明日、実家からブラックキャップの要塞へ帰還する
事情によりここ数週間 実家に滞在していたが、明日自宅へ帰還する。
ちなみに「実家」とは言うものの
わたしが社会人になり一人暮らしをた後に建てられた家で、しかも幼少期を過ごした地域の隣町に建った家であるため土地勘も無く、あまり「実家」感は無い。
もちろん家の中には学生時代使っていた部屋(思い出の机や壁に貼られたポスター、親とケンカした際に空けた壁の穴など)も一切無い。
そんな中、「あんたが昔使ってた箸があるよ」と母親が出してくれたお箸。
どうやらわたしが学生時代に使っていたものを捨てずにキッチンのどこかにしまってくれていたようだ。
実家がここになってから約10年、ずっとどこかに片付けられたままだったのに、なぜ今日この日に引っ張り出してきてくれたのだろう?
お正月・GW・お盆、思い入れが無いとはいえこの10年の間しょっちゅうここに(泊まりがけで)来てたのに........
と思いながら何も言わず受け取った箸がピンクのラメラメで笑ってしまった。
思った以上に自分の学生時代の物!!感が強かった。この箸を使っていた記憶が一切無いのだが、確かに学生時代は世の中がギャル真っ盛りだったためわたしもブームに乗っかり持ち物もだいたい派手でキラキラだった。
まさか当時の好みを食卓にまで持ち込んでいたとは。
箸といえばだいたい
フクロウとか、七福神とか、ウサギとか、シマシマ柄が相場なの
思い入れの無い家で、知らない昔の箸を使い母が作ってくれたお昼ご飯を食べた。
母の味だけは変わらないし、忘れないものだ。
既に別居している事実を結局母に伝えることも出来ないまま、明日わたしと娘氏は自分たちの家に帰宅する。
実家に来る前、G疑惑が拭えない自宅にこれでもかというくらいブラックキャップを仕掛けてきたが、
大丈夫、何も居ない!!!!というのを明日この目で見て確認するまで不安は拭えないものである。
全く馴染みのない実家でも、害虫の心配が(今のところは)無いだけで とても落ち着いて暮らせるものだなぁと、帰宅の前日に改めて思う。
ちなみに離婚届はまだ出して居ない。
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