である。
耳の感じなどの見た目判断しているのだろうか?
彼女なりの「これはわんわんではなくにゃんにゃんだ」という判断基準を詳しく知れないことが残念でならないが、大山のぶ代さん時代のドラえもんに慣れ親しみ、コミックスも買い集め(大長編も含)、ひみつ道具大辞典を読み漁り、ドラえもんズを推していた身としては、彼女の発言は実に嬉しい。
「ぉお!!ちびっ子のキミにも分かったのか!!!!!そう!!元々はネコさんだったんだよ!!!!そうそう、この黄色い方ね!!」
といった感じで。


自分が小さい頃から慣れ親しんだ文化に彼女が混じってきてくれるのがとても嬉しい。

いずれ
「なんだかんだやっぱのぶ代だよねー」とか
「映画のエンディングは海援隊だよねー」とか
「最遊記はちょいトラウマだよねー」とか
「友情テレカな!!!!!!」とか
「ドラえもんの道具何欲しいって、いや、もしもボックスとスペアポケットは無しだわーつまんねー!!」とか


いつかそんな話をしてみたいが、
3語しか話せない今の娘を思い出して、そのときは泣いてしまうかも知れない。
ドラえもんの黄色メッキが剥がれて青くなってしまった時のように。

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