【船券考察5】 8/10 桐生10R予選特別 3連単5-3-6 80540円
まえがき
この記事では毎回事後的に船券を考察していきます。対象のレースでどのような思考で船券を選んでいたのか、又はどのように思考したら的中できていたかを解説していきます。
後付考察の場合もあるので、結果論だろ?と思われると思いますが、それで片付けてしまうことは非常にもったいない事と考えています。
ボートレースにおいて表面上の浅い予想だけは絶対に期待値の高い船券は買えません。中には、そもそも論理的に予想することが不可能なレースも確かにあります。例えばスタートの早い選手のドカ遅れ、ターンミスによる事故、フライングなどです。この辺が原因で大荒れしてとんでもない高配当が出てしまった場合は素直に諦めましょう。
しかし、7割程度のレースの着順は基本的にはそれなりの理由があり、後付でも説明が可能だったりします。その理由を後からでもしっかり探し当てることで、そのレースの結果を論理的に説明することが出来れば、未来のレースの考察に繋がります。これを繰り返すことで思考のパターンが増え想像力が膨らみます。
上記の理由により、期待値の高い船券を選ぶためにも後付考察も重要であると考えています。
この記事は定期的に考察を解説していきたいと思います。
本編
【8/10 桐生10R予選特別 3連単5-3-6 80540円】
出走表は以下の通り
オール地元戦。ベテラン中里さんのイン戦になります。
初日ということもありモーター相場はまだよく分かっていませんが、前半戦で①の中里選手が5コースから6着になっていたことが少し気になってはいました。
次に直近半年間の決まり手
イン逃げ率50%と信頼できるレベルではありません。更にやられ方もバランスよく多彩に負けているのでこれだけでは絞りにくい状況です。
次に展示データを確認します。
まず目につくのは④の関選手がチルトを05に跳ねていることです。安定版が使用されていたとは言え、攻め手は関選手になりそうです。実際展示タイムも1番出ていますし、スタート展示のスリットでもそこそこ伸びているようには見えました。
この時点4が捲り切れなかった時の1-4-56、捲り切った時の4-56辺りに目をつけてオッズの確認となります。
まず、1-4-56ですが、これはそこそこ美味しいと思いました。
4が捲りに行くことは見え見えの中で、23を潰してくれれば1-4-56で32倍〜42倍、更には5が捲り差してきて1-5-46、同じく6が最内を差してきて1-6-45
つまり
1-456-456
この6点で最低32倍〜281倍まであるのでかなり期待値高いと思い即購入しました。
4の捲り目である4-56に関しては、1番先に潰される3が入ってこない限り大したオッズにはなっておらず期待値が低いと判断して切り捨てました。
結局1-456-456のみ購入して、思考停止。これが最悪でした。
もっと考えるべきだったポイントは
1、①がそもそも逃げられるか
2、④が中途半端に行ってしまった場合
この2つは頭に残しておくべきでした。
まず、1ですが
①の中里選手の逃げ率は50%です。これは当然全てのレースの結果なので状況次第で見積もりを変えなくてはなりません。当日は9R迄で逃げが9レース中5回。特別インが強い日ではありません。
10Rは予選特別戦。比較的実力のある選手を集めたレースであり、攻めっ気たっぷりの④がいる中では、①の50%は40%以下に差し引いて考えるべきでした。
次に2ですが、
④の関選手は確かに展示タイムも出ておりスリット気配も良さそうでしたが、完全に捲れるほどの伸びではありませんでした。中途半端に出てしまえば3に抵抗されて飛ぶことも十分考えられたはずです。
上記の2つの懸念を合わせて考えると少なからずとも1番恩恵の大きい⑤頭のオッズ位は確認していたかもしれません。
①は逃げられない+④は③に飛ばされる
この可能性に気が行き届いていれば5頭から6を絡めて買えていた可能性がありますね。
現実問題として5-3-6を1点で当てるなんてことは不可能なので
実際の買い目は
1-456-456に加えて
5頭からの6の2着3着付
期待値的に考えてここまで買えていても良かったかなと思っています。
今回も後付考察になってしまいましたが、今回の反省を活かしていつかどこかでこんな大万舟をとってみたいですね。
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